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精神病の診断を受けたほうがいいサインとは?セルフチェックも紹介

2025.11.03 精神科訪問看護とは

気分の落ち込みや体調不良が続くと「もしかして精神病なのかな」と心配になりますよね。
心の不調は判断が難しいため、気づいたときには早めの受診が重要です。

この記事では、精神疾患で診断を受けたほうがいい場合に見られるサインを紹介します。
医療機関での診断方法や、受診の目安となるセルフチェックも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

06-6105-1756 06-6105-1756

平日・土曜・祝日 9:00〜18:00 
【日曜・お盆・年末年始休み】

※訪問は20時まで
対応させていただいております。




精神病の診断を受けたほうがいいサインとは?

精神疾患の診断を受けたほうがいい状態の方には、心・身体・日常生活にサインが見られる場合があります。

それぞれのサインについて、詳しく見ていきましょう。


心に出るサイン

心に出るサインには、以下があります。

・気分が沈む
・憂鬱な気分になる
・イライラしやすい
・何もないのに不安になる
・他人の目線が気になる
・何度も確認しないと落ち着かない

気分の落ち込みが続き、前向きに考えられない日が続く場合、心の不調のサインかもしれません。

また、他人の何気ない言葉や態度にイライラしやすくなったり、不安を感じやすくなったりする場合も、精神疾患の疑いがあるため注意しましょう。

参照:こころの情報サイト/こころの病気について理解を深めよう


身体に出るサイン

身体に出るサインには、以下があります。

・急に動悸が起こる
・息苦しいと感じる
・誰もいないのに悪口が聞こえてくる
・食欲がなくなる
・食べても味がしない
・寝つきが浅い
・体重が大きく増えたり減ったりする

上記のサインを体調不良や病気と勘違いしたり、そのうち治ると思って放置したりしてしまい、徐々に悪化するケースもあります。

関連記事:原因がわからずとにかく体調が悪い原因は?何科に行けばいいかも解説


日常生活に出るサイン

心の不調がある場合に、日常生活で見られるサインは以下です。

・服装に気をつかえなくなる
・遅刻や休みが増える
・ささいなミスが続く
・物忘れが増える
・人と会話するのがつらいと感じる
・喜怒哀楽が乏しいと言われる
・部屋から出るのが億劫になる

心の不調が生じると、人と会話するのが億劫になる場合や、身の回りのことができなくなる場合があります。

また、これらを自分で気づけず、家族や友人など、周りの人から指摘されて気づくケースも少なくありません。

関連記事:表情のない人は病気?原因・症状・対処法を徹底解説


精神病の診断方法と基準

精神疾患の診断を受けるには、精神科や心療内科で医師の診察を受ける必要があります。

医療機関では、以下の診断基準に基づいた診察や検査により、精神疾患の診断を受けることが可能です。

・DSM-5
・ICD-11

心の病気は目に見えないため、診断が難しいケースも多いです。
精神科や心療内科では、アメリカの精神医学会で定められたDSM-5や、WHO(世界保健機関)が定めた診断基準であるICD-11をもとにし、慎重に診断を行います。

自分の状態がどの精神疾患に当てはまるかを明らかにできれば、適切な治療を受けられるため、早期の改善を目指せるでしょう。


精神科に行った方がいい人のチェックリスト

心や身体の不調があるものの、精神科に行った方がいいか悩んでいる方もいるでしょう。
ここでは、精神科に行った方がいい人のチェックリストを紹介します。
複数の項目に当てはまる場合は、精神疾患の可能性もあるため、早めの受診を検討しましょう。

・何もしたいと思えない
・疲れやすいと感じる
・入浴を億劫に感じている
・人と話すのが怖い
・以前はなかったささいなミスが続いている
・忘れ物が多いと感じる
・食欲が安定しない
・よく眠れない
・人から心配される機会が増えた
・家の鍵を閉めたか不安になる

精神疾患は、早めの診断と治療が改善のポイントです。
ささいな症状でも相談できるため、少しでもおかしいな?と感じたら、精神科や心療内科の受診を検討してみてください。


精神病の診断後は訪問看護も利用できる

精神疾患の診断を受けた場合、症状や日常生活の悩みを解決するために、訪問看護を利用できます。

訪問看護では、精神症状のケアを受けられるほか、服薬管理や日常生活のサポートを受けることも可能です。
看護師が自宅に訪問するため、症状が重く通院が難しい方も自分の落ち着く環境で安心してケアを受けられます。

精神疾患の悩みは、自分や家族だけで解決できないケースも珍しくありません。
日常生活に支障が出ている方や、自宅での治療を希望する方は、訪問看護の利用も検討してみましょう。


精神病かな?と思ったら早めに診断を受けよう

精神疾患にかかると、心や身体、日常生活にさまざまなサインが見られるようになります。
大した不調ではないと思っていても、放置すると悪化してしまいかねません。
おかしいな?と感じたら、早めに診断を受け、治療を開始しましょう。

『訪問看護ステーションくるみ』では、精神疾患の診断を受けた方に対し、個別のサポートを提供しています。
精神疾患で通院が難しい方や、日常生活にお困りの方は『こちら』から、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

鬼頭怜那

鬼頭 怜那(きとうれな)

看護師 / 産業心理カウンセラー

看護師資格を取得後、産科病棟で勤務。その後、精神科の急性期・慢性期病棟にて、精神疾患だけでなく身体疾患のある患者の看護にも携わる。精神科の訪問看護での勤務経験も活かしながら、現在はライターとして医療・薬理・在宅ケア・メンタルヘルスに関する記事を執筆中。

この記事を監修した人

鬼頭怜那

鬼頭 怜那(きとうれな)

看護師 / 産業心理カウンセラー

看護師資格を取得後、産科病棟で勤務。その後、精神科の急性期・慢性期病棟にて、精神疾患だけでなく身体疾患のある患者の看護にも携わる。精神科の訪問看護での勤務経験も活かしながら、現在はライターとして医療・薬理・在宅ケア・メンタルヘルスに関する記事を執筆中。

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