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【第7回社長エッセイ】仕事のやりがい

2023.08.23 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第7弾!

 

こんばんは!

今週もやってまいりました、社長エッセイ!ハムさんver.です♡

今週のテーマは『仕事のやりがい』についてです!
ハムさんは仕事のやりがいについてどんなことを

“柄にもなく思う”のでしょうか……?♡

ハムさんのこのエッセイ〆の言葉、
すごくハムさんらしくて好きなんですよね(笑)

今週も楽しんでいただけるとうれしいです!

 

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どうも、共同代表の濱脇です。
前回までとは打って変わって、『仕事のやりがい』についてのお話です。

ここからは看護師を続ける理由として数回お話ししていければと思います。
また、ゆるりと見ていただければ幸いです。

 

看護師としての『仕事のやりがい』というといろいろあるのですが……

私はもともと外科系出身の看護師ですので、
患者さんが良くなって退院していく姿などを多く見てきました。

手術室はその治療過程の最前線を支える部署として存在しています。

手術が無事に終わって、
病棟で元気になった患者さんとお会いしたりすると、
治療の最前線で働けていることにものすごくやりがいを感じ、
毎日頑張っていたことを思い出します。

手術器具を覚え、手順を覚え、どうすれば手術を看護師の能力で短縮できるかなと、日々追求していたように思います。
それを後輩にも伝授するために、手順書を作ったり、先生の癖を見抜いたり、疾患や麻酔のことを勉強したりと毎日奮闘していました。

すごくしんどくなることもあったんですよ?
そんなうまくいくことばっかりじゃないし、失敗することも多々。
先輩にこっぴどく注意を受けたり、先生から注意を受けたり……

精神的に追い込まれることも少なくなかったように思います。

それでも、看護師を続けてこれたのは、
患者さまの元気になった姿を見ることで、疲れやしんどさも吹っ飛んでたからかもしれません。

 

病院を飛び出し、訪問看護の道に今は進んでいます。
まだまだ道のスタート地点から少し行ったところくらいです。

地域で働いていると、病院とはまた違うやりがいも感じるようになってきました。

 

訪問看護として大切なことは、
利用者さまの「自宅で過ごしたい」という気持ちを尊重することが
まず第一に挙げられると思います。

 

『訪問看護ステーションくるみ』は、
精神特化の訪問看護ステーションとして運営をさせていただいています。

さまざまな障がい特性がある状態で、
日常生活の上で起こる問題を
なんとか入院などせずに
ご自宅で解決したり、支援を受けたりしながら
生活を継続していけるように支える一端を担っています。

障がい自体をご自分で理解されていない方々ももちろんいらっしゃいますし、
自己理解がとても良くそれによって生活に悩んでいる人など本当にニーズはさまざまだなと感じています。

そんな病院とは少し違った世界で今奮闘をしているわけですが、
20年を超える看護師人生を歩んできて、自分がまだまだだなあと感じることがほぼ毎日のようにあるっていうのが、
看護師って仕事は奥が深いなあって思うんですよね。

 

まだまだ成長の余白があるのかと。まだまだ知らないことがあるのかと。
そう思うと、なかなかそんな仕事って見つからないよなって思うんですよね。

コミュニケーションスキルもまだまだ磨かないと利用者さんの想いを汲み取れなかったり、
他者との連携力というものもものすごく問われますし、同じ会社内での協調性も求められますし、
情報の把握能力や緊急時に自分で対応できる対応力、優先順位をつける力、
サービスの質を維持する持久力や体力などが必要だったりと、
勉強することや身につけないといけない能力(能力の質を向上させる)がいっぱいあるんです。

ほんといろんなことありますよ、毎日。
そう思うと、すごくやりがいのある仕事をやってるなって感じるんですよね。

 

私たち看護師は、病気を治療するわけではないです。

しかしながら、その治療過程において、患者さまや利用者さまの支えになり、
治療に向かう力を引き出すことは可能です。

病院とは違い、ご自宅で過ごされている方々の中には、
今の状態を維持しながらどうやって生活をしていけるかということに悩んでおられる方がたくさんいます。

 

一緒に悩み、一緒に考え、一緒にその時の最善の答えを出せれば出して、一緒に歩んでいく。

 

それが時に利用者さまの状態をよくしたり、治療に前向きになったり、
良い効果を生むことも少なくないです。

もちろん、うまくいかないこともたくさんありますが、
また根気よく一緒に考えたりすることで、共に歩んでいけるように全力を尽くす。

同じ看護師でも働く場所によって

役割は違うし、
考えることも違う、
対象者も違う、
支援の仕方も違う。

面白い職種だなあって心底思いますね。

 

看護師やめようってこの20年で何回も思ったことあります。

なんか難しいパズルをずっとやってる感じ。

けど、その先に利用者さまや患者さまの笑顔やよくなっていく姿、
喜んでいただける姿なんかがあるからこそ
やっていけるんだろうなと思います。

 

たくさんしんどいことも経験してきました。
これからもたくさん経験することがあります。

多分ですけど……
次生まれ変わったらって言われても、看護師なるかもですね(笑)。

そんなことを柄にもなく思います。

 

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『訪問看護ステーションくるみ』では現在、一緒に働く仲間を募集しています。

看護師資格や准看護師資格を持っていて、精神科訪問看護に興味がある方、ブランクがあっても歓迎します!!

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