大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、中野誠子が綴る『社長エッセイ』第29弾!
最近の雨の振り方がスコールみたいでびっくりしている中野です☔️
まあ、飛行機が怖くて中南米などスコールが降りそうな地域に入ったことないしいけないんですが(笑)
でも雨の音は好きです。いろんな音があって聞いてると落ち着きます。
さて今回のテーマは株式会社MakeCareの目指す先の話をしていきます。
今回は私が言い出したことから。
「精神科訪問看護師になりたい看護師さんが困らない社会を作りたい」という話をしていきたいと思います。
何でこう思っているんかと言いますと私が困ったし、困ってる人が今沢山いるからです。
私は看護師になって今年で24年目になりますがどのようにしてなるのか、
どんなことしているのか漠然としか知りませんでした。
看護学校で教えたから知ってたものの知らない人が多く同じ看護師の転職なのにおかしいなと思っていました。
訪問看護師が看護師の転職のスタンダードになっていないなとも感じました。
精神科看護師になるためには実は条件があるのをご存知ですか?
「精神疾患を有する方に対する看護について相当の経験を有するもの」とあります。
よく調べると研修を受けないといけない。
調べれば調べるほどわからないことが多くなってきます。
そんな中相談しても知ってれう人が少ない分野です。
しかし今後はより一層地域で生活される方が増え訪問看護の需要が増えます。
その中でわからないまま転職活動は怖いだろうなと感じています。
その中で看護師さんがいける学校を作ったらいいんじゃないかと思うようになりました。
入ってしんどかったとなるよりは入る前に学んで納得して選択できるようになっていければいいと思っています。
そのためにも学校に入って、訪問看護師という職業について、法令やレセプトなどさまざまなことを学ぶのです。
実際面接合格して訪問までなど一人で学習するには膨大でどうぢたらいいのかわかりませんよね。
また、一人で勉強してても働く自分がイメージできません。
自分のキャリアを自分で考えて作っていけるようなお手伝いをしていきたいのです。
看護師人生長い中で一つ一つの職場の業務を覚えることに必死になり、その職場がしんどいから辞めるってなってませんか?
あなたはどんな看護師になりたいのでしょうか?そ
のためにどうしてその分野に行こうと思いましたか?
ここがしっかりしていないとお休みの時に研修を入れられて何で何?と文句を言ってしまう自分になってしまいます。
「自分がどうなりたいのか、そのために何をしていくのか」を常に考えて自ら動いていく必要があります。
上司の言う勉強会に能動的に出席しても自分のなりたい看護師に近づきませんよ。
この思考がとても大事だと思っていて今はこれをスタッフに常言っています。
学校でこれを伝えていきたいとも思っています。
私自身学生時代勉強が好きだったかというとそんなに好きではありませんでした。
実習で看護技術を実施させてもらうために、国家試験合格のために必死でした。
でも社会人になって勉強が面白いと感じるようになりました。
どうしてかなと考えているとそこには「主体的に学びたいかどうか」が関係しているような気がしました。
自分が患者さんとの関係で困っているからどうにかしたいと思って学習するとスッと入っていく。
それでは自分がやりたいと思っていることは学場が必要だと感じています。
みんなが行く必要がない。
でも学びたい人が選択できるように学びの場があってもいいのではないか。
自分で勉強するだけでは身につかないことも教えてもらえてイメージしながら仕事を始めることができたらやりたい仕事を長く続けることができる。
この学校では入職後のフォローアップもできればと考えているので、
長く精神科訪問看護師を続けられる環境を社会として作っていきたいと思っています。
自分が年齢を重ねた上で今まで育ててもらった患者さん利用者さんにもう一度会ってお礼が言えたらいいですけどそれもできません。
そのため今後会う利用者さん、それに関わる方達を育てることで恩返しをしていきたいと思っております。
さて次は何を話しましょうか。
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