こんにちは。株式会社Make CareのCEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。
XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。
今回は、先日行われた「第4回全国訪問看護経営研究シンポジウム&交流会」について語ってみようと思う。
マサ社長に誘われて、僕も「事業展開している経営者が見極める!志願者×アドバイザー 白熱の公開コンサル!」と題して、パネリスト?として登壇させてもらった。
この記事では、当日の内容に深入りすることなく、その空気感と余韻、そして自分自身が持ち帰った感情について綴ってみたいと思う。
キーワードは、“公開コンサル”、“ギブアンドテイク”、“印象と実像”、そして“弱さの価値”。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
『白熱コンサル』という舞台
僕が登壇した「白熱コンサル」は、スライドを使わず、あらかじめ準備された原稿もなく、
その場で問いを受け、即興で考え、答えていく。まさにライブの頭脳戦。
事業の現場をどう捉え、どんな構造で回しているのか。数字と感情、理念と打算、すべてを言葉にしてさらけ出す場だ。
訪問看護の“リアル”を語るなら、これ以上にふさわしい場はない。
だからこそ、僕もまた、虚飾なく、いつもの言葉で登壇した。
準備のない対話が、いちばん本音になる
事前に何かを準備して話すことは、安全ではある。でも、時に予定調和にもなりうる。
白熱コンサルは、そうした“安全”をあえて手放す仕組みだった。
話しながら、自分の中でも思考が深まっていく。
問いを受け、考え、言葉にしながら「ああ、たしかにそうだったな」と、自分自身の過去を再確認していく。
それは、他人のために話しているようで、実は自分自身に向けた内省の時間でもあった。
即興の中に、本音がある。
その瞬間にしか生まれない熱量が、会場に確かにあった。
Xで伝えていた“ギブアンドテイク”の哲学
実は、登壇前にXにこんな投稿をしていた。
僕はこのシンポジウムに参加する講師の方々とのコミュニケーションや、マサさんやジョンくんとの関係値があって、そう言うところにメリットを感じて参加をしていて、登壇する以上、そんな偉そうなことは言えないけど、何かを持って帰ってもらおうと、ないなりに頭を絞り出して参加しています。なので、… https://t.co/p7gaK1y1JM
— HERO(精神科訪問看護ステーションくるみCo-Founder@大阪) (@hero_houkan) June 8, 2025
情報だけを持ち帰ろうとする“テイカー”ではなく、
何かしらの経験や視点、課題意識を持ってきてくれる“ギバー”同士が出会える場であってほしかった。
だから僕自身も、登壇中も交流会でも、何かしら“渡せる言葉”を意識していた。
結果的に、会話のひとつひとつに“交換の質”が生まれていたと思う。
それが何より嬉しかった。
交流会で気づいた、発信と実像のギャップ
登壇後の交流会では、たくさんの方が声をかけてくださった。
その中で、何人もの人に言われた。
>「Xでは過激派だと思ってました」
>「実際お会いしてみたら、ぜんぜん違って優しいですね」
SNS上では、言葉に妥協しないことを大切にしている。
だから、少し鋭く見えるのは自覚しているし、あえてそうしている面もある。
でも、それだけじゃ伝わらないものもあると、あの夜に再認識した。
ZESTの池田さんからいただいた「とっても優しい」はとても嬉しかったので、紹介しておくw
笑!!HEROさんは実際とーーーーっても優しいですが、たしかに直接お会いするまではやや怖いかもしれないですw
直接お会いすると、イメージ変わること間違いなしです🥺笑 https://t.co/Q81KCmrKAK— ZESTの池田さん (@karinko03) June 22, 2025
結局のところ、実際に会って、目を見て、言葉を交わすときの“温度”には敵わない。
そのギャップが「良い意味で裏切られた」と受け取られたことが、素直に嬉しかった。
張本さんに言われた“強さ”の正体
交流会の中で、もうひとつ心に残ったやりとりがある。
それは、同じく登壇されていた張本さんに言われたひと言だった。
「ひろさんは、自分の弱さもちゃんと出せてるところが、むしろ強みになってると思う」
たくさんの人に話しかけられ、お互いじっくり話す時間はとれなかったけど、
その短い言葉が、まるで僕の輪郭を一発で言い当てられたようで、
嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような、でも確かに救われるような気持ちになった。
“丸裸にされたみたい”とは、こういうことを言うのかもしれない。
あのひと言には、凄まじいアセスメント力が宿っていた。
この日、確かに交わしたもの
登壇というのは、何かを語る場であると同時に、何かを引き受ける場でもある。
今回のシンポジウムで僕は、“自分の言葉が誰かの中で響いている”という実感をもらった。
それは、ある意味でとても責任の重いことだし、同時に光栄でもある。
知識ではなく経験、理論ではなく熱、そして正解ではなく問い。
それらを真ん中に置いて、僕たちは言葉を交わし続けた。
登壇したから終わり、ではなく、むしろここからがスタート。
そんな気持ちを持ち帰った夜だった。
最後に――言葉を超えてつながるということ
訪問看護という仕事は、言葉だけでは成り立たない。
表情や空気、視線や沈黙、そういう“目に見えないもの”が支えている。
登壇も、交流も、SNSも、すべては言葉の世界だけれど、
その奥にある“人と人とのつながり”こそが、僕の原点だと思う。
今回の登壇を通じて、あらためてそれを実感できたことが、何よりの収穫だった。
会いに来てくださった皆さま、声をかけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、どこかで。
そして今度は、もっとゆっくり話しましょう。
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