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デパスの副作用が不安な方へ|よくある症状と出たときの対処法

精神科訪問看護とは

不安で眠れない夜や、張り詰めた緊張を和らげるためにデパス(エチゾラム)を飲み始めたものの、「最近、日中の眠気がひどい」「足元がふらつく」といった体調の変化に驚き、不安を抱えてはいませんか? 副作用の辛さは決して気のせいではありません。お薬に頼るのも、その変化に不安を感じるのも、人間としてごく自然な反応です。むしろ、副作用を「おかしいな」と感じるのは、あなたの体が自分を守ろうとしている「正しい自己防衛本能」なのです。 一人で悩み、情報を探してこの記事にたどり着いたあなたは、今日まで十分に頑張ってこられました。

この記事では、デパスを服用している方が感じやすい副作用の特徴と、症状が出たときに自分を責めずにどう行動すればよいかという具体的な手順を解説します。副作用への不安を一人で我慢する必要はどこにもありません。自分自身を一番大切にするためのヒントを、一緒に探っていきましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。副作用が気になる場合は必ず処方医・薬剤師にご相談ください。

関連記事:デパスを寝る前だけ飲むとどうなる?効果とリスクを徹底解説

 

デパスの主な副作用|よく報告される症状

デパスは心身の緊張をほぐす効果がありますが、その作用が強く出すぎることがあります。 副作用の感じ方は年齢や生活環境によって一人ひとり異なります。

 

眠気・ふらつき・倦怠感

特に多く寄せられるのが、強い眠気やふらつき、体が重く感じる倦怠感です。 日中の活動時間帯に「頭がシャキッとしない」と感じるのは、あなたの気が緩んでいるからではなく、お薬の筋弛緩作用によるものです。 足元がおぼつかない感覚は、特にご高齢の方にとっては転倒や怪我のリスクにつながるため、非常に注意が必要です。 また、車の運転や機械操作にも影響が出やすいため、「危ない」と感じたら無理をせずお休みしてください。 これらは決して怠けではなく、お薬の純粋な作用であることを忘れないでください。

 

記憶が曖昧になる・集中力の低下

「昨日何を話したか思い出せない」「仕事に集中できない」といった記憶や集中力の変化も報告されています。 これらは一時的な作用であることが多く、大半は適切な調整で回復していきますが、自分に自信が持てなくなるのはとても辛いことです。 もし症状が長く続く場合は、加齢や他の要因が隠れていないか、医師と一緒にチェックするきっかけにしましょう。

 

飲みすぎ・自己判断での増量

あまりに辛いとき、良かれと思ってご自身の判断で量を増やしてしまうことがあるかもしれません。 それはあなたが今日まで、それだけ耐え難い苦しみに必死で耐えてきた証拠です。 ただし、量が増えるほど副作用も強く出やすい傾向にあります。 もし増薬してしまったとしても、その時点で相談すれば必ず歓迎されますので、安心してくださいね。

 

副作用が出たときにやってはいけないこと

眠気やぼんやり感が辛いと「もう一切飲むのをやめよう」と、突然お薬を断ちたくなってしまうかもしれません。 しかし、自己判断での急な断薬は、元の不安や不眠の症状が以前よりも激しく戻ってくること(反跳性症状)や、震え・発汗といった離脱症状を招く危険があります。

また、インターネットの体験談だけを信じて自己流の対処をすることも、不安を増幅させる原因になります。 どんなに言い出しにくくても、医師への相談を諦めないでください。 副作用を訴える患者さんはとても多く、医師はそれを受け止める準備ができています。 納得がいくまで、何度でも主治医に相談して良いのです。

関連記事:デパス(エチゾラム)の離脱症状|症状の種類・期間・安全なやめ方を解説

 

 

副作用が気になるときの具体的な相談法

医師の前では緊張して言いたいことが言えなくなってしまう方は非常に多いですが、少しの工夫で相談のハードルを下げることができます。 まずはメモや「体調日記」を活用し、「いつから」「どんな症状が」「生活のどの場面で困っているか」を短く書き出して診察時にそのまま渡してみましょう。 一人で話すのが不安な場合は、ご家族に立ち会ってもらい、客観的な様子を伝えてもらうのも有効な手段です。 また、医師には聞きにくい些細な疑問であっても、薬局の薬剤師には何度でも質問して構いません。 相談することは決して弱さではなく、より良い治療を受けるための「最短ルート」であり、自分を大切にするための立派なセルフケアなのです。

関連記事:デパスをやめたいのにやめられない理由|依存のしくみと安全なやめ方

 

長期服用で気になる不安への向き合い方

数ヶ月から年単位で服用していると、耐性や依存性、将来の認知機能への影響を心配されるかもしれません。 これらは研究段階の部分も多く、今すぐすべての答えを出して解決する必要はありません。

大切なのは、将来の不安を自分一人で封じ込めず、定期的に医療者と確認しながら付き合っていくことです。 どんな些細な不安も、診察の場で打ち明けて良いのです。

 

副作用の不安を一人で抱え込まないために

どうしても今の主治医には言いにくい、あるいは納得がいかない場合は、セカンドオピニオンを求めたり、相談機関を変更したりしても全く問題ありません。 あなたに合った専門家が見つかるまで、何度でもやり直して良いのです。 また、「精神保健福祉センター」では服薬の悩みも受け付けています。

さらに、ご自宅での生活の中で継続的なサポートが必要な場合は、「精神科訪問看護」という選択肢もあります。 看護師が訪問し、日中の不安や副作用の辛さをじっくりとお聞きします。 私たち「くるみ」のような訪問看護ステーションは、副作用への恐怖に寄り添う温かい伴走者です。困ったら相談するのは当たり前のことです。どうぞお気軽にご連絡ください。

 

まとめ

デパスの副作用に対する不安や体調の変化は、決してあなたの責任ではありません。 自分の体調を最優先にし、我慢をすることをやめて良いのです。

気になる症状が出たときは、自己判断をせず医師や薬剤師を頼ってください。相談が一度でうまくいかなかったとしても、いつでもやり直せます。精神科訪問看護ステーション「くるみ」では、ご家庭での不安な日々に寄り添い、あなたが安心して生活を取り戻せるようサポートいたします。ご家族からのご相談も大歓迎です。いつでも何度でも、私たちを頼ってくださいね。

参照:くすりのしおり(一般社団法人くすりの適正使用協議会)

 

ひとりで抱え込まないでください。私たちがそっと寄り添います。

ご家族やご本人だけで抱え続けることの苦しさを、私たちは知っています。

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対応させていただいております。

 

この記事を監修した人

中野誠子

株式会社Make Care 代表取締役社長

中野 誠子

看護師 / (元)重症心身障害児者認定看護師

精神科病棟勤務・看護学校教員として経験を積み、「こころに寄り添う看護」を志す。石森・濱𦚰とともに株式会社Make Careを創業。現在は訪問看護ステーションくるみの代表として現場に立ちつつ、メディアにも積極的に登場し、地域精神医療の啓蒙とアップデートに挑む。

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