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うつ病で休職したい場合の手続き方法とは?休職する間の過ごし方も解説

2024.05.30 精神科訪問看護とは

仕事をする中で、さまざまな理由でうつ病となり、休職をしたいと考える方もいるでしょう。
しかしうつ病になった際にどのような手続きを踏んで休職できるのか、手続きの方法がわからないという方もいるでしょう。
また休職している間、どのように過ごしたら良いのかわからないという方もいるかもしれません。



今回はうつ病で休職したいと考えている方向けに、主な休職に関する手続きの流れや、休職する間の過ごし方について解説していきます。
またうつ病は休職している間の短期間で改善するのは難しいものです。訪問看護ステーションの利用などで、うつ病とうまく付き合いながら社会復帰をしていく方法についても合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください。


うつ病で休職したい場合の手続きの流れ

まず「うつ病で休職したい」と考えた時に、どのような手続きの流れを踏んでいけば良いかわからないという方もいるでしょう。

1.医療機関へ診断書の作成を依頼する
2.職場の就業規則から休職に関する条件や休職期間を確認する
3.休職手続きを行う

それぞれ解説していきます。


1.医療機関へ診断書の作成を依頼する

うつ病を理由として休職をしたい場合「うつ病であり就業が難しいため休職が必要」という旨を記載した診断書を作成してもらう必要があります。
すでにかかりつけの心療内科や精神科がある場合は、かかりつけの医療機関で診断書を作成してもらうと良いでしょう。

また職場によっては産業医の診察を受けて、診断書を作成してもらえる医療機関を案内してもらえるケースもあります。
注意点として、医療機関へ診断書の作成を依頼しても、依頼から診断書の受け取りまでは2週間〜1ヶ月程度の期間を要します。すぐに休職したいと思っても即日の発行は困難なため、早めに診断書を依頼するようにしましょう。


2.職場の就業規則から休職に関する条件や休職期間を確認する

それぞれの職場に休職の条件や休職期間などを定めた就業規則があるため、規則を確認する必要があります。
職場の就業規則を確認して下記の点を確認しておきましょう。

・休職が可能な条件
・休職可能な期間
・休職中の給与や手当
・休職中の連絡方法
・復職の際の流れ

上記を確認しておくと休職中も不安を抱えずに過ごしやすくなるでしょう。


3.休職手続きを行う

診断書の発行依頼をして診断書を入手し、職場の就業規則を確認したら、休職手続きを行います。
主に職場の人事や総務などの部署で手続きを行いますが、休職時の担当者や担当部署は職場によって異なるため一概には言えません。
休職手続きは必要な書類の提出によって完了します。


うつ病で休職する期間の過ごし方とは?

うつ病で休職をした際に、気持ちが焦ってしまったり、罪悪感を感じたり、憂鬱になってしまったりなど落ち着いて過ごせないという人もいるかもしれません。
ここではうつ病で休職しているものの、復職が近づいて焦っている、何もしていない罪悪感を感じているというような方のために、うつ病で休職する期間の過ごし方について解説します。

また訪問看護ステーションの利用について、理由も含めて解説しているので、参考にしてください。


生活リズムを崩しすぎない

うつ病になると眠れなくなったり、反対に寝過ぎてしまったりなど、生活リズムが崩れてしまうという方もいるのではないでしょうか。

しかし生活リズムを崩しすぎてしまうと、昼夜逆転してしまったり、仕事にいく時間のような朝に起床できなくなってしまったりします。

復職のことを常に考えていると精神的に辛くなってしまうため、必ずしも仕事を意識して早起きする必要はありません。しかし大きく生活リズムを崩すと、後々心身ともに辛くなってしまうため、生活リズムを崩しすぎないのがおすすめです。


軽く体を動かす

うつ病になると、ベッドから動けず、体を動かすのが難しいという人もいるでしょう。
ベッド上でも軽くストレッチをしてみたり、動ける場合は部屋の中、可能であれば外へ散歩に出かけたりなど、体を動かしてみるのもおすすめです。

体を動かすことで気持ちのリフレッシュにもなるだけでなく、なかなか眠れないという人も心地よい疲労によっていつもより眠りやすくなるかもしれません。
ただし無理する必要はないため、できる範囲で行っていきましょう。


訪問看護を利用する

訪問看護の利用も、うつ病の方が休職中に安心して過ごすための1つの方法です。
うつ病の方の場合、周りに理解を得られにくかったり、辛い気持ちを周囲に話したりすることができないというケースもあります。

また自責の念から、診察で主治医に率直な思いを伝えられなかったという人もいるでしょう。
訪問看護を利用することで、抱えこんでいる感情に寄り添ってもらえて、さまざまな辛い感情や自責の念を打ち明けられます。
辛くなってしまいやすい休職期間で、訪問看護師に話や思いを打ち明けながら、助言ももらえると、精神的にも安心するのではないでしょうか。

また訪問看護では、社会資源の活用という役割も担っています。
うつ病の症状が強く、辛い期間には活用できる社会資源を知りたいと思っていても、なかなか調べられないという人も少なくありません。
そういった場合に活用できる社会資源などの情報提供をしてもらえることは非常に助かると感じる方もいるでしょう。

そして復職後も訪問看護を利用し続けることで、定期的に感情を吐露できる場を設けられるため、安定して働き続けやすくなるでしょう。
休職中に訪問看護の利用を開始するのも、安心して休職期間を過ごすための1つの方法です。


精神訪問看護のやりがいを感じられる訪問看護ステーション『くるみ』で働こう

ここまでうつ病で休職する流れや、過ごし方、訪問看護を休職中から利用することで感じるメリットの部分についても解説しました。

うつ病で休職しようと考えているものの休職期間を安心して過ごせるか心配という方は、訪問看護サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
訪問看護を受けることで、辛い感情や悩みを打ち明けられ、精神的に安心して過ごせるようになるかもしれません。



お気軽に『訪問看護ステーションくるみ』へお問い合わせください。

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