【CEOエッセイ】Vol.007 訪問看護ステーションくるみができるまで 〜愚痴と信頼と音楽から生まれた、僕らの“道しるべ”〜
2025.03.31 HEROさんシリーズMr.Childrenくるみの社長エッセイこんにちは。株式会社Make CareのCEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。
この【CEOエッセイ】シリーズも7回目。今回は、くるみの“はじまりの物語”を書いてみようと思います。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
きっかけは、友人同士の“愚痴”だった。
僕がこの業界に入る前、経営していた会社を潰して、自己破産。生活保護を半年ほど受けさせていただいた後、ザッパラスと言う上場企業の事業会社であるココロニの社長室で働いていた頃。
コロナが蔓延し、出社もできず、悶々と過ごしていた時期がありました。
そんな中で、10年来の友人でもある中野、濱𦚰と、よく話していて。
当時、みんなが悶々としてたのかな。それぞれの職場の愚痴を言い合ってたんです。
中野は看護学校で教員。濱𦚰は手術室勤務。
2人とも現場に違和感や行き詰まりを感じていたし、僕もココロニの新しい社長と折り合いが悪くなってて。
「なんか、このままでいいのかな」って思いながら、でもそれぞれ歩む道、歩んできた道が違うし、一緒に何かをやるなんて夢にも思ってなかった。
「だったら、自分たちでやればいいじゃん」
そんな中で、中野も濱𦚰も示し合わせたかのように訪問看護の世界に転職。
おりしも厚生労働省も病棟から在宅へ。政策的にも推し進めている最中。
ハムさんは元々、企業看護師になりたかったみたいだけど、求人も少なくて、訪問看護であれば引手数多。
まずは訪問看護の世界に、と飛び込んだようでした。
そうして訪問看護の世界に転職した2人の話を聞いているうちに、この業界、めちゃくちゃ闇深いな……って感じることが多くなって。
労務も経済的観念もグレーな部分が多くて、構造的な問題が山積しているなぁって。
経営者が羽振りがいい、みたいな話も聞いて、それでちょっと気になって訪問看護の事業について徹底的に調べ始めたのが事の始まり。
羽振り良く振る舞える程儲かるとはとても思えないけど、でも、みんながご飯を食べて行くくらいなら全然出来そう。
そんな風に思えるまで時間は掛からなかった。
だからちょっと準備して2人に言ったんです。
「文句言ってるくらいなら、自分たちでやった方が健全じゃない?」
「バックオフィスとか管理は俺がやるからさ」
軽口のようで、本気だった。
スピードが命。開業は“待ったなし”だった
そこから事業計画を作って、会計士にも相談。3カ年分くらいのザックリとしたPLを持って2人に相談。
こんな感じでギリやっていけると思うんだけど、どう思う?
2人は二つ返事とは言わないまでも、「やろう」って言ってくれた。
最初は「じゃあ一年かけて起業準備と退職準備をして…と言ってたんだけど、「いや、それじゃ遅い。レッドオーシャンになる前に動こう」って説得。
実際には登記までに半年、開業までに11ヶ月かかったんだけど、動き始めた日から毎週2時間程度のMTGを欠かさず実施。
訪問区域は「大阪市全域」で決定、市内東西南北にアクセスしやすい場所で事業所を探して、自己資金100万円+国庫からの借入で賄う方向で動き始めました。
訪問看護は施設基準上、看護師3名の確保が必須なんだけど、3人目の看護師も最初から決まってて。
中野が働き始めた訪看で、中野の看護学校の同期、磯崎さんと奇跡の再会を果たしていて、磯崎さんに起業の話をしたら二つ返事でOKをもらって。
すべてが繋がっていく感覚がありました。
名前は「くるみ」。ミスチルが僕らを繋いだ
僕たち3人は、Mr.Childrenのオフ会で出会った仲。
カラオケオフ会で出会って、みんなでライブに行ったり、音楽、否、ミスチルで繋がってきた関係なんです。
だから、事業所の名前も「ミスチルの曲から取りたいね」と話してました。
開業予定日とリリース日が近い楽曲を調べてた時、浮かんだのが『くるみ』でした。
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんなことが起こるんだろう?」
想像してみるんだよ
くるみという名前には、“未来に語りかける”想いがこもっている気がしていて、
どんな過去があっても、明日を生きる。そのこと自体が希望になる。
そんな解釈を僕たちはしていて、これって僕たちが想う訪問看護のケアにも繋がるよね。
そんな風に思って事業所名を「くるみ」と名付けました。
スタートダッシュと、壁と、確信
開業後は、正直、営業面は楽ではありませんでした。
僕が過去に経験してきたような「マーケティング戦略のある訪問看護」が、ほぼ皆無。
全てが手探りで、やることなすことが業界での実施経験が薄く、データがない。
アポを取って営業に行くだけで驚かれる
Webマーケを仕掛けているステーションはゼロに近く、一方で、だからこそ「このやり方ならいける」と確信が持てた。
持てるようになるまで時間そうかからなかったです。
でも、受け入れてもらえないことも多くて。
支援者同士の「正義のぶつかり合い」で、ケアが成立しないこともあったし、「利用者さんのために」だけでは通らない現実に、何度も葛藤しました。
それでも、道は開けた
目標は「1年で100人の契約利用者」。
結果は、1年1ヶ月で達成。
中野と濱𦚰の“信頼の積み重ね”による人脈
Webからの問い合わせが増えはじめたタイミング
朝日新聞・読売新聞・TV大阪など、連続したメディア露出
すべてが噛み合って、
「これはもう大丈夫。くるみは行ける」と確信を持てた瞬間でした。
最後に:僕たちの“道しるべ”は、もう描かれている
今振り返っても、僕らは何か特別な魔法を使ったわけじゃない。
ただ、自分たちの想いに誠実に、愚直に、走り続けた。
僕らの“道しるべ”は、トゥモローゲートさんと共に描いたビジョンマップの中にすべてある。
そこに違えず、手を止めずに歩いていけば、
きっとこの先も、道は続いていくと信じています。
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