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【CEOエッセイ】Vol.021 「負け犬からの脱却十ヶ条」—僕をつくった10の言葉たち—

2025.04.24 HEROさんシリーズくるみの社長エッセイ

こんにちは。株式会社Make CareのCEOであり、訪問看護ステーションくるみでマーケティングを担当している石森寛隆です。
XではHEROと名乗っていますので、もしよろしければフォローください。

倒産も自己破産も経験し、どん底のなかで生活保護を受けていた時期もありました。

「負け犬」なんて言葉では済まされないくらい、何もかも失った時期も確かにあった。
それでも、そこから這い上がってこれたのは、いくつかの“言葉”に支えられてきたからだと思っています。
Mr.Childrenの紡ぐ音楽の力だけじゃない。

かつて出会った経営者の、上司の言葉にも救われてきたのです。

その中でも、僕の背骨になっているのがこの「負け犬からの脱却十ヶ条」。

知る人ぞ知る、ソフト・オン・デマンド株式会社の社是であり、創業者高橋がなり氏の金言でもあります。

ご本人の解説も是非、ご覧ください。

ここでは、そんな十ヶ条を、自分なりの視点で解釈し直しながら紹介していきます。

高橋さん本人の解説の前に僕の言葉なんて何の意味もないのですが💦

ただ、もしこの十ヶ条の解説がかつての僕と同じように悩んでいる誰かの背中を少しでも押せたなら、それがいちばん嬉しいです。

大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象

“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」

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一、自分だけは自分の潜在能力を信じてあげろ。

どれだけうまくいかなくても、誰かにバカにされたとしても、
“自分の可能性”だけは、自分で信じてあげるしかないと思ってます。
僕もずっと、何の根拠もないまま「きっと何かできるはずだ」と思いながら動いてきた。

周りに信じてもらえないことのほうが多かったし、
実績もお金も人脈も何もない時期があったけど、
それでも「ゼロじゃない」と思い続けたから、少しずつ状況は変わっていった。

可能性って、最初は自分だけしか見えないもの。
だからこそ、自分だけはその存在を疑わない。
僕にとってのスタートは、いつもそこでした。

二、自分の予測する、自分の限界という壁を越える経験をしろ。

「ああ、これが限界だな」って思ったこと、何度もあります。
でも実際は、あれって“限界”じゃなくて“恐怖”だったり“慣れ”だったりする。
いま思えば、自分が思ってた限界って、ぜんぶ“ちょっとしんどい”の延長線だったんですよね。

でも、そこで踏ん張ってみた先には「まだいける」があった。
その経験が、自分の“物差し”を変えてくれた。
一度でも限界を超えると、次に同じ場面が来たとき、ちゃんと越えられる。

だから僕は、「自分で作ったリミットは疑ってかかる」ってことを意識しています。
超えた先にしか、見えない景色があると信じてるから。

三、自分を正当化して出来ないと言うな(経済的、時間的、物的の言い訳を、出来ない理由にするな。)

お金がない、時間がない、仲間がいない。
そういう「足りない」は、僕もずっと抱えてきました。
それを“理由にして動かない”っていうのは、すごく楽だし、誰にも責められない。

でもそれって、何も変わらないまま終わるってことでもあるんですよね。

僕自身、パソコン1台だけで始めた事業もあるし、
お金がなくて全部手作業でやってた時期もありました。
でも、「できることからやる」って決めて進めば、やれることってちゃんとある。

「揃ってから始める」じゃなくて、「足りない中でどう始めるか」。
そういう考え方が、自分の行動を変えてくれた気がしています。

四、金よりも大切な目的を持て。(金は手段であって目的ではないはずだ)

お金は大事です。でもお金が“目的”になると、魂がすり減っていくのを感じます。

僕も昔は「とにかく稼がなきゃ」と思っていた時期がありました。
なんなら今でも「お金」は大好きです。

でも、それだけで動いていると、燃え尽きるんですよね。

「誰のために」「なんのために」稼ぐのか。
目的があるからこそ、お金は“力”になる。
ただ持ってるだけじゃ重たいだけのものにしかならない。

お金は道具でしかない。その使い方を決めるのは、自分の“意思”だと僕は思っています。

五、常識を身につけ、常識を疑え。

僕は反骨精神が強いタイプなので、「常識なんてクソだ」って思ってた時期もありました。
でも、社会で動こうとすると、常識ってちゃんと理解してないと“話にならない”場面が山ほど出てくる。

