大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第38弾!
秋⾬前線も南下しはじめ、⾬の⽇が増えてきた印象ですね。
暑い⽇は影を潜め、ようやく涼しい⽇が増えて、過ごしやすくなってきました。
季節は、ずっと秋でいいと⻑年思っていますが、そうもいきませんね。
暑いのも寒いのも苦⼿な代表の濱脇です。
今回のお話は、6⽉に45歳を迎え、もうすぐ50歳というところがいよいよ⾒えはじめたな、と思って毎⽇を過ごしています。
そんなお話です(笑)。
⾃分の年齢が45歳っていうのを考えたときに、ちょっとびっくりしています。
⼩さい頃はもちろん「45歳とかまだまだやなぁ」と思って⾒てましたし、看護師になりたての頃の⾃分が45歳前後の先輩を⾒たときに「⾃分もあんなふうになれるだろうか」と不安に感じていたことを思い出します。
そして、45歳を迎えた現在は……会社の代表として過ごしているわけですが、まさかこんなことになるなんて思っても⾒ませんでした。
40歳の頃は。
この5年で劇的にいろいろなことが起こり、さまざまな⼈との関わりがあって今があります。
けれど、別に何が変わったというわけでもないんですよね……。
まぁもちろん、親や周りは同じように歳をとり、自分の⼦どもも⼤きくなっているのでね。
それでもやっぱり今の状況が未だに不思議に感じてしまうときもあるんです。
いろんな会議をしたり、会社関係のいろんな⼈と話したり、⽇々の訪問のことを考えたりなんかをしていると、ふと「なんで今こんな状況になってるんやっけ?」と思うことがあるんですよ。
もちろん、今の状況にあるのは、他の⼆⼈の会社の顔の⼒添えがあってのことなんですけど、ここにたどり着いた意思は、⾃分の意思でたどり着いているわけなので、何も不思議に思うこともないのですが……。
友達だった3⼈が同じ会社で働いているなんてってふと考えてしまうと不思議でしかないんです。
5年前まではそんなこと絶対にないよって思ってましたしね。
⼈⽣って何があるかなんて本当にわかんないですよね。
病院で働いていたときは、このまま病院で定年を迎えるんだろうななんて思っていましたしね。
ふと思いついたように病院を出て、訪問看護の世界に⼊ったら、今はどっぷり浸かっているわけですから。
⾃分の⼦どもも気づけば上がもう⾼校⽣。
将来の選択を迫られる時も近づいているわけですが、⼤きくなるのも早いですね。
そりゃ歳とりますわ。
最近ものすごく思うことが⼀つあります。
それは、体⼒と思考⼒が極端に落ちたこと。
30代のときはもっと体⼒もあったし、いろんなことを考えて頭がパンクすることもなかったんですけど、ここ最近の⽼いがなかなかのもので……(汗)。
⽼眼にもなってきて、⾃分の親が近くのものを⾒るときにメガネを外して⾒ていたのを思い出したのですが、同じことを今の私もしています(笑)。
そして、⼈の名前とかが極端に覚えられなくなってきていることにも驚愕を覚えています。
記憶することは得意なほうだったはずなのに、忘れることが多い多い。
メモに残しておかないと覚えておけないので、パソコン上のデジタル付箋や机の上に付箋がたくさん……。
年はとりたくないものですね。
もちろんいいこともあるんでしょうけど、まだその境地にはたどり着いていないと思います。
5年後、10年後、この記事を読んだときに⾃分は何を感じるんでしょうね(笑)。
まだこんなこと⾔うてるうちは⼤丈夫やとか⾔うてるんですかね。
40歳のときに45歳のときのことを想像できなかったように、今の時点で50歳になった⾃分をとても想像はできないです。
⼤成しているのか、現状維持なのか、衰退しているのか。
これが、⼈⽣の⾯⽩いところであり、難しいところなんでしょうね。
やりたいことはまだたくさんあります。
行きたい場所もたくさんあります。
こうなったらいいなって思うこともたくさんあります。
45歳になって今⼀番怖いのは病気かな。
周りの⼈が病気になっていくのを聞いたりもしているので、⾃分の⾝も案じますね、やっぱり。
親もいい年齢になってきたし、いろいろ思うところもありますしね。
なんでしょうね、⼀番いろんなことを考えないといけないような時期、年齢なんでしょうね。
責任ものしかかってくる年齢になってきていますしね。
弱⾳はたくさん吐くけれど、⾒守ってくださいね。
さ、頑張っていきましょうかね。
45歳も頑張ります。
では、また。
*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀
『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。
看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!
ぜひ、下記のバナー(リンク)からご連絡ください!!