大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第15弾!
どうも、とっても寒くなりましたね。
急に冬が来て、去年同様に副鼻腔炎に悩まされている代表の濱脇です。
訪問看護ステーションくるみ一周年の振り返りをテーマとしてとして、
2回にわたりエッセイを書いてきましたが、今回でそのテーマは完結となります。
3回目の本日は『訪問看護ステーションくるみの未来と今後の業界のあり方』についてです。
ちょっとテーマデカすぎね? って思いましたが、
今思うことを率直に書いていこうかと思います。
では、今日も拙い文章にお付き合いください。
2023年11月19日をもって
訪問看護ステーションくるみは一周年を迎えました。
現在、2年目に突入し、毎日必死に頑張っています。
利用者さまの数は、100人というところまでようやくきました。
従業員は10人を超え、看護師は現在9名となっています。
正直、去年の今頃はこんな未来を
とてもじゃないけど想像できませんでした。
不安に押しつぶされそうになる毎日を過ごし、
うまくいくのかどうかもまだわからなかった頃ですから。
それが、1年経ってみて、
いつの間にか、これほどまでにくるみを選んでいただけるまでになりました。
もちろん、まだまだ成長の過程です。
ここで満足するつもりはありません。
けど、ときどき何もかも投げ出したくなることもあります。
そんなときに、
今くるみで一緒に働いてくれている仲間のことを思い出すと、
踏ん張らないと、と思うんです。
現状に満足した瞬間、衰退が始まる。
現状維持とはつまりは衰退を意味する。
一緒に会社を立ち上げた経営ブレーンの彼が
この間私に言った一言です。
妙に納得してしまってですね、その一言に。
そうだよね、俺らが目指してるのってそんなところじゃないよねって。
2年目に突入した現在ですが、
ここからの1年で最低利用者さまが倍にはなっていないと、
従業員も最低倍にはなっていないと、ってことなんですよね。
最初のときに、
まずは「利用者さま 1000人、従業員80人」という目標を経営陣で確認しました。
なので、止まるわけにはいかないし、
成長していくためにどのようにしていかないといけないのかを
みんなで考えないといけないんだなと思います。
私は、頭が硬いもんで……いい案とかあんまり思い浮かばないんです(汗)。
そういうときはやっぱり経営ブレーンですよね。
思いもつかないアイデアとか出てくるので、すごいなっていつも思っています。
他の人ともし同じ事業をしていたらどうだっただろうって
考えることがありますが、
同じようにはいかなかっただろうな……何より面白くなかったかもな……
ってのが答えですね。
面白いんです。ワクワクするんです。
きっとね、もう一人の代表の中野は
いつの間にかテレビ出たり、雑誌に載ったりしてるかもしれませんしね。
SNSやメディア等の広報などにも力を入れていただいているので、
くるみの未来は無限の可能性で満ちてるんだなって客観的に見て思います。
そんな、いろいろなことをしながら成長していき、
この訪問看護の業界のあり方、地位も、
もっと上昇していけるように貢献できたらいいなと思うんです。
医療業界の中でも、訪問看護って実は地位が弱くてですね……。
なんか、もっとこうすればいいのに、
こんなシステムにしたらもっと連携が取れるのに、とかいっぱいあるんですよね。
けど、小さな一事業所がヤーヤー言ったって何にも変えることはできない。
だから、それなりに地位を確立する必要があるってことだと思うんです。
思っていることをしたい、変えたいなら偉くなるしかないんですよね……。
きっと同じことを考えている人はこの業界にたくさんいるはずなんです。
けど、なかなかうまくいかなくてモヤモヤしているはずなんです。
だからこそ必要なのは、
横のつながりであり、垣根を超えた関係性の構築だと思うんです。
医療・福祉・介護は連携をとってうまくやっているように
一部には写っているかもしれません。
けど、そんなことない。
連携はバラバラ、自分たちのことしか考えないとかあるんですよね。
そんなことでどうするんですかって思うんです。
最終誰が被害被るの? って利用者さんや患者さんでしょって。
それではダメなんですよ。
だから、小さなできることからコツコツと
積み上げていくしかほんとに仕方ないんですが、
今後の地域包括ケアシステムというものが
もっと利用者にとって有益なものとなり、
「あぁ地域で安心して生活できるね」
って誰もが言える、そんなあり方じゃないとい けないと思うんです。
けどね、もちろん慈善事業ではありません。
自分の時間や体を犠牲にしてまで頑張ることでもありません。
そんなことをしないといけない人が現れるということは、
連携が取れていなかったり、支援が行き届いてなかったり
ってことがあるからに他ならないわけで。
みんなが幸せになんてことは絵空事なのかもしれませんが、
思いを持つことは自由です。
この先どうなるかなんて、やってみなきゃわからない。
この業界に明るい未来が訪れるように、
一事業所として微力ながら貢献していければと柄にもなく思います。
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