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【CEOエッセイ】Vol.017 堕ちたら這い上がれないなんて、嘘だ。〜1982年生まれと「春の歌」〜

2025.04.11 HEROさんシリーズMr.Childrenくるみの社長エッセイ

こんにちは。株式会社Make CareのCEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。
XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。

春・・・ですね。ここ最近、ちょっと体調を崩しているのですが、健康祈願を兼ねて、富士山本宮浅間大社にお参りしてきました。

桜が満開で良いお花見にもなりました。

春・・・春と言えば「春の歌」ですね。スピッツの春の歌が有名ですが、僕はやっぱりウカスカジーですね。

今日はそんな「春の歌」を聴いていて感じたことを綴ってみようと思います。

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

06-6105-1756 06-6105-1756

平日・土曜・祝日 9:00〜18:00 
【日曜・お盆・年末年始休み】

昭和・平成・令和をまたいで生きてきた、僕らの世代

1982年、昭和57年生まれ。

バブルの前夜に生まれ、
物心つく頃には「失われた10年」の空気を吸っていた。

景気不景気なんてのは「景気の良い頃」を知っているから比較するわけで、失われた10年と言われても、それがデフォルトだった僕は「不景気」と言われてもピンと来ない、と言うのが実感だ。

中高生時代はポケベルとガラケー、就職活動では「氷河期の最後尾」。
社会に出れば、リーマンショック、東日本大震災と立て続けに試練が襲った。

でも、どんな時代にも光はある。
昭和の理屈も、平成の混乱も、令和の可能性も、僕らは地続きで生き抜いてきた。

僕も、何度も折れてきた。それでも、立ち上がった

僕自身、何度も倒れた。

会社を潰し、自己破産し、生活保護を受けたこともある。
利益の出ていた事業を手放すしかなかったときもある。
裏切られ、引き裂かれ、心が折れそうな夜をいくつも過ごしてきた。

でも、それでも。

どこかにずっとあったのは、春の歌の歌詞にもある。
「未だ夢は消えず/でも掴んでもいない」
という、消えない火種だった。

『春の歌』が教えてくれた、諦めなかった意味

そんな僕の心に刺さったのが、ウカスカジーの『春の歌』

未だ夢は消えず

でも掴んでもいない

一度は枯れた花でも

また芽を出せるはず

この歌詞を聴いたとき、自然と涙が出た。
失敗も、挫折も、枯れた時間も。
全部が無駄じゃなかったんだと、そっと抱きしめてくれたようだった。

「一度落ちたら這い上がれない」は嘘だ。

「一度落ちたら、もう終わり」なんて嘘だ。
這い上がれないなんて、嘘だ。

時間はかかっても、遠回りしても、
また歩き出せる日が来る。
信じることで、芽は出る。

春は、何度でも訪れる。

これを読んでいるあなたが、もしも今、うまくいっていなくても。
うまく笑えなくても。
夢が遠く感じても。

春は、何度でも来る。
そして、花はまた咲く。

それを、そのことを、僕は僕の人生の中で証明し続けていきます。

ウカスカジー「春の歌」と共に…

“未だ夢は消えず
でも掴んでもいない
一度は枯れた花でも
また芽を出せるはず”

この記事を書いた人

石森寛隆

株式会社 Make Care 代表取締役 CEO

石森 寛隆

Web プロデューサー / Web ディレクター / 起業家

ソフト・オン・デマンドでWeb事業責任者を務めた後、Web制作・アプリ開発会社を起業し10年経営。廃業・自己破産・生活保護を経験し、ザッパラス社長室で事業推進に携わる。その後、中野・濱𦚰とともに精神科訪問看護の事業に参画。2025年7月より株式会社Make CareのCEOとして訪問看護×テクノロジー×マーケティングの挑戦を続けている。

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