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訪問看護ステーションに転職したい方向け|病棟との違いや訪問看護のやりがい、メリットも解説

2023.07.06 精神科訪問看護とは

訪問看護をしている人の画像
看護師として働く現場は幅広く存在しますが、その中でも注目されているのが訪問看護です。
訪問看護ステーションへの転職を検討している看護師の中には、病棟での看護との違いや、働くやりがい、メリットを知りたいという方もいるのではないでしょうか。
今回は、訪問看護で働くやりがいやメリットを中心に紹介していきます。


訪問看護ステーションのお仕事とは?

訪問看護とは、医師の発行する指示書をもとに利用者さまの居宅へ訪問し、居宅において、ご本人の症状や困りごとに合わせた看護サービスを提供します。
また、利用者さまへ関わっているご家族の方とも関わり、必要に応じて本人の生活をサポートする上でのコツや注意点を指導します。


訪問看護で実施する内容

訪問時間は30分〜60分程度で、移動は主に自転車や車です。
実施する内容は多岐にわたり、その利用者さまごとに必要な内容を考えて実施しています。例えば下記のような内容が、訪問看護で実施する内容です。


  • ・バイタル測定や聴診をして身体状態の確認
  • ・日常生活が送れているかの確認・相談に乗る
  • ・処方された薬が飲めているか、副作用の有無なども確認
  • ・必要に応じて清潔ケアの実施 など

また、利用者さまの様子や状況をスタッフ間で共有しカンファレンスをしたり、必要に応じて主治医へ連絡したりなど、他職種での連携も欠かせません。

詳しくは「精神科訪問看護とは」のページにて紹介しています。
併せてご覧ください。


訪問看護の強みややりがい

病院やその他の看護の現場と比べて、訪問看護だからこそ経験できることややりがいが多くあります。


1人1人とじっくり向き合うことができる

訪問時間は決められていますが、その間は利用者さまの話にゆっくり耳を傾け、深く関わることができます。
バタバタしている病院のように、途中から他の人に話しかけられたりケアが入ったりすることがありません。
医療的な介入がありながらの日常生活との、長い付き合いになっていくため、その利用者さまがより過ごしやすいやり方や生活リズムを一緒に考えていくことが大切です。


悪化のタイミングを察知して入院を事前に防ぐ関わりができる

訪問看護は「何曜日の何時」というように決まった曜日や時間でお約束をし、訪問頻度はその利用者さまの介入の必要性を話し合って決めていきます。
人によっては、在宅にいるときに悪化の兆候が見えていれば入院する必要はなかったのではないか、というケースもあります。
毎回の訪問で看護師が様子をみることで悪化の兆候を察知することができ、また利用者さまからのお電話での相談も受けているため、SOSもキャッチできることが特徴です。
利用者さま視点から、在宅にいてもいつでも相談できる、頼られる存在になっていくことで、本質的な看護をすることができます。


長期的に関わることができる

在宅看護では、年単位で関わる方がいるということが特徴です。
特に精神科訪問看護では、日々の精神状態の揺らぎや波はあるものの、長期的目線でみてやっと利用者さまの考えや本質を知ることができたり、克服できることがあったり、捉え方がいい方向に変わっていったり、症状が出たときにその人らしい対応をすることができるようになります。
また、その利用者さまに対応してきたことや言動を、初めて介入した時を振り返って比較でき、看護師としての自分の経験や成長を実感することができます。


訪問看護ステーションに転職するメリット

訪問看護ステーションでは、やりがいを得たり経験を積めるだけでなく、自分がどのような生活をしていきたいかということを尊重しながら仕事をすることができます。


生活と仕事のバランスをとりやすい

訪問看護ステーションくるみは、日勤のみで日曜日が休みです。
毎日の生活リズムが崩れにくいため、自身の体調やメンタルバランスが整えやすいことがメリットです。
また、パートでの時短勤務もできるため時間の融通がきき、お子さんがいらっしゃる方は保育園へのお迎えにも行けたり、ご家族さまの介護に時間を有意義に使うことができます。


在宅医療のスキルや知識がつく

高齢化社会に伴い、将来的に在宅医療はどんどん需要が出てきている分野です。
医療だけでなく福祉の分野のスキルや知識がつくため、キャリアの選択肢が増えます。
また、自分の家族が長期的な療養が必要となったとき、在宅医療の知識があるだけで、どう対応すべきか、どんな職種に頼ろうか、どんな社会資源が使えるかがすぐにわかって幅がひろがります。
看護師としてのキャリアアップだけでなく、自分の将来のためにもつながる知識になるところが、大きなメリットです。


訪問時間以外は自分のペースで仕事ができる

訪問看護はあらかじめ事業所から決められた訪問スケジュールで、基本的には1人でお宅を訪問していきます。
訪問間の時間は主に移動がメインになりますが、途中で好きな飲食店でご飯を食べたり、コンビニに寄ることもできます。
1人で過ごすことができるので、リフレッシュもできストレスが少ないことがメリットです。
とはいえ、現地での判断に悩むことがあれば、電話で管理者やスタッフにその場で相談をすることもできます。


看護師の転職先には訪問看護ステーションがおすすめ

今回は、訪問看護で働くやりがいやメリットをご紹介しました。
個人での判断や移動が多い分、病院勤務とは違う大変さはありますが、利用者さまと近い存在でサポートできることはやりがいを感じ、多くの経験を積むことができます。

『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。
看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します。
また、ちょっと気になるという方の見学も受け付けています。
ぜひ、下記のリンクからご連絡ください!

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