今回のテーマは、『学生時代の思い出』ということで、お話ししていきたいと思います。
学生時代というといろいろあるとは思いますが、ここでは看護学校時代の思い出について話していこうかなと思います。
看護学校時代の思い出というと、いろいろ思い出してみたんですが、これといってありません(笑)。
しかしながら、そうもいきませんので思い出したことをお話ししていきます。
以前、『看護師を目指したきっかけ』のところでお話ししましたが、私は看護学校に入学するのに1年浪人生活を送っていました。
「合格」の2文字を見たときは、親とともに家で泣きましたね。苦労をかけた分、合格はものすごく嬉しかったのを覚えています。
しかし、まだ看護師になったわけではないため、ここからが看護師になるための戦いの始まりでしたね。
浪人時代は、まあ運動もせず勉強に明け暮れていたので、ブクブク太り……、実は今よりも太っていました。スーツが入らなくてねぇ……(汗)。入学式のためにスーツ買いましたからね。
入学してからは、規則正しい生活になります。
というのも、実は看護学校には学食があり、お昼に関しては栄養バランスやカロリーなどが計算された食事を食べることができました。
何を思ったのか、昼食に時間をかけて食べはじめます。このまま太ってたらあかんとそのとき思ったんでしょうね(笑)。
昼休みは1時間、そのうち半分の30分をかけて食事をするようになりました。
そしたらね、入学して半年でなんと23キロも減量。思えば、そのときが、人生で一番痩せていました。入学式で購入したスーツはブカブカで着られなくなり、持っていた服をすべて買い直す羽目になります。別角度で親に迷惑をかける始末……。ちなみに体型は、3年間キープしましたよ。
えぇ、3年間です。このことから皆さんお察しのとおり……(笑)、今の体型になったのは看護師になってからです。歳もとってきて、そろそろ痩せなきゃ本当にやばいと思う今日この頃……。
あー、なんてうっすい内容だこと。
他は、なんでしょう……。
そういえば、看護学校に無事入学しましたが、男性の同級生は私を合わせて3人。先輩の男性はたったの1人。今では考えられない感じですよね。
倉庫みたいなところが、男子の更衣室兼休憩室となっていました。まあ、そこではいろいろ遊んでましたね。楽しかったのを覚えています。
ボールを投げたりとか、教室の窓際に飲んだ後のコーヒー缶を並べていって、いつばれるか、みたいなのをやったりとか……今思えばしょうもないことをたくさんしていました。
大きな思い出として残っているとすれば、3年生のときにあった、看護観の発表会と新入生歓迎会、卒業式の送る会ですかね。
看護観発表会では、内容を鑑みて発表者が2人選ばれたんですけど、そのうちの1人に選ばれてですね。そのとき、他の看護学校の生徒や病院の指導者なんかもたくさん来ていて、200人くらいの前で看護観を発表したのを覚えています。
看護学生のときの看護観をまとめた冊子に関しては、20年以上たった今でも大事にとってあります。
あとは、その新入生歓迎会と送る会ですよ。
なんでこれを覚えているかというと、うちの母さんが爆笑をかっさらっていったからなんですね。
学生が前に出て、親を紹介して挨拶をする、みたいな時間があったんですけど、うちの母さんは頼まれてもいないのに司会者のマイクを奪い、まあ喋る喋る(笑)。それを止める息子、「ええやないの」とマイクを離さない母親w
新入生歓迎会と送る会の2回それをやってですね……。もうほぼ漫才。
喋りが典型的な大阪のおばちゃんなもんでね、話は途切れないわ、急に話を振ってくるわ、私は恥ずかしいから顔隠すわで……。
そりゃね、看護学生時代の思い出といったら、勉強大変やったとか、実習大変やったとか、体育祭で上級生とバチバチの関係で対抗してたとか、実習が始まる1週間前に学校の前の交差点で、原付に乗っていてガードレールにぶつかって、血を流しながらも「大丈夫」って言うて乗って帰ったとか……いろいろありましたよ? けどね、もうあのインパクトは忘れもしない(笑)。
ただ、自分の親やなぁとちょっと思った部分もあるわけで。お笑い好きやしね、私もマイク向けられたら持つ方ですしw遺伝子は譲れませんね。
今思えば、いい思い出です。
私の通っていた看護学校は、校舎が新しくなったか移転したかで、もう昔の校舎はないんですよね。それを思うと少し寂しい感じもします。
出勤するとき、前をよく通るんですよ、看護学校があったところの。
そのたびに看護学生時代のことを思い出したりします。
看護学生時代にもう一度戻りたいかって聞かれたら……やっぱりしんどいことが多かったので二度と嫌だと答えますね(笑)。もうあんなつらいことは経験したくない。
ま、そのつらさ、しんどさがあったからこそ、今看護師として働けているんだとは思いますけどね。
今回も、しょうもない話にお付き合いありがとうございましたm(_ _)m