精神疾患の原因とは?4つの要因や利用できるサービスを紹介
精神科訪問看護とは
厚生労働省によると、2017年時点での日本の精神疾患患者は約419万人であり、その割合は年々増えています。精神疾患への理解を深めることは、心と体の健康を保つ手がかりとなるでしょう。
この記事では、日本人が精神疾患にかかる理由や精神疾患を発症する要因などを解説します。
参照:厚生労働省/第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会

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精神訪問看護について詳しく解説しています。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
日本人はなぜ精神疾患になるのか
日本人の精神疾患患者さまの数が多いのは、日常生活の中で感じている「ストレス」や「不安」の多さが原因です。
日本人が、ストレスや不安を受ける原因として多いものには以下があります。
・自分や家族の健康状態の心配
・環境の変化
・収入についての悩み
・仕事についての悩み
・人間関係についての悩み
・生きがいについての悩み など
この中でも、健康や収入についての悩みは、多くの方がストレスを感じており深刻です。少子高齢化の続く日本では、自分の健康だけでなく、介護が必要な家族の健康について悩む方もいるでしょう。
また、日本では物価が上昇しているのに対し、会社員の収入が増加しにくい現状があります。お金についての悩みはストレスの元であり、精神疾患にかかる大きな原因の1つです。
このような背景から、日本人は精神疾患にかかりやすいといえるでしょう。
精神疾患の要因として考えられる4つの種類
精神疾患にかかる4つの要因と、かかりやすくなる精神疾患の例を解説します。
精神疾患にかかりやすくなる原因を知り、自分が日常生活のどんな場面でストレスを受けているのか理解しましょう。
生物的要因
精神疾患を抱えている方は健康な人の脳と比較すると、脳の構造がわずかに異なるとの報告があります。この脳の構造の違いが「生物的要因」です。
不安を感じると脳が過剰に感応してしまい不安障害を発症する場合や、脳梗塞などにより脳の構造が変化して統合失調症を発症する場合などがあります。
心配や不安を人より強く感じている方や、脳の病気にかかったあとから精神疾患を発症した方は、生物的要因があるかもしれません。
心理的要因
過去に精神的なダメージを受けたなどのトラウマがあったり、日ごろから不安を感じ続けていたりといった「心理的要因」が精神疾患の原因になる場合もあります。
過去の辛い経験から心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する方や、人間関係のストレスから適応障害・パニック障害を発症する方など、心理的要因による精神疾患はさまざまです。
ストレスを受ける原因を理解し、日々のセルフケア(ストレスを発散したり向き合ったりなど)を意識することにより、精神疾患を発症するリスクを減らせるでしょう。
関連記事:不安障害の治し方や種類について解説|訪問看護を利用するのも選択肢の1つ
環境的要因
職場や学校、家庭の状況など、精神疾患を招く場所や状況が「環境的要因」です。
職場での働き方や、学校でのいじめ、家庭内で生じる虐待などから強いストレスを受け続け、適応障害や不安障害を発症する可能性があります。
人間関係や労働環境などからストレスを感じている場合は、無理して我慢し続けるのではなく、環境を変えるのも有効です。
関連記事:適応障害の人にかけるとよい言葉とは?訪問看護の利用も選択肢のひとつ
遺伝
統合失調症や双極性障害(そう鬱病)などの精神疾患は、遺伝する可能性があるといわれています。
両親や祖父母など、近しい親族に精神疾患をお持ちの方がいる場合、自分も精神疾患を発症するリスクが高くなります。遺伝により発症する可能性がある方は、ほかの要因から受けるストレスや不安から遠ざけるよう心がけましょう。
関連記事:統合失調症で訪問看護を利用するには?サポート内容やメリットを解説
精神疾患で医療機関を受診する目安
精神的な不調は、心だけでなく体にもさまざまなサインとして現れることがあります。「もう少し様子を見たほうがいいのか」「受診するほどではないのでは」と迷う方も多いですが、早めに専門家へ相談することで症状の悪化を防げる場合があります。
体に現れる変化
精神的な不調は、自律神経の乱れなどを通じて体調にも影響を及ぼします。眠れない、途中で何度も目が覚める、朝早く目が覚めてしまうといった睡眠の問題が続く場合は注意が必要です。また、食欲が落ちる、頭痛や胃の不快感、倦怠感などの体の不調が2週間以上続いている場合も、心の状態が影響している可能性があります。原因がはっきりしない体調不良が長引くときは、受診を検討する目安となります。
心に現れる変化
気分の落ち込みや不安感が続くことも、受診を考える重要なサインです。憂うつな気分が2週間以上続いている、以前は楽しめていたことに興味が持てなくなったといった変化がある場合は、心のエネルギーが低下している可能性があります。また、考えがまとまらない、集中力が続かないといった状態が続き、仕事や家事、学業など日常生活に支障が出ている場合も、専門的なサポートを受けるタイミングといえるでしょう。
精神疾患の診断基準・診断方法
精神疾患の診断は、血液検査や画像検査だけで明確に判断できるものではありません。そのため、世界共通で用いられている診断基準に基づき、症状の内容や経過、日常生活への影響などを総合的に評価して行われます。
診断基準は「病名を決めるため」だけでなく、適切な治療や支援につなげるための共通のものさしとして重要な役割を果たしています。
国際的に用いられている診断基準の考え方
