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訪問看護師としてスキルアップするには資格が必要?おすすめの方法を解説

2024.01.25 精神科訪問看護とは


訪問看護師の方のなかには、スキルアップして訪問看護の道を究めたいとお考えの方もいるでしょう。しかし、実際にどうやってスキルアップすればよいかわからず悩んでいませんか?

訪問看護師としてスキルアップするにはいくつかの方法がありますが、資格を取得するのもおすすめです。

そこでこの記事では、訪問看護師におけるスキルアップの方法や取得しておきたい資格をご紹介します。


訪問看護師としてスキルアップする方法

この章では、訪問看護師としてスキルアップする方法を3つご紹介します。
スキルアップの目的に合わせて、方法を選びましょう。

訪問看護師になるための勉強については、「訪問看護師として勉強しておくことは大きく3つ|必要なスキルも解説」の記事でも詳しく解説しています。


実務経験を積む

実際に訪問看護ステーションに所属して、実務経験を積むのも効果的です。

勉強しているだけでは、現場でどのように看護するのかイメージが湧かない方もいらっしゃるでしょう。その場合には、学んだ内容を実践していくことで、より多くの学びや応用力などのスキルの習得も期待できます。

また、訪問看護では病棟での実務経験を活かすことも可能です。その分野に特化した看護の基礎知識や技術を習得するには、現場で働くことがもっとも有効といえるでしょう。


外部の研修や講義を受ける

外部の研修や講義・セミナーに参加するのもおすすめです。訪問看護に特化した内容の研修や講義・セミナーを受けることで、専門的な知識を学べます。わからない点があればその場で講師に聞けるため、理解を深めるのにも効果的でしょう。

ただし、訪問看護ステーションでは、病棟のように院内での勉強会や講義を開催していないところも多いため、外部で開催される場に自分で申し込んで参加する必要があります。


資格や認定試験を受ける

訪問看護に関係のある資格や、認定試験を受けるのも方法のひとつです。特定の内容を専門的に学べるため、現場で大いに活かせるでしょう。

資格は、訪問看護師になってからスキルアップのために取得するのもよいですが、転職時にも有利に働くことがあります。そのため、訪問看護への転職を検討している方にもおすすめです。

実際に取得するとよい資格については、次章で解説します。


訪問看護師のスキルアップにおすすめの資格

この章では、訪問看護師のスキルアップとして取得するとよい資格を3つご紹介します。

そのほかの資格について知りたい方は、「訪問看護師になるには資格が必要?必要な知識やスキルもあわせて解説」の記事もあわせてお読みください。


認定看護師

認定看護師とは、特定の分野において熟練した看護知識や技術を有し、多方面で質の高い看護を提供するための認定を受けた看護師を指します。元々21個の分野がありましたが、2026年に教育が終了してしまうものもあります。新しく認定された19個の分野のなかから、訪問看護師におすすめの分野は以下の通りです。

・在宅ケア
・認知症看護
・皮膚・排泄ケア

ほかにも、心不全看護や糖尿病看護など疾患に特化した分野も、持っていて損はないでしょう。

認定看護師になるには、実務研修が通算5年以上(うち3年以上は認定看護分野での実務研修)が必要であり、さらに認定看護師教育機関へ入学・修了したのち、認定看護師認定審査を受けて合格しなければなりません。



参照:公益社団法人日本看護協会「認定看護師」


専門看護師

専門看護師とは、特定の分野において専門的な知識・技術を有し、認定試験に合格した看護師を指します。認定看護師よりも、専門分野において卓越した看護実践能力を持っている必要があります。

専門看護分野は14個の分野にわかれており、そのなかで訪問看護師おすすめの分野は以下の6つです。

・地域看護
・精神看護
・老人看護
・慢性疾患看護
・家族支援
・在宅看護

最近では精神科に特化した訪問看護ステーションもあるため、精神看護の領域も注目されています。

専門看護師になるのは、看護系大学院修士課程修了者であり、日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準で所定の単位を取得している必要があります。さらに、実務研修が通算5年以上(うち3年間以上は専門看護分野の実務研修)あることが条件です。



参照:公益社団法人日本看護協会「専門看護師」


介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員はケアマネージャーとも呼ばれ、要介護者等が自立した日常生活を送るために必要な支援や専門的知識・技術を有し、介護支援専門員証の交付を受けた者を指します。福祉の現場ではもちろん、訪問看護でも大いに活かせる資格です。

介護支援専門員になるにはまず、保健医療福祉分野での実務経験(医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士等)が5年以上必要です。さらに、介護支援専門員実務研修受講試験に合格したのち、支援専門員実務研修の課程を修了しなければなりません。



参照:厚生労働省「介護支援専門員(ケアマネジャー) 」


訪問看護師としてスキルアップするには資格取得や実務経験がおすすめ

訪問看護師としてスキルアップするには、実務経験を積みながら、研修に参加したり資格を取得したりするのがおすすめです。在宅看護に特化した分野での資格もありますので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

「訪問看護師としての実務経験を積みたい」とお考えの方は、『訪問看護ステーションくるみ』で一緒に働きませんか?気になる方は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

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