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【専務エッセイ】Vol.46 しんどいときに「しんどい」と⾔える勇気とその後の⾏動の⼤切さ

2025.02.05 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第46弾!

 

お世話になります。

最近、お腹を壊してトイレがお友達になっている代表の濱脇です。

トイレという空間はプライベート感満載で結構好きなんですが、ずっとこもっているとしんどくなりますね(笑)。

 

さて、今回は『しんどいときに「しんどい」と⾔える勇気とその後の⾏動の⼤切さ』いうタイトルで少しお話できればなと思います。

ごゆるりとご拝読いただければ幸いです。

 

さっそくですが、率直に聞きます。

『しんどいときに「しんどい」と素直に⾔えますか?』

 

さまざまな意⾒があると思います。

素直に⾔えれば世話ないよ、なんて思う⼈もいるでしょう。

かくいう私も、素直に⾔えないんですよね。

なぜなら迷惑をかけてしまったらどうしようって思うから。

特に仕事の場⾯では。

変な気の遣い方だということは、頭ではわかっているんです。

けれど、なんかそう思ってしまうんですよね。

 

もちろん⼗⼈⼗⾊なので「そんなの⾔わなきゃしんどいままでしょ?」って⾔われたらそうなんです。

「⾔わなきゃわかんないのになんで⾔わないの?」って⾔われたらそのとおりなんです。

 

けれど、世の中には⾔えない⼈がたくさんいるはずなんです。

⾃分軸で物事を考えるのが苦⼿な⼈が多いからだと私は思っています。

私もそうなのです。

結構苦しいんですよね、これ。

⾃分さえ頑張れば、誰にも迷惑かからないしって……。

 

それで無理をした結果、迷惑がかかっていたりするんですよね。

「しんどい、しんどい」と⾔う割には「休めっ」て⾔われると抵抗してしまう。

私の悪い癖なんです。

相⼿からしてみれば、もうかける⾔葉が⾒つからなくなりますよね。

「じゃあどうしてあげたらいいのかわからんわ」って⾔われると凹んだりするんですよ。

私って面倒くさい⼈間だと思います、本当に。

 

しかしながら、対象が⾃分ではなく他⼈や家族だと「しんどいんやったら休めばいいやん」って平気で⾔うんです。

なんてひねくれているんでしょうね。

こういうところが⾃分で嫌になるんですよね。

思い当たる節がある⼈もたくさんいるのではないでしょうか。

 

結構、こういうことで悩んで精神的にしんどくなる⼈って多いと思うんですよね。

ほんとに精神⾯の悪化の原因が日常に潜んでいるなって思うんです。

 

いろんな⼈に⾔われます。

『素直になればいいのに』って。

 

頭でわかっていることが、⾏動としてできない。

もどかしいですよね。

結構勇気いるんですよね。

 

けれど、最近思います。

その勇気って持たないと⾃分で⾃分を苦しめてしまうんだって。

相⼿や周囲に迷惑がかかるかもしれないけれど、その勇気⼀つでもっと迷惑がかかる事態を回避できることもある。

 

だって、倒れたらどうします?

⾵邪をひいていて(今の時期ならインフルエンザやコロナなど)でしんどいけれど休めない。

「迷惑かけてしまう」って思って出勤して働いて、結果たくさんの⼈に感染させてしまったとしたらどうでしょう?

本末転倒ですよね。

 

そんなことをちゃんと考えられればいいんだと思いますが、「しんどい」ばっかり⾔っていると私みたいなことになるんです。

⼤切なのは、その後の⾏動です。

病院に⾏く、薬を飲む、休みをもらう、仕事に優先順位をつけて、しなくていいものはしんどいときにしない、⾷べるものに⼯夫をする、ゲームをしたりYouTubeを見たりばっかりにならないで早く寝る、ちょっとお⾵呂に浸かってみる、マッサージに行ってみる、何もせずにぼーっとしてみる、ストレスを溜めないような環境作りをする……それこそ、精神の訪問看護を受けてみる、などなど。

できることはめちゃくちゃあるんですよね。

 

けれど、これがまぁしんどい渦中は思いつかないのです。

なので、しんどいときこそ冷静に、とは思いますね。

私も最近⼼がけてはいますが、うまくいきません(笑)。

なんでしんどいのか原因を探ってみないと、きっと解決はしないんだろうなって思います。

 

けれど、意味もなくしんどいときありますよね。

原因がわからないとか。

きっとあるんです。

ないと思い込んでいるだけかもしれないです。

ストレス社会と⾔われる現代で、しんどいと簡単に言うのもちょっと印象が悪かったりもありますよね。

かといって我慢すると「なんで⾔わなかったんだ」って⾔われるんですよね。

難しい世の中です。

 

それでも、ほんとにしんどいときは勇気を出して「しんどい」って⾔いましょうね。

そして、その後そのしんどさを緩和するための⾏動をとることの⼤切さもみなさんちゃんと考えていきましょうね。

 

今回は結構偏ったお話でしたので、共感できない⽅もたくさんおられたかもです。

⼗⼈⼗⾊

それでいいんだと思います。

 

また、こんな話があればコラムにて書きますね。

では、今回はこの辺で。

 

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