幻覚や妄想、思考の混乱などさまざまな症状を持つ統合失調症。働くときには症状の悪化や再発を防ぐため、自分の状態に合った仕事選びが大切です。
本記事では、統合失調症の方におすすめの仕事を紹介します。また、統合失調症の方の仕事探しのポイントや利用できる支援制度も解説していますので、これから仕事探しを考えている方はぜひ参考にしてください。
統合失調症の方におすすめの仕事3選
統合失調症の方におすすめの仕事を3つ紹介します。
事務職・データ入力
事務職は受付での接客から裏方での事務作業まで、仕事内容は多岐に渡ります。その中でも特におすすめなのが、書類整理やデータ入力などの業務です。これらの仕事は人との関わりが比較的少なく、自分のペースで取り組めます。
また、さまざまな企業が障がい者雇用枠で事務職を募集しているため、応募できる機会も多いでしょう。障がい者雇用枠での就職は、職場環境や体調面で配慮してほしいことを相談しやすいのも魅力です。
商品管理
商品管理は、スーパーマーケットや家電量販店などの店内や倉庫で、商品の在庫数・入荷数の確認や棚卸しなどを行う仕事です。作業内容はシンプルですが、正確に数えたり商品を間違えたりしないよう集中力が求められます。
この仕事は人との関わりが少なく、自分のペースで仕事ができるのが魅力です。決められた手順で淡々と作業を進めるのが好きな方に向いています。
軽作業・製造業
軽作業には、ビルの清掃や倉庫で荷物を運ぶ、梱包する、仕分けをするなどが含まれます。また、製造業は工場のベルトコンベア上で流れてくる製品を組み立てる仕事です。どちらも業務内容がシンプルで覚えやすく、他者とのコミュニケーションによる緊張感も少ないでしょう。
ただし、倉庫や工場での立ち仕事が中心となるため、ある程度の体力が必要です。体を動かすのが好きな方や体力に自信のある方にぴったりの職種でしょう。
統合失調症の方が仕事を探すときのポイント
仕事は地域障がい者支援センターや就労移行支援、ハローワークなどで探せます。
ここでは、統合失調症の方が自分に合った仕事を探すためのポイントを解説します。
症状や状態に合った仕事を選ぶ
統合失調症は、回復期に入っても疲れやすさや判断力の低下などの症状が出る場合もあります。再発を予防するには以下のような仕事は避け、普段からストレスや疲労を溜め込まないことが大切です。
・長時間労働となる仕事
・残業が多い仕事
・夜勤など不規則な勤務時間の仕事
・苦手な仕事内容や緊張を強いられる仕事
・コミュニケーションが多い仕事
・マルチタスクが必要な仕事
自分に合った仕事を見つけるには、自分の病状や向いている仕事が何かを知っておく必要があります。自分に向いている仕事がわからない場合は、主治医や看護師に相談し、自分の病状への理解を深めましょう。
病気に理解がある職場を選ぶ
統合失調症は、再発すると長期療養が必要になります。そのため、イライラ感や不眠などの前兆を早めに察知し、速やかに受診・治療することが重要です。病気への理解がある職場であれば、体調不良のときにも受診しやすいでしょう。
また、体調不良に備えるだけでなく、普段から通院や服薬を欠かさず、規則正しい生活を心がけることも大切です。回復期であっても定期的に通院し、医師の指示に従って服薬管理をしましょう。
関連記事:統合失調症と復職:軽度・中度・重度別の対策と注意点
統合失調症の方が利用できる支援制度
統合失調症の方が仕事を探しているとき「給与だけで生活できるか不安」と感じる方もいるかもしれません。そのようなときは、国や自治体の支援制度を積極的に利用しましょう。
働きながら受給できる制度として、障害年金があります。ほかにも、税金や医療費の負担を軽減する制度として、障害者控除や自立支援医療も利用できます。
これらの制度を利用しても生活が厳しい場合は、生活保護申請を検討することも可能です。就職活動中の悩みは1人で抱えず、家族や看護師など身近な人に相談しましょう。
統合失調症の方は体調に合わせた仕事探しがおすすめ
統合失調症の方が働くときは、症状の悪化や再発を予防するためにも自分のペースで働ける事務作職や商品管理、軽作業などの仕事がおすすめです。地域障がい者支援センターや就労移行支援、ハローワークなどを活用して仕事を探し、気になる求人があれば業務内容を確認してみましょう。
仕事を探すときには、さまざまな悩みや不安が出てくるものです。訪問看護師は就職の悩みや不安についての相談にも対応しています。支援やアドバイスを受けながら社会復帰を目指したい方は、ぜひ『訪問看護ステーションくるみ』へご相談ください。
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