精神疾患が治らないのはなぜ?理由と治るまでの期間について解説
精神科訪問看護とは
精神疾患の治療中に「なかなか治らない」「いつになったら元の生活に戻れるの?」と、不安を抱えている方もいるでしょう。
精神疾患が完治するまでには時間がかかるケースが多く、治療期間中に不安や焦りを感じる方も少なくありません。
なぜ治らないのか、どうしたら不安を解消できるのかを理解し、焦らずに治療を進めていくことが大切です。
この記事では、精神疾患が治らないと感じる理由や、治療にかかる期間の目安、悩んだときの対処法を解説します。
精神疾患がいつまで経っても治らない理由
精神疾患が「治らない」と感じるのには、以下の理由が考えられます。
・長期的な経過を辿るケースが多いから
・治療開始までに時間がかかったから
・通院や服薬の管理がうまく行えていないから
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
長期的な経過を辿るケースが多いから
精神疾患は長期的な経過をたどる病気が多く、治療に時間がかかってしまい、なかなか治らないと感じる場合があります。
たとえば、うつ病の治療にはおよそ半年~2年ほどかかり、その間は通院や服薬治療を続けなければいけません。
症状の重さや治療の経過次第ではさらに長引く場合もあり、なかなか治療が終わらず「治らない」と感じてしまう方もいるのです。
参照:MSDマニュアル/うつ病
関連記事:うつ病が治らない原因と対処法|長期化を防ぐ治療のポイント
治療開始まで時間がかかったから
精神疾患は治療を開始するのが遅れると、治るまでの期間が長引く可能性があります。
精神疾患の多くは、初期段階から治療を開始できると、その後の経過が比較的良好になります。
反対に、治療開始が遅れるほど症状が進行し、治療にかかる時間も長くなってしまうのです。
参照:こころの情報サイト/こころの病気について理解を深めよう
通院や服薬の管理がうまく行えていないから
予定通りに通院できなかったり、服薬管理がうまく行えなかったりするのも、治療期間が長引く原因です。
精神疾患の治療中は、気分の落ち込みや幻覚などの精神症状から外出できず、通院をキャンセルしなければならない日もあります。
予定通りに経過観察や薬の処方を受けられないと、治療が思うように進まなくなってしまうでしょう。
また、服薬の量とタイミングをコントロールできず、治療が長引いてしまい、治らないと感じる方もいます。
精神疾患が治るまでの期間の目安
精神疾患が治るまでには、短くとも半年、長いケースでは数年かかる場合があります。
また、再発を防ぐために、治療後に「再発予防期間」として通院を続ける場合は、さらに多くの治療期間が必要です。
症状の重さや治療の経過次第で治療期間に差が出るため一概には言えませんが、治療には時間がかかると理解しておき、焦らずに治療を続けましょう。
精神疾患が治らないときの対処法
精神疾患が治らないと感じる場合、以下の対処法によって、前向きに治療を続けられるでしょう。
・主治医と治療方針について相談する
・精神科訪問看護で個別のケアを受ける
それぞれについて、詳しく解説していきます。
主治医と治療について相談する
精神疾患が治らないと感じるときは、主治医と現在の状態や治療方針について相談しましょう。
心の状態は目に見えないため、治っているのか不安に感じる方も珍しくありません。
主治医に治療経過を聞いたり、客観的な評価や意見をもらったりできれば、治療に対する安心感を得られます。
治療効果について不安がある場合は、定期的に服薬治療や精神療法の内容について相談し、治療方針を確認すると、安心して治療を続けられるでしょう。
精神科訪問看護で個別のケアを受ける
精神疾患がなかなか治らないと感じるときは、精神科訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
精神科訪問看護では、看護師が利用者さまの自宅に訪問し、一人ひとりの状態に合わせたケアを提供します。
・症状の管理
・服薬の管理やサポート
・日常生活への助言や支援
・家族へのサポート
・緊急時の連絡や対応
精神症状が原因で通院が難しい方は、訪問看護であれば自宅でケアを受けられるため、継続的に治療を行えます。
また、服薬管理が苦手で治療が進まない場合も、正しい種類やタイミングで服薬するサポートを受けることで、適切な治療効果が得られるでしょう。
そのほか、生活習慣を改善するためのアドバイスや、本人だけでなく家族へのサポートも受けられます。
治療が思うように進まないと感じているなら、上記のサポートを受けるために、訪問看護の利用も検討してみてください。
精神疾患が治らないと感じるなら精神科や訪問看護ステーションへ相談を
精神疾患は治療に時間がかかるため、なかなか治らないと感じる場合があります。
治るまでにかかる期間は人それぞれですが、不安や焦りを感じるなら、主治医と治療の内容や方針について相談しましょう。
また、服薬や生活習慣の問題から治療が進まず治らない場合は、訪問看護を利用するのも選択肢の1つです。
『訪問看護ステーションくるみ』では、利用者さまの状況を丁寧に評価し、最適なケアとアドバイスを提供いたします。
興味のある方は『こちら』から、お気軽にお問い合わせください。