大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、中野誠子が綴る『社長エッセイ』第50弾!
突然ですが、桜餅は好きですか?
私は大好きです。
関東と関西であんなにも違うなんて初めて知ったときは衝撃でしたが、やっぱり関西で馴染みのある、あの形がしっくりきます。
もちろん、あの葉っぱも一緒にいただきます。桜餅を食べながら、あったかい緑茶やほうじ茶を飲むと、「日本に生まれてよかったなぁ」としみじみ感じます。
さて、今回は何を書こうかと悩んでいたのですが、石森の文章を読んで「私も自分のことをもっと知ってもらおうかな」と思い、自分の幼少期について少しお話ししようと思います。
意外な一面があるかもしれませんが、気楽に読んでいただけるとうれしいです。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
ピアノとの出会いは3歳から
こう見えて、私は幼稚園の頃からピアノを習っていました。
始めたのは3歳ごろ。
通っていた幼稚園でYAMAHAのピアノ教室があり、たぶん親に勧められるままに始めたんだと思うのですが……そこに私の意思はなかったと思います。
興味があったかと聞かれると、正直なくて、ただ母に言われたことを忠実に守る性格だったので、なんとなく通い始めました。
気づいたら家にはピアノもあって、「興味ないから辞めたい」なんて口が裂けても言えない……と子ども心に思っていました。
ステッキ練習が楽しかった
ピアノにはあまり興味はなかったけれど、「ステッキでリズムをとる練習」があって、それはとても楽しかったんです。
進んで練習しましたし、家でも特訓していました。
必死に頑張っていたので「上手!」と褒められるのが嬉しかったのを覚えています。
私はMr.Childrenの曲はドラムとベースから聴いて好きになっていくことがほとんどです。
ドラムとベースの重低音が内臓に響く感じが大好きです。
今思えばこの“ステッキ練習”がその感覚の原点だったのかもしれません。
厳しい先生との日々
とはいえ、毎回ステッキの練習ばかりできるわけもなく、仕方なくピアノも練習し始めました。
先生が厳しかったんですよね、怖かった。
姿勢、指の立て方を常に注意されていました。
そこ違うって指を叩かれたりして。
何度やってもうまくいきませんでした。
今思えば興味がないんだからうまくなるはずもないのに、怒られてイライラしながらもやっていました。
嘘がバレた日
私の先生は練習してこないと見てくれない先生でした。
練習しても怒られるし、「もういいや」と思い、一度練習をしていかなかったんですよ。
早く終わらせたかったから「練習しました」と嘘をついて弾き始めたらすぐにバレて怒られました。
そのときは「なんで!?」と思いましたが、裏で必死に練習してまたみてもらいました。
それでもやっぱり怒られるんですけどね。
初めの怒られ方よりはマシでした。
少しずつ音楽が楽しくなってきた
「ちゃんと練習しないと怒られるからやろう」とは思ったものの、まだまだ興味が湧くまでには至らず。
とりあえず先生に怒られないように、とやっていたら、少しずつ弾けるようになってきました。
弾けるようになってきたら「もっとうまく弾きたい」という気持ちが出てきました。
怒られないように……と思っていたときから比べると、音を楽しめるようにもなってきて、曲の背景や作曲者についても調べるようになりました。
それを知るともっと音を知りたくなって、練習にも身が入るようになりました。
先生にはまだまだ怒られていましたが、怒られる内容がだんだんと変わってきて、素直に聞き入れられるようになってきました。
この頃が中学生です。時間がかかりすぎていますね(笑)。
ピアノを辞めた後の気持ち
ようやく少しずつ音を楽しめるようになってきたところだったのですが、高校進学と同時にピアノは辞めました。
でも辞めたら、毎回怒られてイライラしながら通ったピアノも「もっと続けたかったな」と思えるぐらい、楽しいピアノ人生でした。
ピアノを通して学んだことは、曲を構成する要素がたくさんあって、それを知ることが音を楽しむことにつながるんだということです。
Mr.Childrenとの出会い
歌詞や曲について知ることの大切さを知っていた私が、高校生になって寮でMr.Childrenに出逢います。
まず、ドラムとベースに心を持っていかれて、その後ギターとボーカルも「すごい!」と、そこからファンになり今に至ります。
皆さんは私がMr.Childrenしか聴かないと思っておられる方もいるかと思いますが、実はそんなことなくて、ドリカム、NiziU、Saryuが大好きですし、ライブに行くことが本当に大好きです。
生の音源で音を聴くと内臓が揺れる感覚があります。
その感覚がたまりません。
- Salyuのライブ
- ミスチル半エン福岡初日
- ハピネス中村さんも。
音楽も、看護も。「一人ではできない」からこそ面白い
友人がバンドをしていて、ときどきライブハウスで生演奏で歌わせていただくのですが、それも楽しいです。
緊張なんてまったくしません。
ただただ「楽しい」しかありません。
生まれ変わったら歌をうたう人になってもいいかも……と思ったりもして。
今、看護師として働きながらこれを書いていますが、「音楽」は、私の“職業人としての自分”を育てるための、貴重な余暇の一つでもあります。
「音楽」と「チームで看護をすること」って、似ているところも多くて。
共通点は「一人ではできないこと」。
これからも音を楽しみながら、看護も楽しんで、人生を歩んでいきたいと思っています。
次は何を書こうかな~。
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