幻覚で虫が見えるのはストレスのせい?考えられる原因と対策
精神科訪問看護とは
「壁に虫がたくさんいる」「虫が体に登ってくる」
このような症状が繰り返されており、悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
幻覚は、ストレスによって起こるケースが少なくありません。
なかには、精神疾患から幻視が生じており、治療が必要となる場合もあります。
この記事では、幻覚で虫が見える原因について解説します。
ストレス以外に考えられる幻覚の原因や対処法も紹介しますので、ぜひご覧ください。
虫が見える幻覚は精神的ストレスが原因となる
実在しない虫が部屋の中に大量に見える、自分の体を虫が這っているなどの症状は、精神的ストレスによって引き起こされる「幻視」の症状です。
仕事や人間関係、金銭面の悩みなどを抱えていると脳に異常が生じ、幻覚を見るようになる場合があるのです。
また、虫だけでなく、部屋に人がいる、知らない声が聞こえるなどの症状を訴える場合もあります。
ストレス以外に幻覚で虫が見える原因
ストレス以外にも、幻覚が見える原因はいくつかあります。
・精神疾患
・薬の副作用
・睡眠不足
・飛蚊症
詳しく見ていきましょう。
精神疾患
精神疾患が原因で幻覚が起こる場合があります。
幻覚の原因として考えられる精神疾患は、以下の通りです。
・統合失調症
・双極性障害
・うつ病
・レビー小体型認知症
・アルコール依存症
精神疾患による幻覚は、早期からの治療が悪化を防ぐポイントとなるため、放置せず早めの受診を心掛けましょう。
参照:厚生労働省/統合失調症
関連記事:統合失調症の初期症状とは?経過や悪化防止方法も解説
薬の副作用
薬の副作用や、薬物の使用によって幻覚が生じる場合もあります。
精神疾患に使用する薬の副作用として「薬剤性せん妄」が生じ、幻覚を見る場合があるのです。
また、覚せい剤などの薬物使用によって、幻覚が生じる場合もあります。
参照:厚生労働症/薬剤性せん妄
睡眠不足
過度の睡眠不足も、幻覚が見える原因です。
継続的な寝不足は、幻覚や幻聴などの症状を引き起こすとされています。
働き過ぎで眠れない日が続くと、脳が十分に休息できず、幻覚が見えてしまう可能性もあるのです。
また、ナルコレプシーなどの睡眠障害も、幻覚が見える原因とされています。
飛蚊症
眼球の問題で虫が飛んでいるように見える「飛蚊症」を幻覚と錯覚する場合もあります。
眼球の老化や、眼球内で起こった出血により、視界に虫が飛んでいるように感じるのが飛蚊症の正体です。
高齢の方だけでなく、若い方に起こる場合もあるため、幻覚が見えていると勘違いするケースもあります。
幻覚の原因が精神的な要因か、眼球の問題によるものかを明確にするためには、医療機関で検査を受けるとよいでしょう。
幻覚で虫が見えるときの対処法
幻覚が見える場合の対処法として、以下があります。
・休養を取ってストレスを解消する
・精神科や心療内科に相談する
・訪問看護を利用する
上記について、詳しく解説します。
休養を取ってストレスを解消する
疲れや睡眠不足で幻覚が見えている場合は、十分な休養を取ることが大切です。
心が疲れている場合は、仕事や人間関係の悩みを忘れ、ゆっくりと休む必要があります。
また、休養中の運動や趣味などによるストレス解消は、幻覚症状をやわらげるための重要な要素です。
精神科や心療内科に相談する
幻覚が見えた場合、早めに精神科や心療内科へ相談することも重要です。
ストレスや睡眠不足はもちろん、精神疾患が背景にある場合も、専門医の検査と治療が重要となります。
虫が見えたり、見知らぬ声が聞こえたりした場合は、早めに医療機関で検査を受けましょう。
訪問看護を利用する
精神疾患が原因の場合、訪問看護も治療の選択肢の1つです。
訪問看護では、看護師が利用者さまの自宅に伺い、1対1で幻覚のケアを実施します。
幻視や幻聴の影響で自宅を出られなくなる方も少なくありません。
通院が難しい方や、自宅の安心できる環境で治療を受けたい方は、訪問看護の利用も検討してみてください。
幻覚で虫が見えるときはストレス解消を意識しよう
幻覚で虫が見える場合、精神的ストレスが溜まっているかもしれません。
日頃の生活で疲れが溜まると、急に幻覚が見えるようになり、パニックになる方もいます。
虫以外にもさまざまな幻覚症状が出現した場合は、早めに医療機関で相談しましょう。
『訪問看護ステーションくるみ』では、幻覚の治療におけるケアや日常生活のサポートを提供しています。
利用者さま一人ひとりの症状や環境に合わせたケアを提供し、幻覚で悩む方の生活や社会復帰をサポートします。
精神科訪問看護のサポートが必要な方は、お気軽に『こちら』からお問い合わせください。