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【社長エッセイ】Vol.17 なぜ精神訪問看護なのか?

2024.01.17 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第17弾!

 

どうも、寒さに打ちひしがれて冬って早よ終わったらいいのにと⽇々思っている代表の濱脇です。

寒いの苦⼿なんです……。
冬は⾏動⼒が低下しますw
できれば冬眠しておきたいところですが、そうもいきませんのでw

 

さて、今回は訪問看護⽴ち上げへの思いの第⼆幕。

今回は、訪問看護の中でもなぜ「精神訪問看護」なのかというところに焦点を当てて、コラムを書いていきたいと思います。

今回も⽂章は拙いですが、お読みいただければと思います。

 

前回、⽴ち上げに⾄る経緯と経験という形でコラムを書かせていただきました。

その経緯の中には、訪問看護という事業の中で、普通⼀般の訪問看護として展開していくのか、精神訪問看護で展開していくのか、それともそのほかに焦点を当てたもので展開していくのか、という話を会社を設⽴する前の段階で、経営陣で話を重ねてきました。

訪問看護というものを展開させていくにも、きっと強みを活かし、事業として尖らせていったほうがよく、そのほうがターゲットも明確になり展開しやすいのではないかという話になりました。

 

あとは、共同代表の中野が看護学校にて精神科で教鞭をとっていたことや、重症⼼⾝障害の⽅と多く関わってきたという経験もあったことが⼤きく関わっています。

あと、現在の社会といえばストレス社会ですね。

昔は⼈間関係でのストレスは職場での上下関係がほとんどでしたが、今の社会はSNSが溢れ、⽬に⾒えない相⼿からのストレスをものすごく感じたり、ストレスに弱い⼈たちも多く存在する社会となっています。

また、昔に⽐べれば「精神障害」というものが社会的に認知され、容易に治療を受けられたり、障害者雇⽤が浸透していたり……といったものになってきたという背景があります。

 

その背景を考えたとき、この社会にはきっと、

まだまだ目には見えていない(認知されていない)けれど、精神的にしんどくなっている人が多く存在するのではないか、

その人たちは自分で支援を受けようと思っても、精神訪問看護が自分も受けられるんだということを知らないのではないか、

精神障害というものが認知されてきたといっても、自分がその障害を持っているということを公にはしたくない、でも助けてほしい……という方がたくさんいるのではないか、

という話になり、「精神特化型の訪問看護ステーションとして展開していこう!」と、『訪問看護ステーションくるみ』が誕⽣したわけです。

 

こうして会社と事業所は誕⽣しました。

しかしながら、待っていても利⽤者さんは来るのかというと、そんなことはないですよね。

なので私たちは、積極的に精神訪問看護というものを認知していただこうと思い、積極的に相談⽀援事業所や病院・クリニック、就労⽀援などに営業活動を行うことにしました。

 

⾔いにくければ、こちらから探しにいこうと。

まだ⾒ぬ精神訪問看護を受けることで喜んでくださる⽅々を。

慈善事業ではもちろんないです。

受けるにはお⾦がかかりますし、⼈と⼈との関わりですから、なんでもできるというわけではありません。

 

けれど、精神訪問看護やそれを取り巻く⽀援の状況、⾏政の対応や病院での治療経過、社会での扱い、⽇常⽣活での苦悩……などなど、いろんなことを調べていくうちに、精神障害を持ちながらも懸命に前を向いていこうという⼈たちを応援したり、前を向くためのきっかけを待っている⼈たち、前を向くことすらも難しい⼈たちなどを⽀援していき、いずれはこの⼤阪だけでも精神的に障害を持っている⼈たちがなんらかの⽀援を受けられている状態にしたほうがいいよねという⼤きな⽬標ができたというわけです。

 

また、訪問看護の中でも精神特化型でやっている訪問看護ステーションというのは、訪問看護の世界全体から考えると⾮常に少ないのが現状です。

ということは、⽀援が⾏きと届いていない⼈が多くいることを意味しており、なんとかしていかないといけないよね、ということです。

どこまでできるかなんてわかりません。

しかしながら、現在と未来を⾒つめながら⾏動をしていかないと、きっと明るい未来はないんだろうなって思うんです。

過去から考えると現在はきっとすごくよくなったよねって表現されるんですよね。

けれど、現在だけ⾒つめてたって仕⽅ないと思うんです。

どんな未来がいいか、こうなったらいいよね、こんなふうになればもっと⽣きやすい社会になるよね、とかって考えて⾏動していかないときっと達成できないんで
す。

 

来る未来でくるみ。

Mr.Childrenの『くるみ』からもちろんこのステーションの名前をいただきましたが、働いていくうちに、もっと来る未来が明るく、過ごしやすく、⽣きやすくなっていればいいのになって、柄にもなく思いながら、今⽇も働いています。

あー、暑苦しいし恥ずかしい(笑)。

また次回コラムでお会いしましょう。

 

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『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。

看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!

ぜひ、下記のバナー(リンク)からご連絡ください!!

 

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