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【社長エッセイ】Vol.20 これからの時代に沿った医療提供の形

2024.02.28 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第20弾!

 

気づけば2⽉ももう終わり。

こうやって知らぬ間に歳をとっていくんだな、と最近より⼀層感じている代表の濱脇です。

2⽉なのに寒暖差激しくないですか?

体調を崩されている⽅も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

すでに花粉も⾶び始めてるみたいですしね……。

地球の気候が年々おかしくなっていってる印象です。

 

さて、前置きはこの辺にして……。

今回は、訪問看護である理由というテーマの第⼆弾を書いていこうと思います。

タイトルは『これからの時代に沿った医療提供の形』です。

今⽇もゆるりとお読みくださいね。

 

なぜ訪問看護なのかと問いかけられたら、このタイトルに書いてあることに尽きるような気がします。

かといって、病院やクリニック・診療所などが必要ないというわけではなく、これからの時代に沿って医療を提供していくのであれば、それは地域に根付いた医療ということになるのではないかと思うんです。

訪問診療や訪問看護、訪問介護等といった在宅⽀援サービスは、その根幹ではないかと思うんですよね。

診療報酬体系がここ10年ほどで⼤きく変化し、地域包括ケアシステムという⾔葉が聞かれるようになってきました。

病院での在院⽇数は⼤きく減少し、早く退院し、あとは地域で診てもらってくださいねといった時代に移り変わってきています。

 

訪問看護の流れというものを説明すると、1991年に⽼⼈保険法の改正によって⽼⼈訪問看護制度が発⾜、翌92年には在宅での寝たきり⾼齢者を対象とした⽼⼈訪問看護ステーションが開始となりました。

1994年に健康保険法等の改正によって、全世代の在宅療養者を対象とした訪問看護の提供(医療保険での提供)ができるようになって、2000年の介護保険法の施⾏に伴って、介護保険の訪問看護が開始となり、今の形の原型ができました。

 

しかしながら、⾼齢者のために最初にできた訪問看護は今や⼩児から⾼齢者の精神を含む障がい者の枠組みまでカバーできるようになりました。

なかには、診療報酬制度にのっとらない⾃費提供での訪問看護も存在しています。

これは社会変化に対して、在宅療養者のニーズが⾼まった結果に他ならないと思うんです。

今も超⾼齢化社会と⾔われていますが、これからもっとこの⾼齢化は進み、医療や介護の需要が増加することは必⾄な状態です。

だからこそ、今これからの時代に必要な訪問看護というものが必要視されているということです。

こういうことを考えると、今から⾃分の看護師としてのスタイルを地域医療のほうにシフトしていくことが、必要視されると思ったからこそ、予防医療も含め、考え抜いて地域に出た、ということです。

 

前回もお話ししましたが、最初は訪問看護ではなかったんですよ、考えとしては。

企業看護師だったんです。

けれど、ひょんなことから始めることになった訪問看護の世界を経験していくと、今の社会に必要とされている感をビシビシ感じるんです。

地域包括ケアシステムの構築に関しては2025年度を⽬処に、各都道府県や市町村が地域の特性に応じて、医療・介護・予防が⼀体的に提供されるように、今もなお継続中です。

ここ最近の全国的な訪問看護ステーションの増え⽅というものは今までの10年と⽐較すると、⽐較対象にならないくらいにスピードが上がっています。

それは、すなわちそれだけの在宅での療養⽀援を必要としている⽅々が多くいらっしゃるということを意味します。

だから、これからは訪問看護というものの価値がもっと注⽬され、必要とされる時代なんだと思います。

地域医療の時代の流れに乗ったら、ここに辿り着いたというのが正しいのかもしれないですね。

まさにこれからの時代に沿った医療提供の形の基礎的なものなんだと思います。

 

これから時代はどう流れていくかはわかりませんが、もっとITを活⽤した形になるかもしれないですし、近未来的な動きももっと出てくるのかもしれないですね。

しかしながら、医療の形が変化していけば、地域社会のニーズも当然変化し、もっと良いサービスを良い形で受けたいという流れが⽣まれてきます。

質の良いサービス、質の良い運営などが求められ、国や⾃治体の医療への要求も⾼くなってきています。
(⼀定数不正をしているところもあるというニュースなども⽬にしていますのでその影響もあるとは思いますが……)

その中で、⾃分たちの提供する訪問看護の質を⾼めていく努⼒を常に⾏っていくということを忘れてはいけないですし、これからの時代を担うたくさんの医療に関する事業所の⼀つなんだという⾃覚は持っておかないといけないような気がします。
(訪問看護ステーションくるみのサービスが⼀番だっていってもらえるようにみんなで努⼒して積み上げていかなければ……)

時代の流れに取り残されないように進んでいきます。

荒波でしょうけど(笑)。

では、今⽇はこの辺りで。

 

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