大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第8弾!
みなさんこんばんは!
まだまだ暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
とはいえ、朝晩の暑さはだいぶんマシになってきたので、
夏もそろそろ終わりが見えてきたのかなーと少し寂しい気持ちになっています。
みなさん今年の夏は楽しめましたか?
今年は3年ぶり? にマスクなしで過ごせた夏で、
ほんの数か月前まで毎日一日中マスクをつけて生活していたのに、
今、病院やたくさんの人が集まる建物などでマスクをつけるとき
本当に息苦しくて、よく毎日つけていたなぁと思います。笑
マスク生活をしていた3年間を通して
やっぱり一番つらかった時期は、夏!!!
今年はマスクがなかっただけでもだいぶん外出が楽になったような気がします。
新型コロナウイルス(COVID-19)やインフルエンザなど
まだまだ流行っているみたいですので、
適宜マスクや消毒などを使用しつつ、感染対策に努めたいところです。
さて、今日はハムさんのエッセイ!
テーマは『言われて嬉しかった言葉』。
看護師として20年働かれているハムさんですが、
数えきれないくらいの患者さまや利用者さまと関わってこられたと思います。
そんなハムさんが、患者さまや利用者さまから言われて嬉しかったコト。
気になりますよね!!!
ぜひ最後まで読んでみてください!
今日のハムさんのエッセイは個人的にすごく好きです♡
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どうも、代表の濱脇です。
前回は仕事のやりがいについてお話ししましたが、
今回は看護師を続ける中で『言われて嬉しかった言葉』についてお話ししていこうかと思います。
20年を超える看護師経験をしてきたわけですが、
どれくらいの患者さまや利用者さまと触れ合ってきたのか、正直わかりません。
おそらく1000人じゃきかないような気はします。
そんななかで、患者さまや利用者さまから声をかけていただき、
看護師として働いていくために力になった言葉がいくつかあります。
やはり、一番は「ありがとう」ですかね。
ありふれた言葉なんですが、
この言葉はものすごく力を持っていますし、
頑張ったことに対するご褒美みたいなもんですね。
最初はコミュニケーションもままならなかった患者さまや利用者さまが、
徐々に心を開いてくださり、その末に出た「ありがとう」は、
本当に看護師をやっていて良かったなって思う瞬間ですね。
人の性格や生き様、言葉の内容や行動の仕方などは十人十色です。
すべての方がすぐに打ち解けてくれたり、
こちらが行うケアに対して受け入れてくださったりするわけではありませんから。
心折れそうになることなんて日常茶飯事ですよ。
罵倒されることだって少なくなかったですし、
口すら聞いてくれない方だっていました。
けれど、それでも困っていることに対して、
「なんとかしたい、一緒に頑張りたい」という気持ちを持ち続けて関わっていれば、
いつかは通じる時が来る。
そう思っています。
それが、どれくらいかかるかはわかんないんですけどね(笑)。
ちょっと大袈裟かもしれないですけど、
「あなたがいないと私は死んでいたんじゃないかと思います」
なんてことを言われたこともありましたね(笑)。
「またお会いしたいですね」とか、
辞めた職場でも
「あの体の大きいな優しいお兄ちゃんはどこ行ったの?」とか、
「あの人は最近こないけどどこに行かれたんですか?」と聞かれていたり(笑)。
ほんと数えきれないほど嬉しい言葉をこれまで受け取ってきていると思います。
一つに絞るのは難しいですねえ、ほんとに。
20年以上の看護師経験ですけど、印象に残っている患者さまや利用者さまのことは結構覚えています。
「この言葉を言われたから、看護師を続けています」ってことではないんですけど、
看護師やってて良かったなあって思うことは、結構かけられた言葉で思うことは多いかもしれないですね。
いい言葉ばかりではないんですよ、もちろん。
心に突き刺さるような厳しい言葉だってたさんかけられてきています。
いいことばかりあるわけないさ、それでこそマイライフって感じです。
看護師を続けていく中で、
そういう原動力みたいなものはほんと長く続けていると必要だなと感じます。
人によって原動力は違うとは思いますが、
1人で看護師として大きくなってきたなんてことは決してありません。
そこに患者さまや利用者さまがいたからこそ、
経験を積み、嬉しいことや悲しいこと、楽しいことや嫌なこと、
時には困難な壁にぶち当たったりしても
看護師としてやってこれたんだよなあって思うんですよね。
そんな中でも患者さまや利用者さまの笑顔を見たときに、
「ここで腐ったらあかん、頑張らないと」
って思わせてくれるんですよね。
みんながみんなそうじゃないとは思いますが、
私はつらいときに患者さまや利用者さまの言葉や表情に救われてきました。
あの人どうしてるかなとか思ったりしますよ。
ばったり道であったこともありますが(笑)。
めちゃくちゃ元気になってて、何げない世間話を10分くらいして、ありがとうねと言われたこともありましたね。
看護師の仕事が特別というわけではないとは思いますが、
陰と陽があって目まぐるしく変わっていきますね。
1日のうちで感情がぐちゃぐちゃになることだってありますし。
しんどいことももちろん多いけど、その分楽しいことや嬉しいことも多いのが看護師という仕事ですかね。
20年経ってなお、この仕事に就いて良かったと思わしてくれる職業ですからね。
すごいなって単純に思いますね。
この先も看護師としての経験は続いていきます。
その中で、またきっと印象に残る言葉、かけてもらって嬉しかった言葉って出てくるんだろうなって思います。
まだ見ぬ支援を必要としている方は、世の中にたくさんいます。
立ち止まっている場合ではないです。
前に進まないと。
慈善事業ではもちろんないですけど、嬉しい言葉をかけてもらえると頑張れます(笑)。
単純なんでね、私(笑)。
看護師以外の仕事を言われても、考えられないですね。
イメージが湧かないです。
今日も看護師濱脇は、困っている人のために元気に働きます(笑)。
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