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【専務エッセイ】Vol.74 今さら語る私なりのMr.Childrenのすごさ

くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第74弾!

 

時々寒くなる日がありますね。

これはきっと「花冷え」ってやつですよね。
こういう日は風邪をひきやすいのでお気をつけてください。
最近、副鼻腔炎に悩まされていた専務の濱脇です。

さて今回は、Mr.Childrenの最新アルバム『産声』が出たこともあり、改めて今さらではありますが、私なりにそのすごさを話してみたいと思います。

 

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

06-6105-1756 06-6105-1756

平日・土曜・祝日 9:00〜18:00 
【日曜・お盆・年末年始休み】

※訪問は20時まで
対応させていただいております。

 

心の奥にあるものを、すくい上げてくれる音楽

Mr.Children(以下ミスチル)のすごさって
ただ「名曲が多い」とか「昔から売れている」とか、
そういう一言では到底足りないんですよね。

ミスチルは1992年にデビューして、今年で34年目。

長く活動しているバンドは他にもたくさんありますが、
私にとってミスチルは、ずっと心の奥にある、
うまく言葉にできない部分を歌にしてくれる存在なんです。

元気な日は元気な日なりに響くし、
しんどい日はしんどい日なりに入ってくる。

同じ曲なのに
そのときの自分の状態で聴こえ方が変わる。

ここがまず、すごいところだと思います。

きれいごとだけじゃないところも好きなんですよね。

ただ前向きなだけでもないし、ただ暗いだけでもない。

頑張ろうと思っているのに頑張れないときとか、
もういいやと思いながら本当は諦めきれていないときとか、
人の中にある矛盾をそのまま置いてくれる感じがある。

無理にまとめないし、雑に励まさない。
その“余白”が、なんとも言えずちょうどいいんです。

「わかるなあ」で終わるだけじゃなくて
「そこ見てくれてたんやな」と思う瞬間がある。

自分の解釈だとわかっていても
「わかってくれている」と感じるあの感覚があるんですよね。

 

音と表現がつくる、ミスチルにしか出せない世界

歌詞ばかり注目されがちですが、やっぱりメロディーも強いです。

あの4人じゃないと出せない空気感があって
1音の中に多くの言葉が詰まっているのに、忙しく感じない。

サビで一気に景色が開ける感じや
曲全体で物語が出来上がっていく感覚は、
まるで一本の映画を見ているようです。

逆に、あえて盛り上げすぎずに余韻を残す曲もあって、
そのバランスが本当に自然なんですよね。

だから、ライブで聴くと泣いてしまう。
わざとらしくないのに、ちゃんと心に残る。

気づいたら口ずさんでいるし、
何年か経って急に刺さり直す曲もある。

若い頃に好きだった曲が
大人になってから違う意味で響くことも多い。

ミスチルって、こっちの人生に合わせて深くなっていくバンドやなと感じます。

 

『産声』に感じた、今も続く「現在進行形」

2026年3月25日に
最新アルバム『産声』が発売されました。

タイトルを見たとき、
「ん?産声?珍しいタイトルやな」と正直思いました。

でも聴いてみると、
最初から最後までの流れが本当に良くて、
全曲新曲なのに、いい曲ばかりで。

34年も活動してきているのに
まだ何かが生まれる瞬間の音がするというか、
今も動き続けている感じがあるんですよね。

ただ、昔のように「これから明るい未来がある」という感じではなくて、
「今を大切にしている」そんな空気を強く感じるアルバムでした。

ベテランの安定感はもちろんあるけれど
それだけでは終わっていない。

落ち着いてまとまった作品というより
まだ揺れながら何かを生み出そうとしている感じがします。

“円熟”という言葉で片づけられがちですが
それだけでは収まらない。

「まだこんなメロディー作れるんや、すご!」
と素直に思いました。

無理に若いふりをしているわけでもなく
そのバランスがすごく心地いい。

桜井さんが今でも歌の研究を続けているという話もありましたが、あれだけの存在になってもなお学び続けている姿勢には、本当に驚かされます。

静かな曲でも決して薄くないし
強く叫ばなくても伝わるものがある。

そういう表現ができるのは
やっぱりMr.Childrenの4人だからなんだと思います。

 

結局、ミスチルのすごさって「若い頃に好きだったバンド」で終わらないところにあると思います。

懐かしいで終わるのではなく
今の生活の中にも自然と入り込んでくる。

移動中や少し疲れている帰り道、
考えごとがまとまらないときに
ふと流れてくると妙に刺さる。

大げさではなく、そっと横に来てくれる感じ。

私にとっては、精神的な支えの一つです。

『産声』を聴いて改めて思ったのは
ミスチルは“過去のすごいバンド”ではないということ。

今もちゃんと現在進行形で
人のこころに届く曲を作り続けている。

ずっと聴いてきた側からすると
安心というより、まだ期待させてくれる。
その感覚が、うれしいんですよね。

私にとって、やっぱり特別な存在です。

さあ、今日もミスチルとともに仕事、頑張ろうかな。
では、今日はこの辺で。

この記事を書いた人

濱𦚰直行

株式会社Make Care 専務取締役COO

濱𦚰 直行

看護師

オペ看護師としての豊富な経験を活かし、精神科訪問看護の現場へ。地域密着型のケアと現場主義を貫く実践派。石森・中野とともに株式会社Make Careを創業し、現在は訪問看護ステーションくるみの統括責任者として、現場支援と組織運営の両立に挑んでいる。

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