精神疾患の診断基準は、「どのような症状が、どのくらいの期間続いているか」「生活や社会活動にどの程度の支障が出ているか」といった点を重視して作られています。個人差の大きい心の状態をできるだけ客観的に評価するため、世界中の医療現場で共通して使える枠組みが整備されています。これにより、国や医師が違っても一定の基準で診断が行えるようになっています。
WHOが定めるICD分類の位置づけ
ICDは、世界保健機関(WHO)が作成している国際疾病分類で、精神疾患を含むあらゆる病気の診断に用いられています。日本の医療現場でも広く採用されており、保険診療や統計にも活用されています。最新のICD-11では、精神疾患の分類や表現が見直され、より実態に即した診断ができるよう改訂が進められています。
米国精神医学会が作成したDSM-5の特徴
DSM-5は、アメリカ精神医学会が作成した精神疾患に特化した診断基準です。症状の具体的な例や診断の目安が詳しく示されている点が特徴で、研究や臨床の現場で広く参照されています。日本でも精神科・心療内科の診断の参考として使われることが多く、ICDと併せて活用されることで、より丁寧な評価が行われます。
精神疾患を持つ患者さまが治療を受けられる場所
精神疾患にはさまざまな種類があり、発症のきっかけや症状、経過や治療法などが異なります。疾患ごとの適切な検査・治療を行うには、精神科や心療内科などの医療機関を受診し通院するのが一般的です。
しかし、中には「外出するのに抵抗がある」「薬をうまく管理できない」「大勢の人と関わると不安が強くなる」など、医療機関への受診が難しかったり、精神疾患と上手く関われない方もいます。精神疾患の治療には時間もかかるため、受診や治療がうまくいかないと、症状が悪化し日常生活に支障をきたす恐れもあります。
その場合は、訪問看護を利用し、自宅で支援を受けながら治療を受けるのも選択肢の1つです。
訪問看護では、精神疾患の方に対し以下のような支援を受けられます。
・外出や受診の補助
・服薬管理のサポート
・精神的側面からの支援
・日常生活を自立するための支援
・自立後の生活支援
訪問看護では、患者さまごとの精神疾患や生活スタイルに合うサポートを受けられます。「治療をしたいけど不安で動けない」「自分のペースで治療したい」という方は、訪問看護の利用も検討してみましょう。
関連記事:精神科の訪問看護を受けるには?対象者と利用の流れを解説!
精神疾患には精神科訪問看護の利用も可能
精神疾患の治療や回復は、通院だけで完結するとは限りません。症状や生活状況によっては、自宅でのサポートを受けながら療養を続けることが有効な場合もあります。そうした選択肢の一つが、精神科訪問看護です。医師の指示のもと、専門職が生活の場に関わることで、安心して日常を送れるよう支援します。
精神科訪問看護とは?
精神科訪問看護とは、精神疾患のある方を対象に、看護師などの専門職が定期的に自宅を訪問し、療養生活を支えるサービスです。主治医が発行する訪問看護指示書に基づいて提供され、症状の安定や再発予防、生活の質の向上を目的としています。外出や通院が負担になる方にとって、心強い支援手段となります。
精神科訪問看護で受けられるサポート内容
訪問看護では、気分や不安の変化といった精神面の観察に加え、睡眠や食事、生活リズムの確認など、日常生活全体をサポートします。服薬状況の確認や副作用の観察、医師や関係機関との連携も重要な役割です。また、本人だけでなく家族の相談に応じることで、周囲の負担軽減にもつながります。
料金の目安(保険や制度の適用も可能)
精神科訪問看護は医療保険の対象となり、自己負担は原則1~3割です。さらに、自立支援医療(精神通院)などの制度を利用することで、負担を軽減できる場合もあります。所得や利用状況によって上限額が設けられることもあり、費用面の不安を抑えながら継続利用が可能です。具体的な金額は状況によって異なるため、事前に確認すると安心です。
お困りの場合は訪問看護ステーション「くるみ」へ
精神疾患や心の不調で悩んでいる方、支え方に迷っているご家族の方は、一人で抱え込まずに訪問看護ステーション「くるみ」へご相談ください。
くるみでは、精神科に特化した看護師がご自宅を訪問し、症状や気持ちに寄り添いながら、安心して日常生活を送れるよう継続的にサポートします。医師や関係機関とも連携し、その方に合った関わり方を大切にしています。小さな不安でも構いません。まずは気軽にご相談ください。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市全域対象
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ご家族やご本人だけで支え続けるのは、どれほど大変なことか想像しています。 「少し話を聞いてほしい」だけでも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
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精神訪問看護について詳しく解説しています。
なぜ精神疾患になるのか理解することが大切です
精神疾患を予防・治療するためには「なぜ精神疾患になるのか」「自分がどのようなストレスや不安を抱えているのか」を知ることが大切です。原因となるストレスや不安を回避・解消し、精神疾患と上手に向き合いましょう。
「日常生活に不安がある」「身近な誰かに相談しながら精神疾患と向き合いたい」という方は、ぜひ一度訪問看護の利用を検討してみてください。
『訪問看護ステーションくるみ』では、利用者さま一人ひとりに合った支援や看護を提供しています。
ご質問がある方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
大阪市、寝屋川市、守口市、 平日・土曜・祝日 9:00〜18:00 ※訪問は20時まで
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