クルミのアトリエ クルミのアトリエ TOPへもどる
  1. トップページ
  2. コラム
  3. 【CEOエッセイ ...

【CEOエッセイ】Vol.019 SUPERMARKET FANTASYから始まった、僕たちの現実(リアル)

2025.04.14 HEROさんシリーズMr.Childrenくるみの社長エッセイ

こんにちは。株式会社Make CareのCEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。
XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。

今日は完全、プライベートのお話を。。。
妻との馴れ初めについて話してみようと思います。

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

06-6105-1756

出会いは東京ドームのクリスマスイブ

出会いは、2009年12月24日。クリスマスイブの東京ドーム。

その日、僕はひとつのチケットを持て余していた。友人と行くはずだったMr.Childrenのライブ。しかし、直前になって友人が高熱を出してダウンしてしまった。いわゆる“神席”と言われる位置で、ひとりで行くのはあまりにも惜しい。

そこで、mixiのMr.Childrenコミュニティに「一緒に観に行ける人いませんか?」と書き込んだ。投稿してわずか5分、気がつけば60通近くのメッセージが届いていた。慌てて投稿を消したのを、今でも鮮明に覚えている。

いろいろな人がいた。でもその中で目を引いたのが、「京都からチケットもないのに新幹線に飛び乗ってきた」という女性だった。

音楽が繋いだ、初対面の彼女

東京ドームで待ち合わせて、初めて顔を合わせた彼女。緊張しながらも、ライブが始まるとすぐにそれは溶けていった。隣で聴いていて、曲が始まった時の表情、曲間での拍手、歌詞に反応して涙ぐむ姿——その全部が、自分と驚くほど似ていた。

「きっとこの人とは、感性が似てるんだな」

ライブが終わる頃には、そんな感覚が自然に生まれていた。

終演後、彼女は「父が出張で来ている鎌倉に行く」と言って、僕は東京駅まで見送った。お礼を伝えて、連絡先を交換して、そして別れた。それだけの夜だったけれど、なぜか心がやけに温かかった。

京都での再会と、朝まで続いたミスチルナイト

それから、どちらからともなく連絡を取り合うようになった。

僕は年末に大阪の実家へ帰る予定があって、その話をしたときに、彼女から「よければ京都で食事でもどうですか?」と誘われた。

京都の冬の街並みを歩きながら、お店を選び、会話を重ねた。彼女はよく笑う人だった。話すときの仕草がとても丁寧で、でもどこか子どもっぽいところがあって、そこがまた魅力的だった。

食事を終えたころには、終電はもうなかった。自然な流れでカラオケへ。ミスチル縛りで朝まで歌い倒した。何を歌ったか、どんなハモり方をしたか、全部覚えている。

出会いの魔法か、本当の気持ちか

その時点で、お互いに惹かれ合っているのはわかっていた。でもそれが、ただ“出会いの魔法”なのか、それとも“本当の気持ち”なのか、それはまだわからなかった。

だから、約束をしたんだ。

「年が明けても同じ気持ちだったら、ちゃんと付き合おう」

年が明けても、気持ちは変わらなかった。

「結婚を前提に」——真剣な言葉を交わした日

再び会ったとき、僕は彼女に伝えた。
「結婚を前提に付き合いたい」

彼女は少し驚いた顔をしていたけど、すぐにうなずいてくれた。

彼女はまだ大学生だった。きっと不安もあったはず。それでも、真剣に僕の言葉に向き合ってくれた。

義父のひとこと「返品禁止な」

年が明けて間もない2月、彼女の実家にご挨拶に伺った。
食事の席で和やかに話が進んでいた中、ふとしたタイミングで、義父がぽつりとひと言。

「返品禁止な」

冗談めかしたその言葉には、父親としての覚悟と、娘への深い愛情が滲んでいた。
真面目な顔で発せられたその一言が、場の空気を少しだけ緩めてくれたのを覚えている。

ちなみにお義父さんには、ちょっとした“お茶目”な一面もある。
たとえば、孫の運動会。ビデオカメラを構えて応援に駆けつけてくれたのだけれど、撮れていた映像の8割が娘(=僕の妻)だった。
孫よりも、我が子の姿をひたすら追いかけていたその姿が、なんだか微笑ましくて。
ああ、この人にとって、娘は今でも宝物なんだな、と改めて感じた瞬間だった。

その日にプロポーズ、その日に入籍

婚姻届を出したのは、それこそ“思いつき”だった。けれど、気持ちは間違いなく本物だった。

「今日、籍を入れちゃおう」

突然、そう思った。
片膝をついて、指輪もないまま、ストレートに伝えた。
「結婚してください」

母には事後報告のように、「保証人欄サインして」と頼み、たまたまその場にいた長姉にもお願いした。

その日にプロポーズして、その日に入籍。平成22年2月22日。

出会って2ヶ月で、夫婦に

今思えば、本当に無茶だったと思う。
出会って、わずか2ヶ月での入籍。彼女のご両親がよく許してくれたな、と改めて思う。

でも、あのときの直感と衝動を信じてよかった。心から、そう思う。

今、共に歩む“現実”という名のファンタジー

今では、2人の子どもに恵まれて、長男は中学3年生、次男は小学2年生。

日々は、決して穏やかではない。
まるでジェットコースターのような日々。それでも、どんな時も、嫌な顔ひとつせず、僕の隣を歩き続けてくれる。

僕の暴走を静かに受け止め、支えてくれる彼女。

そんな彼女と、あの日出会えたこと。
それは僕にとって、人生で最大の“SUPERMARKET FANTASY”。

今では、それが現実(リアル)として、目の前にある。

あの夜、東京ドームで出会った彼女が、今、僕のすべての「帰る場所」なんだと思っている。

夫婦だから。色々あるけど。

ふとした瞬間に同じこと考えてたりして
また時には同じ歌を口ずさんでたりして
そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持ってる
そう君じゃなきゃ
君じゃなきゃ

Mr.Childrenが紡ぐ時の流れと共に僕たちもまたそう言う時を刻んできた。

Your Song

これもまた“僕たちのうた”

 

*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀

 

『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。

看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!

ぜひ、下記のバナー(リンク)からご連絡ください!!

 

お問い合わせ・
採用

Contact/Recruit
line

LINEからもお気軽に
お問い合わせいただけます
ちょっとしたご質問や
ご相談だけでもOK!!

line line

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

06-6105-1756