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【第一回社長エッセイ】看護師を目指したきっかけ

2023.05.17 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

ちょっとずついろんなことをお話ししていければと思います。今回のテーマは、「看護師を目指したきっかけ」です。

最初から、看護師になろうと思っていたわけではないんですね、実は。
小さいときから医療系のドラマが好きでよく見ていました。特に見ていたのが、海外ドラマの『ER 緊急救命室』。当時、医療系のドラマは日本ではあまり放送されていなかったように感じます。ERを見ながら、医療用語なんかは全然わかんないけど、かっこいいなぁと思って見ていました。

具体的に医療系に進もうと思いはじめたのは、中学生のときじゃないかなと思います。
私には姉がいるのですが、姉が看護学校に入学したのが、今思えばきっかけかもしれないですね。
その当時、姉とあまり仲が良くはなく、姉に対して対抗心を燃やしていた時期でした。姉に憧れたわけではなく、姉に負けないようにと思い、医療系に進もうと漠然と考えはじめていたような気がします。
だからといって選んだわけではなかったのですが、私が通っていた高校は、珍しく文理系というのがある学校で、看護師になりたい、医療系に進みたいと思う人がそれなりにいる高校でした。偶然の産物ですね、本当に。

実は最初、救命救急士になりたかったんですが(ERの影響ですかね。笑)、いつのまにか看護師のほうに気持ちが傾いていました。
入院して看護師さんによくしてもらったとか、看護師のドラマを見てとか、親が看護師でとか……いわゆる、きっかけのようなものはまったくもってなく、いつのまにか看護師を目指していた、というのが本当のところです。
親族関係で、看護師なのは私と姉の2人、あとはいとこが薬剤師なだけで、他に医療系の仕事に就いている人はいません。救命救急士になりたかった私がなぜ看護師を目指すことにしたのか……不思議ですね。
もう、そんなことを思っていたときから気づけば20年以上が経過しました。

本格的に看護師になろうと決めたのは高校3年生に進級するときですかね。
姉は年が4つ上でその年、看護師国家試験に合格し看護師となりました。うん、やっぱりそれが決め手となったのは間違いないと思います。

高校3年生といえば、受験ですよね。
いざ自分が受験シーズンに入ると、なぜかまったく勉強をする気がなくなり、高校から看護学校入学の推薦までもらっていたのに、落ちました。
途方に暮れるも、看護師になりたいという気持ちは消えなくて、親に頼み込んで、1年間看護医療系の予備校に通いました。
次の年は、落ちた看護学校を再度受け直すかたちをとり、見事合格。看護師になるための道を歩み出すことになります。

看護学校に入学し、実習や看護師国家試験などさまざまな試練を経て、晴れて念願の看護師になったにもかかわらず、看護師をやめようと思ったことなんて数え切れませんね(笑)。
時には、看護師という仕事は自分の天職だと思っていた時期もありましたけど、向いていないのかなぁ……なんて思うことも多々ありで。

でも今は中学生のときの自分に言ってやりたいですね。
あのとき姉に対抗心を持っていたのは間違いではなかったぞと。今、立派にかどうかはわからないけど、看護師としてそれなりにやってるぞと。

そんな対抗心を燃やしていた姉は今、看護師を卒業し、なんと郵便局員として働いています(笑)。振り幅がすごいって。今は、仲良くやってますよ。嫁いだので年に1回くらいしか会わないですけど、会うと医療の話になりますね。

確実に言えるのは、姉がいなければ、私は看護師になっていなかったのではないかということですね。ということは、今みたいに起業していなかったでしょうし、共同代表にも会うことはなかったということになります。

看護師になると言ったときは、親も姉もちょっとびっくりしていましたけどね。ほんと、人生ってわかんないもんですね。だからこそ、面白いのかなぁなんて柄にもなく思います。
看護師になるということをなんの反対もせずに送り出してくれた親にも感謝しています。受験浪人になったときは、どう思っていたかわかりませんが、予備校に通わせてくれましたしね。

きっかけというきっかけがあったわけでもないのに、こんなにつらつらつらつらしょうーもない話を読んでくださっている皆さん、ありがとうございます(笑)。

私が看護師を目指していた頃は、男性が看護師になるっていうのが、まだまだ世の中的にはなんで? という時代で、「男子トイレがないからうちでは受け入れできません」と何件もの看護学校に断られ、入学できる学校を必死に探していたときのことを思い出します。
今では、看護学校のクラスに男性がいるのが当たり前の時代となりました。男性も求められています。

これを読んで、私も看護師になりたい(そんな奴おるんかな……笑)と思ってくれたらいいなぁなんてちょっとだけ思います。きっといないでしょうけど……。なると決めたら、突っ走りましょうね。
あと、何がきっかけになるかなんて本当にわかんないですよ。大人になってからだって看護師になりたいと思う人もたくさんいますしね。

看護師を目指している皆さん、いいことも悪いこともあるけど、看護師っていう仕事は楽しいし、やりがいがありますよ。頑張って!

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