クルミのアトリエ クルミのアトリエ TOPへもどる

産後うつ支援を受けるには?関西の取り組みや地域連携について解説

2024.09.09 精神科訪問看護とは

育児がつらい、産後うつかもしれないと思っている方の中には、どこに相談すればよいかわからなかったり、受診しづらかったりする方もいらっしゃるでしょう。

相談できるところは、お住まいの自治体や出産された産婦人科、病院などさまざまです。各医療機関や支援団体は連携して産後の女性を支えており、必要に応じて訪問看護を受けることも可能です。

この記事では、関西地域での地域連携についてやそのメリット、相談先についてお伝えします。相談先を迷っている方や、自宅でサポートを受けたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。


【関西】産後うつ支援の地域連携とは?

各自治体では、産後うつに対する支援や精神面でのサポートを行っています。さらに、自治体と医療機関、支援団体等は連携して産後の女性を支えているのです。
各機関が連携することで、それぞれの利用者様の状況に応じたサポートが可能です。

上記の取り組みによって、自分ひとりではどこに支援を求めたらよいかわからない場合でも、適切な支援先につなげてもらえるでしょう。

例えば大阪府では「もしかして産後うつ?」と悩んでいる方が、最初の相談窓口として利用できる「大阪府妊産婦こころの相談センター」が設置されています。

各専門機関や適切なサポートにつなげてもらえるため、一人で悩まず、まずは自治体へ相談してみましょう。



参照:大阪府妊産婦こころの相談センター/もしかして、産前産後うつ?



関連記事:【大阪府】産後うつケアの現状とは?受けられる支援や制度を解説


関西の地域連携にて受けられる産後うつ支援

「産後うつかも……」と思っている方が適切なサポートを受けるには、以下の方法が挙げられます。

・地域の支援や制度を利用する
・医療機関のサポートを受ける
・訪問看護を利用する

1つずつ解説します。


地域の支援や制度を利用する

それぞれの自治体では、妊産婦への支援が実施されています。

例えば大阪府では「大阪府妊産婦こころの相談センター」が設置されており、大阪市では産後ケア事業の中に精神的ケアを受けられる「こころサポート」があります。
それ以外にも「こころの電話相談」や、各保健所・保健センターが相談窓口として設置されているのです。

また、各地域に設置されている地域子育て支援センターへの相談も可能です。



参照:大阪市/産後ケア事業のついて


医療機関のサポートを受ける

「育児に対する不安が強い」「何に対してもやる気がおきない」など、産後うつを疑う精神症状がある場合には、医療機関に相談するのも大切です。

医師の診察を受け、必要に応じて心理療法や薬物療法などの治療を検討します。中には、心理士による専門的なカウンセリングを実施している医療機関もあります。

「産後うつかも……」と悩んでいる方は、産婦人科のかかりつけ医もしくは精神科や心療内科のクリニックに相談してみましょう。


訪問看護を利用する

「産後うつと診断されたけれど、通院するのが難しい」とお悩みの方は、訪問看護を利用することも1つの選択肢です。
訪問看護は、医師が「訪問看護指示書」を発行することで受けられます。一度は医療機関を受診する必要があるものの、その後のケアや支援は自宅で受けられるのが特徴です。

産後の体で、かつ赤ちゃんを連れての外出や通院は負担が大きいため、自宅でケアを受けられることのメリットは大きいでしょう。



関連記事:産後うつで訪問看護は利用できる?受けられるケアやメリットを解説


【関西】産後うつ支援や医療ケアを受けるまでの流れ

「育児がつらく誰かの力を借りたい」「産後うつかも」と思った場合に、どこに相談すればよいのか、どのような流れで訪問看護を利用できるのかについて解説します。

前述した通り、自治体と医療機関は連携体制にあるため、まずは自治体の支援制度を利用したり担当窓口に相談したりするのがよいでしょう。育児に対するサポートを受けながら負担を減らし、話を聞いてもらうことでストレスの軽減が期待できます。

その中で、精神的な負担が大きく産後うつかもしれないと判断された場合には、医療機関の受診を勧められることもあります。気分の落ち込み、意欲の低下などの精神症状があり、日常生活に支障を期待している場合などは、直接医療機関を受診するのもよいでしょう。

医師の診察を受けたうえで、定期的な受診が難しい方や自宅でケアや支援を受けたいという希望のある方は、訪問看護の利用を打診されることもあります。利用可能な訪問看護ステーションを紹介してもらえるので、一度利用したい旨を相談してみましょう。


産後うつ支援を受けるなら関西の地域連携について理解しておこう

産後うつかもと思ったら一人で抱えこまず、まずは誰かに相談することが大切です。
相談先としては、お住まいの自治体や精神科や産婦人科といった医療機関、訪問看護ステーションなどが挙げられます。



相談先に迷っている方は『訪問看護ステーションくるみ』に一度ご相談ください。
利用者さま一人ひとりに合わせたケアや支援を提案いたします。利用を検討している方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ・
採用Contact/Recruit

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

81-06-6105-1756