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【社長エッセイ】Vol.21 本当のところなぜ訪問看護なのか?

2024.03.13 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第21弾!

 

3⽉に⼊り、少し春の陽気もところどころ感じられるようになってきましたね。

しかしながら、気温の乱⾼下が激しく、体調の管理が⾮常に⼤変な時期でもあります。

私は、そんな中元気いっぱい笑。

しいていうなら、肩こりがひどいので、今すぐにでも肩を外して取り替えたいくらいなのですが……。

そんな四⼗肩になりつつある代表の濱脇です。

今⽇もなんの話やというところから始まりましたが……。

さて、最近のエッセイでは「訪問看護である理由」についてお話をしてきていますが、今回はその第三弾。

ズバリ、タイトルは『本当のところなぜ訪問看護なのか』。

少し真⾯⽬な話になりますが、ゆるりとご覧ください。

 

世界中でそうだと思いますが、⽇本でも平均寿命が伸び、⾼齢者がたくさんおられる世界になってきていますね。

⾼齢⼈⼝が加速的に増加の⼀途を辿っており、現時点で3000万⼈近くの65歳以上の⾼齢者がいると⾔われています。

まだまだこれから増えるっていう試算も出ています。

なので、病気を抱えて⽣活する⼈も当然のように増えていくことが容易に想像できますよね。

これに伴って、病気を治すこととともに、そういう病気を抱えている⼈が⽣活できる環境を⽀えないといけないという考えが必要になってきたということだと思うん
ですよね。

 

国としては、⾼齢者が増えると社会保障にお⾦がかかるということなので、財政を圧迫します。

だから、病院は⻑期⼊院になると医療費が多くかかるので、そこを抑制したい。

それに加えて、もっと病床の回転率をよくしろって、病院に対して⾒えない(いや⾒えてるかな?)圧⼒をかけている。

つまり、それは病院での療養が⻑く続くとお⾦がかかるから、在宅の療養へ変化させていけってことを⾔っていると捉えることができます。

だから、地域包括ケアシステムってものを提唱して、2025年を⽬処に病院医療から在宅医療へと変換していきましょうねって⾔っているんですよね。

じゃあどうするの? って言ったときに、医療・福祉・介護の枠組みで、それぞれいろいろなサービスを提唱し、⽣活を⽀える核となっていくということです。

訪問看護はそのなかでも医療の核の⼀つでもあり、⽣活の⼀部において病院でなくても同等のケアを受けられるというところの核の⼀つにもなるものなんだと思うんです。

 

今、⾼齢者にスポットを当てて話していますが、これは精神的な病に苦しめられている⽅でも同じことが⾔えると思います。

なんなら、精神的な疾患に関してはそんなに簡単に⼊院もできないので、悩みや病を抱えたまま⽣活を余儀なくされることが⾮常に多いんだと思います。

仕事はできているけど悩みが絶えない、誰にも相談できない、誰に相談したらいいのかわからない、⾃分で頑張ろうと思ってもうまくいかない、そもそも働くことができなくなっている……などなど、潜在的にそのような悩みを抱えながら、⽇常⽣活を死に物狂いでされている⽅々がたくさんおられるんだと思うんです。

それって、助けられるのなら助けなきゃいけなくないです? って思います。

 

医療的な⾯からも⾒ることができて、⽣活上でのアドバイスや相談なども受けれるといった⾯で、今からの時代、本当に訪問看護というものがもっと必要になってくるのだと感じています。

少しずつ、世間も理解しつつあるんでしょうね。

ここ数年の訪問看護ステーションの開設件数はどんどん伸びていると聞きます。

地域で働いている体感としても、本当に増えたなと感じるくらいです。

けれど、全国で⾔えば、18,000ステーションくらいなんだそうですよ?

もっとありそうな気がしていたけど。

 

あと、看護師も新卒で訪問看護から始める⽅も増えてきていると聞きます。

⼈気の職種になってきている感じがしますね。

経験値がいる仕事だとは思いますが、新卒への教育プログラムも開発されるなど、進化を遂げつつある世界となってきています。

ほんと、これからは在宅医療の推進がどんどん加速するでしょうね。

ですので、ニーズも上がってくるはずです。

そうなると質の担保が⼤切になりますよね。

 

いいものをいい形でより良く受けていただきたい。

 

訪問看護は、在宅と医療との橋渡しができる役割として⾮常に⼤切な存在であると思います。

若⼲、⽀離滅裂になってきましたね(笑)。

病院がたくさん建つよりもステーションが増えたほうがいいよねとは思います。

まだまだ⾏き届いてないですよ、⽀援。

⾜りない、⾜りない。

 

弊社は、そういう⼈たちを全て⽀援したい、そんな気持ちで訪問看護をやっています。

基本、依頼は断りません。

世の中に訪問看護が必要な⼈たちがそこにいるんですから。

 

もっと、どんな⼈でも過ごしやすい⽀援の⾏き届いた世界が実現すればいいなと思います。

では、本⽇はこの辺で。

 

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『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。

看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!

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