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【社長エッセイ】Vol.14 訪問看護師としての自分と代表としての自分

2023.12.06 Mr.Childrenくるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第14弾!

 

最近急激に寒くなって体調を崩しやすい季節になってきましたね。

この時期になると、私はいつも副鼻腔炎に悩まされるんです。

今年はまだその恐怖がやってきていないので、
体調管理はうまくいってるんだなと思っている今日この頃な代表の濱脇です。

今回は、
『訪問看護師としての自分と代表としての自分』という題で
書いていこうと思います。

 

訪問看護師となって、今年でもう3年となります。

この業界ではまだまだひよっこなわけですが、
経験値がそこまで多くない中、
訪問看護ステーションの代表となって1年が経過しました。

正直、ここまでやってこれるなんて思ってもみませんでした。

 

訪問看護の世界に飛び込んでまだ3年しか経っていない中、
力を貸してもらったとはいえ代表になるだなんてね。

この3年、結構苦悩の日々を過ごしてきているな、というのが、
訪問看護師になった自分を客観視した正直な感想です。

そりゃね、それなりに3年間ガムシャラに駆け抜けてきましたからね、
それなりに仕事はできていると思います。

けど、まだまだなんですよね。

 

しかも、弊社は精神特化の訪問看護ステーションです。

私は、以前にもエッセイで書きましたが、外科畑出身です。

精神科ってすごい遠いところにあったわけで・・・。

もちろん、会社を立ち上げるまでに他社の訪問看護ステーションにて
それなりに経験を積んできたつもりです。

それでも、まー毎日わからないことがたくさんあって、奮闘しています。

 

そんな訪問看護師として奮闘する傍ら、 会社の代表としても毎日奮闘しています。

正直言っていいですか?
代表になってみて思うこと。

それは・・・

ああ、 雇われているときは、楽してたな自分って。

 

何も考えてなかったわけではないですけど、
面倒なこととか余計なことはあんまり考えなくてもいいじゃないですか?

それが今やプレーヤーとしても動いている傍ら、代表でもあるので、
まあ今まで考えたこともないことをたくさん考えないといけないわけで・・・。

しかしながら、弊社には強力なバックオフィスの人間がいるので、
普通の会社の代表に比べると余計なことは考えずに済んでいるのかもしれません。

 

それを差し引いたって感じるプレッシャーはすごくて、
時には自問自答して、時には考えるのすら嫌になって・・・なんてことをしながら
ちょっとずつ進んできて、1年が経ったというわけです。

 

私は、心の強い人間ではないので、
周りに助けてもらわないと一人ではどうにもできないところがあります。

現時点で一緒に働いてくれている仲間には本当に感謝しています。

ただただプレーヤーとして動いているだけであれば問題のない発言や行動に関しても、
会社の代表として考えたときに、
それは職員の前では出したらダメだよねってこととか、
そういう判断はよくないよねってこととかたくさんあるわけで。

頭の硬い人間なので、なかなか自分の中に落とし込むのに時間がかかるんです。

子どもが駄々をこねてる・・・みたいなとき、ありますもんね。

 

この1年で少しは考え方が変わったと思います。

けど、まだまだプレーヤーとしてだけの立場だった頃の
考え方や行動なんかが抜けないんですよね・・・。

それで、もう一人の代表である中野と
ものすごく無駄な言い合いをしたり、意見が対立したりすることもあって。

何してんのやろ・・・って思ったことなんて数知れず。

それで、また自分に嫌気がさして、反省して、
このままではダメだって思って前を向いて頑張っての繰り返しで。

 

そんな感じで歩んできた2023年11月19日。

まさに訪問看護ステーションくるみが1年を迎えたその日。

日曜日だったのですが、
友達が主催しているミスチル楽曲の生演奏イベントで司会を任されていました。

順調にこなしていたんですが、
そのイベントの最後に聞いたミスチルの曲が
この1年ガムシャラに駆け抜けてきたことと重なって、
人目も憚らず号泣してしまいまして。

イベントになんにも関係ない涙(笑)

けど、自然と出てきたその涙が
また次の一歩を踏み出す糧となるんだな、と後から思って頑張っています。

 

わからずやでメンヘラな性格の私です。

一緒に会社を運営しているメンツは、
私の扱いに困ったりしているんだろうな・・・ごめんね。
って思うことも毎日です。

けど、この1年「プレーヤーの立場」と「会社の代表としての立場」から見えたものもたくさんあります。

それは、きっと雇われていたあの何も考えていなかったときには
絶対見えなかったものなんだろうなと思うし、
また自分を一歩先へと歩ませてくれるもんなんだろうなと思います。

 

訪問看護師として3年、代表として1年。

まだまだひよっこです。

これからもたくさんの高い壁にぶつかるんだろうと思います。

登った時気持ちいいんですかね。

今の私にはまだわかりませんが、2年目も壁に立ち向かって行こうと思います。

今日はこの辺で。

 

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