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転職を検討している看護師が知っておきたい!精神科訪問看護で感じられるやりがいとは?

2024.05.20 精神科訪問看護とは

現在精神科の病棟で勤務していたり、精神科で働いていなくても精神科へ興味があったりする看護師の方の中には、
精神科特化型の訪問看護ステーションへの転職に関心を持っている方もいるでしょう。

訪問看護師として働く魅力については「訪問看護の魅力8選!やりがいや訪問看護師に向いてる人を解説」の記事で解説しました。
ここでは特に精神科特化の訪問看護ステーションで精神疾患の方と関わる中で、感じられるやりがいについて紹介していきます。


精神科特化型の訪問看護ステーションで関わる人々とは?

そもそも精神科特化型の訪問看護ステーションでは、利用者さまや利用者さまのご家族を始めとして、
多くの人々と関わりながら在宅医療を展開していきます。
その中で関わるのは、主に下記の通りです。

・訪問看護ステーションの看護師等スタッフ
・指示書を出していただいている医師やその病院のスタッフ
・薬剤師
・市区町村の保険窓口の担当者
・精神科医療ソーシャルワーカー
・訪問介護員 など

多くの方々と関わりながら医療を提供していくことは、これから紹介するやりがいを感じられる理由にも繋がっていきます。

精神科特化型訪問看護ステーションで感じられるやりがい4選

精神科特化型の訪問看護ステーションで働く中で関わる人々について解説しました。
この点を踏まえて、精神科特化型訪問看護ステーションで感じられるやりがいを5選解説していきます。



・看護師の関わりや発言が利用者さまの回復の大きな支えとなる
・他職種連携をしながらより良い支援を工夫していける
・利用者さまの長期的な変化を観察できる
・精神科の知識やアセスメント力、観察力が身につけられる



それぞれ解説していきます。


看護師の関わりや言葉かけが利用者さまの回復の大きな支えとなる

精神科の現場では、看護師の関わり方や、利用者さまの支援における言葉かけが、利用者さまの精神疾患の回復・改善において大きなきっかけとなったり支えとなったりするケースも珍しくありません。

「A看護師から〇〇と言ってもらえたから生きようと思えた」など、直接的に感謝の言葉を言われる場面もあり、精神科看護をやっていてよかったとやりがいを感じられるでしょう。

だからこそ、普段から1人1人へ丁寧な関わりをして、言葉かけには気を配る必要があります。
時には優しい言葉だけでなく、厳しい言葉をかけなければならない場面もあるかもしれませんが、どのように関わっていけば良いかステーションで話し合っていき、対応を統一できると良いでしょう。


他職種連携をしながらより良い支援を工夫していける

前述のように、精神科訪問看護の現場で働く中では、さまざまな他職種と連携をする場面が多いです。
そもそも訪問看護というのは医師の指示書をもとに実施されるものです。

医師との連携はもちろん、さらにそこには処方された薬を提供する薬局の薬剤師の方々や、退院した病院の地域連携室の方、地域で生活する中で支援をする役割を担う精神科医療ソーシャルワーカーや訪問介護員(ヘルパー)の方々など、さまざまな専門職と連携をとっていく必要があります。

在宅医療の提供においては多職種連携は必要不可欠であり、病院で働く以上に積極的に看護師からも連携をとっていかなければなりません。
積極的に専門家同士の会議を開いたり、文書や電話での連絡をとったりなど関わっていくことは、やりがいにも繋がっていくでしょう。


利用者さまの長期的な変化を観察できる

そもそも精神疾患はすぐに変化が起きるケースは少なく、症状の改善がすぐに見られるものではないケースがほとんどです。
そのため、在宅での療養も長期的な目線で考えていく必要があります。
また精神科病院では急性期症状を脱したのちに退院し、在宅での療養に切り替えていくケースが多いため、看護師としてはどこまでよくなっていくのか、また再度悪化してしてしまうのではないかなど、入院していた患者さまの状態が不安になることも少なくありません。

しかし在宅の現場である精神科訪問看護では、多くの利用者さまとは再入院・退院後も含め長期的な関わりをしていくため長期的な変化を目の当たりにすることが可能です。
長期的な変化を観察できるのは、自分たちが実践してきた看護や関わりに対して答えを見つけられると感じられる人もいるだけでなく、貴重な経験と感じられる人もいるでしょう。

また次の章で詳しく記載しますが、精神科の疾患や経過に関する知識も身につくといえます。


精神科の知識やアセスメント力、観察力が身につけられる

精神科の知識やアセスメント力は、文献やテキストなどで学ぶのには限界があり、臨床現場でどれだけ患者さまや利用者さまと関わってきたかによって大きく異なります。

また観察力についても、以前とどのような変化があるのか、身だしなみや目線、まとっている雰囲気など細かな部分への観察力も、現場で培われるものです。
これらが身につけられるのは精神科訪問看護で働く大きなやりがいといえるでしょう。


精神訪問看護のやりがいを感じられる訪問看護ステーション『くるみ』で働こう

ここまで精神科訪問看護で感じられるやりがいについて解説しました。

『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。
看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!

「在宅医療に興味がある」「精神科領域の看護師として現場で働きたい」とお考えの方や、
見学希望の方は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

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