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産後うつはどれくらいで治るの?よくなるきっかけや乗り越え方を紹介

2024.10.17 精神科訪問看護とは

産後うつにおける症状の重さには個人差があり、治療にかかる期間も人によって異なります。
悩みやストレスを抱え込んでいたり、治療が思うように進まず焦ったりしてしまう方も少なくありません。

産後うつの治療にはどのくらいの期間が必要なのか、なにが治るきっかけになるのかを理解すれば、安心して治療を進められるでしょう。

この記事では、産後うつの治療にかかる期間や、治るきっかけなどを解説します。


産後うつはどれくらいで治る?

産後うつの治療にかかる期間は人それぞれであり、発症から2〜3ヶ月ほどでよくなる方もいれば、それ以上時間がかかる方もいます。

治療期間を左右するのは「治療を始めるタイミング」であり、発見や治療開始が遅れるほど、回復までに時間がかかってしまいます。
出産後に生じる気分障害や産後うつの初期症状を、見逃さないようにすることが大切です。

また、産後うつが悪化すると「産褥期精神病」を発症するおそれがあります。
症状が悪化するだけでなく治療期間が長引いてしまう可能性もあるため、産後うつが疑われる場合は早めに医師へ相談しましょう。


産後うつがなかなか治らない原因

産後うつの治療を受けているのに、なかなか改善していない方もいることでしょう。
この章では、産後うつ症状が長引く原因を解説します。


不安やストレスが溜まっている

育児や家事の悩み、パートナーや家族との人間関係のストレス、金銭面や将来への不安などが溜まると、産後うつの回復に時間がかかる場合があります。

産後はホルモンバランスの変化や、生活環境の急激な移り変わりから、心身ともに不安定になりやすい時期です。
悩みや不安を人に相談したり適度に休んだりしてリフレッシュし、心身の負担を減らすようにしましょう。


適切な治療を受けられていない

産後うつは「うつ病」の一種であり、症状や状況によって改善には医療従事者による適切なケアやアドバイスが必要です。
薬物療法や精神療法など、医学的な根拠のある治療を受けなければなりません。

産後うつに悩む方の中には、家事・育児の忙しさや、うつ症状による外出への抵抗感などから、なかなか医療機関を訪問できない方もいます。
パートナーや家族に協力してもらったり外出支援のサービスを利用したりなど、受診の機会をつくれるよう工夫してみましょう。


産後うつが治るきっかけとは?

産後うつは、さまざまなきっかけから治療が進むようになります。
この章では、産後うつ克服のきっかけを見ていきましょう。


周囲の人に相談してサポートしてもらう

産後うつの克服には、夫やパートナー、両親や友人などからのサポートを受けることが重要です。

産後うつ症状の苦しさは本人にしかわかりません。
周囲からのサポートを受けるには、どんな風につらいのかを打ち明け、どうしてほしいのかを伝えることが大切です。

子育ては、一人で頑張る必要はありません。
パートナーと家事を分担したり両親に子どもを預けたりなどして、心と体を休めるようにしましょう。



関連記事:産後うつの改善に必要な「パートナー支援」とは?夫ができることや支援の学び方を解説


休養をとって疲労やストレスを解消する

ゆっくりと休養を取り心身をリフレッシュすることで、うつ症状の緩和が期待できます。

育児中は忙しさや睡眠不足などにより、疲れ・ストレスが溜まりやすくなります。
体を休める日をつくり、外出や趣味などを楽しむことで、心と体のリフレッシュを図りましょう。



関連記事:産後うつをケアできるリフレッシュ方法やリラクゼーションとは?


医療機関で治療を受ける

産後うつからの回復には医療機関で診断を受け、適切な治療を受けることが必要です。

人によっては、薬物療法による症状のコントロールやカウンセリングなど、専門的なケアが必要になります。
治療をスムーズに進め再発を予防するためにも、気になる症状がある場合には早めに医療機関へ相談してみましょう。



関連記事:産後うつの有効な治療法とは?早期対策の重要性についても解説


産後うつが長引いているときの乗り越え方

産後うつがなかなか治らないときは、ケアや治療の方針を変えることも大切です。
周囲のサポートや医師による治療を受けても、症状がなかなか改善しない場合もあります。

その場合、自治体で提供している「産後ケア」や、地域の「訪問看護ステーション」の利用が治療に役立つでしょう。
特に訪問看護には、自宅で直接ケアやアドバイスを受けられるメリットがあります。
また、パートナーや家族へもサポートを受けられたり、育児に関する悩みや不安を相談できたりなど、症状のケア以外が充実している点も特徴です。

治療がうまくいっていないと感じる方は、訪問看護の利用も検討してみましょう。



関連記事:産後うつの乗り越え方とは?必要なサポートと治療法について解説


産後うつがどれくらいで治るか心配なときは訪問看護に相談してみよう

産後うつの症状は長引く場合もあり、よくならないことに不安を感じる方も少なくありません。
適切なサポートやケアを受けることで、治療がスムーズに進むでしょう。

治療や支援を受けてもなかなか治らない場合、訪問看護の利用も選択肢の1つです。
知識豊富な看護師からケアやアドバイスを受けることで、自分に合った方法で産後うつや育児の悩みを解決できます。



訪問看護での産後うつケアに興味がある方は、お気軽に『訪問看護ステーションくるみ』へご相談ください。

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