だからこそ、一度は常識を身につけたほうがいい。

そのうえで、「このルール、本当に正しいか?」って自分なりに考える。
そうやって、自分のスタイルをつくっていく方が、結果的に信頼も得られる。

僕にとって常識は、「破るために学ぶもの」でもあったわけです。

そもそも、常識を知らぬものに常識が突き破られるわけもないのです。

六、信念を持て、そして信念に照らし合わせて行動しろ。

ただ目の前の売上とか、評価とか、数字ばっかり追いかけてるのにはやっぱり限界がある。
自分が何を大事にしてるのか、ちゃんと向き合わないと、
行動がブレて、気持ちもついてこなくなる。

「これは俺がやるべきことだ」と思える何か。
「どんなにきつくても、ここは譲れない」と思えるライン。
それが自分の“信念”であり“使命”なんだと思う。

何かを選ぶときの基準があるかどうかで、人生の濃さが変わる。

だからこそくるみはそれを体現するためにミッション・ビジョン・バリューを策定し、ビジョンマップを掲げています。

ビジョンマップ(表)

七、ずるい技法を探べ、しかし利用するな。

負け犬からの脱却十ヶ条の中でも1.2を争うくらい好きな言葉。

ズルい手を知っておくのは、大事。とっても大事。

騙されないためにも、回避するためにも、構造を理解することは必要だから。
でも、それを使って人を出し抜くようになったら、
自分自身の“信頼”を失っていく。

僕は、どんなに遠回りでも、誇りを持てる道を選びたいと思ってます。
結果を出すことも大事だけど、
「どうやって出したか」っていうプロセスも、ずっと残るから。

八、行動に迷ったときは、自分にとって苦しいと予測するほうを選択しろ。

正直、こっちのほうが楽だなって感じたときほど、
僕は「それ、逃げなんじゃないか?」って自分に問い直します。

しんどい方、怖い方って、成長のチャンスを含んでることが多い。
最初はきつくても、乗り越えた先で見えるものって、
たいてい“自信”や“突破感”だったりする。

迷ったら苦しい方を選ぶ。
それが、自分を進化させるルールの一つになっています。

九、人生美学を持ち、それに従いカッコよく生きろ(土下座をすることやボロを着ることもカッコいい場合がある)。

年取るとこういう言葉に対する捉え方も全然、変わってくる。

「かっこいい」って言葉、昔はちょっと照れくさくて避けてたけど、
いまは胸張って言いたい。僕はかっこよく生きたい。

逃げない、嘘をつかない、約束を守る。
言い訳せずに、自分の言葉と行動に責任を持つ。
その積み重ねが、信頼をつくっていく。

僕にとっての「かっこよさ」は、
人にどう見られるかじゃなくて、自分に対して恥ずかしくないかどうかです。

十、親を大切にしろ。(親とは、いまの自分が存在する要因となった人のことを言う)。

親との関係って、完璧じゃなくていいと思ってます。
感謝をうまく伝えられなかったり、距離をとりたくなるときもある。
でも、「自分という存在の出発点を大事にする」っていう姿勢だけは、
ずっと大事にしたいと思ってます。

僕は、いま生きてること、ここまで来られたこと、
そのすべてに「育ててくれた存在」が関わっていると思っています。

僕の人生には僕を育て、愛してくれた存在が、生みの親だけじゃなくて、沢山いる。

親を大事にすることは、過去を大事にすること。
自分自身を認めるための、大事な一歩でもあると思っています。

おわりに

この「負け犬からの脱却十ヶ条」は、
僕の“行動哲学”であり、“再起の証明”でもあります。

うまくいかない日が続くとき、
何を信じていいかわからなくなったとき、僕は何度もこの十ヶ条を読み返してきました。

なんだかんだ、高橋さんに洗脳され続けているのかもしれません。

いつか、近い将来、この会社を売上100億を超える企業に成長させることが出来たら。
高橋さんに会いに行って、おかげさまでなんとか会社をここまで成長させることが出来ました。
高橋さんのおかげです。

って、そんな風に伝えることが出来たらいいな、と。

本気でそう思っているのです。

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