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【社長エッセイ】Vol.13 訪問看護ステーションを立ち上げて変わっていった気持ちと今も変わらぬ気持ち

2023.11.22 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第13弾!

 

2023年11月19日
『訪問看護ステーションくるみ』は1周年を迎えることができました♡

代表のお二人が大好きなMr.Childrenの結成日から始まったこの社長エッセイも、
毎週同じテーマに沿ってお二人に書いていただいておりましたが、
今回のくるみ1周年を機に、エッセイも少し変化を加えよう!ということで、

5つの章立てを決めさせていただき、
各3節分にお好きなタイトルをつけて語っていただくことになりました!!

これまで以上にお二人のお人柄がよくわかるエッセイになるのかな、と
今からすごく楽しみです☺️💭

 

今回の章題は
『訪問看護ステーションくるみ1周年を迎えての振り返り』。

ハムさんと誠子さん
それぞれどんな内容のエッセイを書いてくださるのか、
お二人の違いにも注目しながら
これからも楽しんでいただければと思います😋

 

*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀

 

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
ちょっと最近また体重が増えてしまって焦っている代表の濱脇です。

寒くなりましたね。
朝晩と日中の寒暖差は非常に激しく、体調も崩しやすい時期に入ってきましたね。

 

さて、これまでいろいろな話をしてきましたが、
令和5年11月19日で、弊社『訪問看護ステーションくるみ』は一周年を迎えることができました。

これは、ひとえに従業員の皆さま、関係各所の皆さまのおかげです。

とてもじゃないですけど、私一人で迎えることなど到底できなかった一周年です。

ここから数回のエッセイでは、
この1年で感じた思いや、出来事、経験などの振り返りを
『訪問看護ステーションくるみ一周年を迎えて』を大題に
3回のテーマに分けてお話ししていけたらと思います。

では、今回も楽な気持ちでお読みくださいませ。

 

今日は『訪問看護ステーションくるみを立ち上げてから自分の気持ちがどう変化していったか』について。

病院で働いているときは、
ここまで地域看護というものにどっぷりと浸かれるとは思いもしませんでしたね。

 

地域でどのような支援が行われ、

病院から離れた患者さまがどのような生活をされ、

日常を過ごしておられるのかという知識が

ほぼなかったですから。

 

地域での看護師の役割というものについては、以前から興味はありました。

しかしながら、触れることがなかったんですよね。機会もないし。

そんな中、看護師としての経験年数は上がっていくわけで。

興味を持っているなら、一度の人生、冒険してみるのもいいのではと思いましたね。

 

以前にも書きましたけど、
私はそもそも企業の看護師になりたかったんですよね。

けど、コロナがあり就職は叶わなかった。

そんなときに目に留まったのが訪問看護で。

イメージすらなかったですね。

正直怖かったですしね、何したらいいんやろみたいな。

 

けれど、企業看護師の扉を開くために役に立つと思い、
訪問看護の世界の門戸を叩いて、今は訪問看護ステーションの代表(笑)。

人生とはこれだから面白いんでしょうね。

 

なんか看護師として今まで培ってきた考え方というものが、
いかに固執した“前にならえ”の考え方だったのかということに
訪問看護の世界に飛び込んでから気づくようになりましたね。

看護の本質は変わりません、もちろん。

それはどこで看護師をしていたって変わらないと思っています。

 

でもまあ、プライドがズタズタになりましたよね、この世界に飛び込んで。

新人看護師みたいにわからないことだらけ。

けれど、日常生活での対象者を見ることに新鮮味を感じていました。

 

そんな訪問看護という仕事に慣れてきたときに、
当時働いていた会社の体制などにいろいろ思うこともあり、
今、こうして立ち上げることになったわけなんですが。

じゃあ、立ち上げてみてどうだっかって?

雇われていたときに自分がどれだけ楽して仕事をしていたのかを身を持って感じています(笑)。

 

あれもこれもやらなきゃいけない。

それこそ事務仕事も営業も管理業務も訪問も相談支援や病院クリニックなどとの調整も・・・

そんな山積みになった「やらなきゃいけないこと」をしていくなかでも学びはあって。

 

機械的にこなしていくだけでいいならば簡単なことでも、

もっと柔軟な考えを持って取り組んでいかなければ
支援するにあたって対象者に不具合が発生してしまう・・・

ということもこの一年、感じてきました。

 

それこそ、この訪問看護だけでなく、

医療そのものが行き届いていない方々もたくさんいる、

訪問看護ってなに? っていう人もいる、

そんな制度を使えることすら知らない人もいる・・・。

 

世の中、これだけ医療が発達してきたと言われているのに
なんでそんなことが起きているのかを考えるようになりましたし、
そんな世の中を自分たちから発信して、
周りを巻き込んで変えていくことはできないのないだろうか
なんて、考えるようになっていきました。

 

もちろん、私も一人の看護師です。

そんなことできっこない、そんなことはできる人がやればいいって思っていたんです。

 

けれど、自分たちがそのできる人にならないと、
世の中の一ミリも変えることなんてきっとできない。

 

ステーションを立ち上げてから、
地域のいろんな場面を見てきて私の中で大きく変わった気持ちがこれです。

 

もちろん変わらないものもあります。

それは、看護師という仕事の素晴らしさを感じられるということ。

 

「3K」と呼ばれていた昔のイメージはまだまだ残ってはいます。

しかしながら、看護師って素晴らしい仕事よねって、働いていて日々思います。

生涯看護師。
私の変わらぬ気持ちがここです。

 

対象者に対してのケアの方法や、関係各所との話し合いでの考え方や発言の内容は、
いろんなことを知ることで徐々に変化してきているかなと感じますし、
何よりもこうやって一年一緒にやってきてくれた仲間が、
「本当に良いふうに変わってきたよね!」って言ってくれる嬉しさ、
それによって、行動や発言に今まで以上に責任もつきまとうようになりましたけど、
それはそれで必然なんだろうなと思いますし。

 

何より、諦め癖があった私が、
ちょっと踏ん張れるようになりましたからね(笑)。

看護師としてだけではなく、会社の代表としての立場となりましたからね、

いろんなことまだまだやっていかないといけないと思うし、
いろんな知らないことを知らないといけないと思うし、
考え方ももっと良いふうに変えていかないといけないんだと思います。

 

時に、プライドなんてものはかなぐり捨てないといけないときがくるんです。

そのプライドが、なんの役にも立たないときもあるんです。

そんな変なプラ イドに邪魔されないように、

しっかりと利用者を見つめ、
会社を見つめ、
従業員を見つめ、
世の中を見つめ、
自分を見つめ、

二年目に突入し、さらなる飛躍を遂げたい所存です。

 

次回はちょっと視点を変えて、
「自分にとって訪問看護ステーションくるみってどんな存在なの?」
というところも踏まえて振り返っていきたいと思います。

 

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『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。

看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!

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