こんにちは。株式会社Make Careの代表取締役CEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。
南原竜樹という人と、僕が“今もピッチに立つ理由”
昨日、弊社顧問も務めていただいている南原竜樹主催の「顧問の虎」というプレゼンイベントで、
3分間のピッチをしてきました。
ちなみに前回の「顧問の虎」の全貌がこちらのYouTubeでアップされています。
「ピッチしてきました」と書くと、
なんだか格好いい話をしたように聞こえるかもしれません。
でも実際は、
前日まで、いや当日になっても、
何を話すか決まっていないまま、
少し落ち着かない気持ちでその日を迎えていました。
こういうとき、
「ちゃんと準備しなきゃ」と思う自分と、
「いや、いまの自分が立つ意味は、別のところにあるだろ」と
問い返す自分が、頭の中でせめぎ合います。
南原さんが顧問を務めている会社、
南原さん人脈、
そしてビジネスコミュニティサロンに関わる人たちが集まる場。
これは「評価される場」ではない
少し不思議なのは、この場に立つとき、
緊張よりも先に“原点に戻る感覚”が来ることです。
なぜ、いまもこの場所に立つのか。
なぜ、南原さんの前で話すのか。
このイベントは、
営業の場でも、コンテストでもありません。
南原さんの視座の前で、
いまの自分が何を語るのかを問われる場。
僕にとっては、ずっとそういう場所です。
そう感じて、このイベントに参加する理由を、
今日は少しだけ、言葉にしてみようと思います。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
実は、話すことは決まっていなかった
実を言うと、
前日、いや、当日になっても、
何を話すかは決まっていませんでした。
3分間で「何を置いてくるか」
・何を話すか
・何を削るか
・何を“あえて語らないか”
3分という制限は、
準備不足をごまかす時間ではなく、
思考を研ぎ澄ますための刃物です。
資料が完成したのは、出発1時間前
最終的に決めた構成は、驚くほどシンプルでした。
結局、選んだのはこの3点だけ
・自己紹介
・事業紹介
・今日、繋がりたい人
ありふれている。
でも、嘘をつかない構成でもあります。
AIを「代替」ではなく「増幅」に使う
ChatGPT、Gemini、NotebookLMで骨子を組み、
プロンプトを吐き出し、
最終的にGensparkでスライド化。
これは効率化でも、手抜きでもない。
「考えること」に集中するために、
考えなくていい作業をAIに任せただけです。
そうして出来上がった資料が、こちら。
💁 顧問の虎ピッチ資料_20251213
それでも、南原さんの前に立つと原点に戻る
どれだけ環境が変わっても、
どれだけツールが進化しても、
南原さんの前に立つと、少し背筋が伸びます。
23歳の頃に叩き込まれた「視座」
SODで最年少部長だった頃、
僕は南原さんから何度も言われました。
「それで、全体はどうなってる?」
数字だけを見ているとき、
目先の勝ちに寄っているとき、
必ずこの問いが飛んできた。
20年経っても変わらない関係性
今でも南原さんは僕の顧問であり、
同時に、最も厳しい問いを投げてくる存在です。
だからこの場で、
取り繕った話をする気にはなれませんでした。
ピッチで話したのは「現在地」だけ
今日語ったのは、夢ではありません。
実装してきたことしか語らない
・精神科訪問看護という業界で
・医療×ITという切り口で
・実際に、どこまでやれたか
ここまで来た、という事実だけです。
100億円は「野心」ではなく「条件」
「100億円企業を目指す」と話したのも、
誇張でも煽りでもありません。
影響力を持つための、必要条件。
南原さんの前で、
数字から逃げる話はできない。
それは20年前から、何ひとつ変わっていません。
今日もまた、問いを持ち帰る
ピッチが終わり、
名刺交換をして、
少し雑談をして。
語られない言葉こそ、宿題になる
南原さんは多くを語りません。
でもその沈黙こそが、
いちばん重たい宿題だったりします。
今日の3分間は、
答えを出す場ではなく、
問いを持ち帰るための時間でした。
南原さんの前で、僕がピッチし続ける理由
なぜ今も、
この場に立つのか。
自分がズレていないかを確かめるため
事業は伸びる。
数字も伸びる。
評価も集まる。
でも、視座だけは放っておくと必ず下がる。
南原竜樹という「基準」
だから僕は、
定期的に南原竜樹という基準の前に立つ。
今回のピッチも、
そのための3分間でした。