こんにちは。株式会社Make Careの代表取締役CEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。
僕が経営に携わる訪問看護ステーションくるみは、日々、利用者様との一対一の対話を重ねています。
看護とは、単なる医療行為ではなく、二つの心が出会い、互いのメロディーを持ち寄り、共に歩く営みだと僕は考えています。
この「二者の関係性」を、Mr.Childrenの楽曲の中でこれほどまでに深く、美しく表現している曲はないと断言できます。
それが『ポケットカスタネット』です。
この曲は、誰かの「ポケットにいつも持ち歩かれている生き物」である「僕」と、
簡単なリズムをカスタネットで奏でる「君」という構図を描いています。
この関係性こそ、「訪問看護」という、一見冷たい響きのするサービスの本質に火を灯してくれる鍵です。
このコラムでは、『ポケットカスタネット』の歌詞の哲学を通じて、「くるみ」が利用者様、そして看護師の仲間と築きたい「裏表のない次元」の関係性、そしてその先にある回復への道のりについて、正直にお話しします。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
看護師(僕)と利用者(君)の関係性の再定義
「メロディーを持ち歩く生き物(僕)」としての看護師
「ポケットに君のメロディー いつも持ち歩いている生き物 それが僕です」
Mr.Children「ポケットカスタネット」より
この「僕」こそ、訪問看護師の理想的な姿勢そのものです。
「僕」は、自らの価値観やエゴを前に出さず、「君(利用者様)のメロディー」、すなわち「君の気持ち」「君のリズム」「君のペース」を、一番大切なものとしてポケットにしまい、常に持ち歩いている存在です。
僕たちが利用者様のご自宅を訪問する際に持っていくのは、マニュアルでも治療計画書でもなく、昨日までの「君のメロディー」の記憶です。
昨日は少しだけ声のトーンが明るかったこと。
先週は部屋のカーテンを少し開けていたこと。
これらの「君のメロディー」の小さな変化こそが、今日の対話を導く唯一の道標なのです。
訪問看護ステーションくるみは、この「メロディーを持ち歩く」姿勢を、全スタッフに求めています。
【大阪市で精神科訪問看護をお探しの方へ】
「くるみ」の看護師は、あなたのリズムを尊重します。あなたのメロディーを、どうか僕たちに聞かせてください。
気まぐれでも真面目でも、ただ「導いてくれる君(利用者様)」
「例えばカスタネットで簡単なリズム 奏でている それが君です 気まぐれに生真面目に僕を導いてゆく」
Mr.Children「ポケットカスタネット」より
「君(利用者様)」が奏でるのは、簡単なリズム。
それは、複雑な治療や高度な技術ではなく、ただ「今日、窓を開けた」「今日は水を飲んだ」という、生きていく上でのごく基本的な、しかし最も尊いリズムかもしれません。
そのリズムは、「気まぐれ」に見える時もあれば、「生真面目」に感じられる時もある。
しかし、「僕」は、その利用者様自身の自然なリズムによって「導かれてゆく」のです。
看護師が導くのではない。利用者様が自らの存在を持って、看護師を導く。
この逆説的な関係性こそが、「くるみ」が目指す「自立に向けた支援」の核心です。
僕たちは大阪市から、利用者様が自らのペースを取り戻すための、「導かれる存在」であることを誇りに思います。
「裏表のない次元」の対話と共振
「声になる前の優しい言葉」が生まれる場所
「つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉 裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している」
Mr.Children「ポケットカスタネット」より
精神の不調を抱える時、人はしばしば「裏表のある世界(本音と建前)」に疲弊します。言葉にしても伝わらない、あるいは言葉にすること自体が怖い。
しかし、訪問看護の現場、特に「くるみ」が大切にするのは、「つないだ手」から伝わる、「声になる前の優しい言葉」が交わされる瞬間です。
それは、言葉ではなく、呼吸の調律であり、視線の交錯であり、あるいは部屋の空気感かもしれません。
僕たちが目指すのは、「裏表のない次元」です。
看護師も、専門家としての仮面を外し、一人の人間として対峙する。
利用者様も、病気というレッテルを一時的に下ろし、一人の存在としてただ呼吸する。
この真実の次元で交わされる対話こそが、精神科訪問看護の最大の治癒力です。
僕たちは大阪で、この「裏表のない」関係性を築ける仲間を看護師採用の現場では求めています。
雨雲を取り除き、太陽を差し出せる存在
「お天気がすぐれない日は君の心にある雨雲を 取り除いて太陽を差し出せる存在 そうありたい」
Mr.Children「ポケットカスタネット」より
これは僕たちの切なる願いです。
「くるみ」は、利用者様の心にある「雨雲」を、力ずくで吹き飛ばすことはできません。
しかし、常に寄り添い、光が差す方向を指し示し続けることで、「太陽を差し出せる存在」でありたいと願っています。
大阪市にお住まいで、今、心の雨雲の下にいるあなたへ。
「くるみ」は、傘を差し出すだけでなく、その雲が晴れるまで、あなたのポケットにいるメロディーを大切に持ち歩き続けます。
「踵減らし」歩く仲間を求めて(くるみは現在、積極的に採用・求人中です。)
凸凹道を共に歩む勇気
「靴を汚し 踵減らし 歩いてゆく長い凸凹道 季節ごとに咲いた花の香りを僕ら踏みしめてく」
Mr.Children「ポケットカスタネット」より
精神科訪問看護の道は、決して平坦な「舗装道路」ではありません。泥だらけになり、時には踵を減らすような、長い「凸凹道」です。
「くるみ」が大阪で求めているのは、この現実から目を背けず、「靴を汚すことを厭わない」看護師です。
成果主義の効率性だけを求めるのではなく、プロセス(凸凹道)の価値を知っている方。
季節ごとに咲く「花の香り(小さな成長や喜び)」を、見逃さず、共に味わえる感受性を持っている方。
僕たちは、あなたの専門性と、この「凸凹道を歩む人間性」を正当に評価します。
そして、あなたが疲れて踵を減らした時、互いのメロディーを響かせ合い、前に進めるチームです。
【精神科訪問看護の求人をお探しの看護師様へ】
大阪で、あなたの看護師としての人生の「凸凹道」を、「くるみ」で共に歩みませんか?「裏表のない次元」の対話の喜びを、知ってください。
是非、弊所採用サイトをご覧ください。
「くるみ」が目指す、二者間の響き
Mr.Childrenの『ポケットカスタネット』は、「導く側/導かれる側」というシンプルな構造を超え、
互いのメロディーを内包し合う、美しい「共振」の関係性を描いています。
訪問看護ステーションくるみは、この哲学を胸に、訪問看護サービスを提供し続けます。
僕たちの約束は、
・常にあなたのメロディーをポケットに持ち歩き続けること。(利用者様へ)
・そのメロディーを一緒に奏で、凸凹道を共に歩む仲間を育て続けること。(看護師様へ)
「裏表のない次元」での呼吸を、ぜひ「くるみ」で。ご連絡、エントリーを心よりお待ちしています。

