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原因がわからずとにかく体調が悪い原因は?何科に行けばいいかも解説

2025.10.20 精神科訪問看護とは

「何も思い当たる原因がないのに体調不良が続いている」という方もいるでしょう。
そのような場合、心身の疲労やストレスがたまっているかもしれません。

精神的に追い詰められていると、頭痛や腹痛、倦怠感などの体調不良を感じる場合があります。
また、原因不明の体調不良は、精神疾患の初期症状から生じている可能性もあるため、早めの受診が大切です。

この記事では、原因がわからずとにかく体調が悪い場合に考えられる原因を解説します。
原因不明の体調不良がある場合、何科を受診すればよいかについても触れますので、ぜひ参考にしてください。

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

06-6105-1756 06-6105-1756

平日・土曜・祝日 9:00〜18:00 
【日曜・お盆・年末年始休み】

※訪問は20時まで
対応させていただいております。




原因がわからずとにかく体調が悪い原因とは?

明確な原因がわからず、とにかく体調が悪いと感じる場合は、以下の原因が考えられます。

・自律神経が乱れている
・心身に疲れがたまっている
・ストレスがたまっている
・精神疾患の初期症状が出ている

それぞれ詳しく見ていきましょう。


自律神経が乱れている

自律神経が乱れていると、さまざまな体調不良が出現する場合があります。

・全身倦怠感
・めまい
・頭痛
・動悸
・発汗
・食欲不振 など

自律神経は、血圧や体温など、人間の体の機能を調節する役割を果たしています。
睡眠不足になったり、女性ホルモンが乱れたりすると、自律神経が影響を受け体調が崩れる場合があるのです。

参照:厚生労働省/こころの耳 自律神経失調症
関連記事:自律神経失調症が入院レベルになる症状と対策


心身に疲れがたまっている

内科や整形外科の診断で問題がないにもかかわらず体調不良が続いている場合は、心身に疲労がたまっている可能性があります。

この状態は「慢性疲労症候群」と呼ばれ、明確な原因がないにも関わらず、発熱やリンパの腫れなど、風邪のような症状が出現するのが特徴です。

体調不良のほかにも、集中力の低下や不眠など、さまざまな症状が出現する場合があります。

参照:MSDマニュアル/慢性疲労症候群


ストレスがたまっている

日常生活でストレスが溜まっていると、さまざまな体調不良を自覚する場合があります。

・不眠
・腰痛
・頭痛
・肩こり
・倦怠感
・下痢や便秘
・吐き気や嘔吐
・集中力の低下 など

感染症の疑いがなく、内科系の疾患にも当てはまらない場合、ストレスが原因で体調不良が起こっているケースも珍しくありません。
ストレスがたまっているのを自覚できず、いつの間にか体調を崩してしまう方もいるのです。

参照:厚生労働省/こころの耳 心身症
参照:厚生労働省/こころの耳 No.5:身体症状に着目したストレス反応


精神疾患の初期症状が出ている

原因不明の体調不良がある場合、精神疾患の初期症状が出ている可能性もあります。

動悸や食欲の低下、不眠や気分の落ち込みなどは、うつ病や統合失調症、不安障害などの初期にもみられる症状の1つです。

放置していると悪化してしまい、日常生活や仕事に大きな支障が出てしまう可能性もあるため、早めに専門的な検査と治療を受けることが大切です。

参照:こころの情報サイト/こころの病気について理解を深めよう


原因がわからずとにかく体調が悪いときは何科に行けばいい?

原因のわからない体調不良がある場合、まずは症状に合わせた診療科を受診するとよいでしょう。

たとえば、頭痛・鼻水・発熱などの風邪に似た症状がある場合は内科を受診し、関節痛がある場合は整形外科を受診するなど、症状の特徴に合わせた診療科を選ぶのがポイントです。

受診しても明らかな原因が見つからなかった場合、心の不調が原因の可能性もあります。
その場合は心療内科や精神科を受診し、心理的な問題がないか検査を受けましょう。
もちろん、はじめから心療内科や精神科を受診することも可能です。

自分の症状に近い診療科を受診し、すみやかに体調不良の原因を突き止めましょう。


精神疾患による体調不良には訪問看護を利用するのも手段の1つ

精神疾患による体調不良がある場合、訪問看護を利用するのも手段の1つです。
訪問看護では、精神疾患の症状のケアや、日常生活のサポートが受けられます。

精神疾患による体調不良がある場合、外出したり、大勢の人がいる場所へ行くのがつらくなったりする方もいます。

訪問看護では自宅で看護師から1対1のケアを受けられるため、症状が強い方も安心してケアを受けられます。

利用するには精神疾患の診断を受けている必要があるため、利用を検討している方は、一度心療内科や精神科で相談してみましょう。


ずっと体調が悪いのは心が限界のサインの可能性がある

原因がわからず体調が悪いときは、ストレスや自律神経の乱れなどにより、心が限界を迎えている可能性があります。

なかには精神疾患にかかっており、その初期症状で体調不良が起こっている方もいるため、早めに医療機関を受診するのが重要です。

原因不明の体調不良を感じている方は、早めに医療機関を受診し、原因を明らかにしましょう。

訪問看護ステーションくるみ』では、精神疾患が原因で体調不良を感じている方のサポートを提供しています。
精神疾患の診断を受けた後、体調が優れないことに悩んでいる方は、こちらからお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

鬼頭怜那

鬼頭 怜那(きとうれな)

看護師 / 産業心理カウンセラー

看護師資格を取得後、産科病棟で勤務。その後、精神科の急性期・慢性期病棟にて、精神疾患だけでなく身体疾患のある患者の看護にも携わる。精神科の訪問看護での勤務経験も活かしながら、現在はライターとして医療・薬理・在宅ケア・メンタルヘルスに関する記事を執筆中。

この記事を監修した人

鬼頭怜那

鬼頭 怜那(きとうれな)

看護師 / 産業心理カウンセラー

看護師資格を取得後、産科病棟で勤務。その後、精神科の急性期・慢性期病棟にて、精神疾患だけでなく身体疾患のある患者の看護にも携わる。精神科の訪問看護での勤務経験も活かしながら、現在はライターとして医療・薬理・在宅ケア・メンタルヘルスに関する記事を執筆中。

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