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【専務エッセイ】Vol.34 訪問看護の初回訪問

2024.08.28 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第34弾!

 

残暑まだまだ厳しいですね。

連⽇35℃とか36℃とかいうニュースを⾒かけます。

⽇差しは⾮常にキツく、熱中症にもまだまだなりやすい季節ですね。

そのなかで、台⾵も発⽣しやすい時期になっていますね。

天候は訪問看護にとって、とても気になる事項の⼀つですので、天気予報をテレビに⽳が開くぐらい見ていることもあります(笑)。

 

夏バテ起こしていませんか?

若⼲夏バテ気味の代表の濱脇です。

利⽤者さんから身体がだるいとかお聞きすると、あーすごくわかるって最近思います。

さて、本⽇のテーマは『訪問看護の初回訪問(私⽬線)』です。

ごゆるりと本⽇のエッセイをお読みいただければ幸いです。

 

精神訪問看護にかかわらず必ず経験するのが、初回訪問。

この初回訪問、緊張するんですよね。

緊張が伝わると利⽤者さんも緊張してしまうので、緊張していませんよ〜という雰囲気を醸し出すことが⼤切なのですが、新しい⼈に会うときって誰でも緊張しますよね。

新しい場所に⾏くわけですし、周囲の駐⾞場とかもわからないし、コンビニや⼤きなショピングモールなど⽬印になるものがあるかどうかも気になりますし。

 

訪問時間にお伺いできない、遅刻してしまう、なんてことは失礼に当たりますからね。

利⽤者さんにもご予定があるでしょうから。

⾏く道でも緊張、お会いしても緊張ですよね。

 

私も訪問看護を始めた頃は、ものすごく緊張していました。

なんか、看護学⽣の頃に初めて実習に⾏くときのような感覚と⾔いますか、病院とはまた違い、ご⾃宅にお伺いをする、施設にお伺いをするということがとても特別な感じがしたのを覚えています。

今思えば、そんなに特別なことでもでもないし、なぜあんなに緊張していたんだろうなとは思います。

けれど、訪問看護について、知識は今よりも希薄で、看護技術に関しても⼿術室で⻑年働いてきたこともあり不得意だったことも影響していたんだろうなと今は思いますね。

 

震えていたそうです(笑)。

先輩看護師に怒られました。

緊張が伝わってしまって、いつもに⽐べたら全然話してくれなかった、と。

反省しましたし、ものすごく凹みましたね。

経験値が役に⽴たなかった瞬間でしたので。

 

コミュニケーションに関してはそれなりに⾃信を持っていましたが、再度患者さん、利⽤者さんとのコミュニケーションをしっかりと学んでいくきっかけにもなったので、私にとってみたらあの経験ができたことはすごくよかったのかもしれません。

それがなければ、知ったかぶり、できているふりでずっと続けていたのかもしれません。

そう思ったら、ものすごく怖さを感じます。

看護師を⻑年やってきたことへの慣れではなかったのかなと⾃⼰評価しています。

その経験があったからこそ、また新たにしっかりと勉強する気にもなりました。

看護師はどこまでいっても⾃⼰研鑽が必要で、得られるものはまだまだある、成⻑できると思わせてくれた初回訪問だったと思いましたね。

 

知らない世界って怖いですよね。

けれど、ワクワクしますね。

こんな歳になって、看護にまたワクワクを感じられるなんて思ってもみませんでした。

世界は広いです。

知りたいことがいっぱいあるし、未来にやりたいこともいろいろあります。

 

看護師になってから外科中⼼に過ごしてきましたが、精神科の世界に⾶び込んで、その⾯⽩さを感じ、難しさを痛感しながら毎⽇を過ごしています。

毎⽇働いていて、精神訪問看護に関しては、連携部分であったり、いろんな⽅の理解であったり、⽀援⽅法であったりがまだまだ発展途上という感じがします。

もっとこうあればいいのになって思えるようになってきました。

初回のときはあんなに震えていた訪問が嘘みたいですよね。

 

なんかね、思うんです。

怖さを忘れてしまうといけないって。

慣れって怖いです本当に。

常に起こることのリスクを考えながら、その対処法を考えながら、看護を提供していくことが、⾃⼰研鑽にもつながっているような気もしますし、質の向上にもつながっているような気もします。

初回訪問のときに怒られましたけど、緊張したっていいんじゃないか、失敗したっていいじゃないかって今は思えるぐらいにはなりましたかね。

ずっと緊張、ずっと失敗はダメですけどね(笑)。

 

緊張や失敗などから⾃分が何を得たのか、⾃分には何が⾜らないのか、どうしていけば解決できるのかを常に考えていかないとね。

衰えます。

 

弊社の経営管理の⽯森さんがよく⾔います。

「無理って⾔わないで、できる⽅法を考えて」って。

そのとおりやなって思います。

無理って⾔ったらそこで終了ですからね。

 

会社としても、訪問看護ステーションくるみとしても、できる⽅法を常に模索しながら、質の良い看護を提供していく。

それが回り回って、社会貢献にもなればいいな〜なんて考えています。

ダラダラと話しましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、また。

 

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