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【社長エッセイ】Vol.16 訪問看護ステーションくるみを立ち上げるに至った経緯と経験

2024.01.03 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『社長エッセイ』第16弾!

 

皆さま、2024 年になりましたね。
明けましておめでとうございます。

代表の濱脇です。

本年も訪問看護ステー ションくるみを
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、さまざまなコラムを書かせていただいてきておりますが、今回からは新しいテーマにてお話をしていこうと思います。

大きいテーマ「訪問看護立ち上げへの思い」と題しまして、ここから3個お話ししていければと思います。

まずは、立ち上げるに至った経緯と経験です。

今年も、拙い文章にて綴っていこうと思いますので、どうぞ温かい目で見守ってやってください。

 

この訪問看護ステーションくるみを立ち上げるに至った経緯から。

前にも少しお話ししたことがあると思いますが、私は病院を退職したとき、「企業看護師」というものに憧れておりました。

しかしながら、コロナ禍真っ只中の世の中だったこともあり、求人はほぼ皆無。

決まったと思いきや、内定取り消しなど苦渋を舐めておりました。

そんな中、家族を養っていかないといけないため目についた職業、それが訪問看護師です。

企業看護師になるという目標を諦めたわけではなく、そこに行き着くための過程として訪問看護にて勉強をしようと考えたというわけです。

 

産業カウンセラーの資格も取ろうと思い、夢に胸を大きく膨らませておりましたが、

いろいろと調べていくうちに軌道修正を余儀なくされて、訪問看護の世界に没頭していったのですが……。

 

そんな訪問看護で働き始めてから、
訪問看護の立場の弱さを目の当たりにします。

医療・福祉・介護という地域包括の世界の中で、訪問看護の立場は本当に弱く、病院やクリニックにはとてもものを言えるようなところではありません。

病院で働いていたときには絶対に気づかなかったと思います。

 

さらに、待遇の低さ。

病院で働いていると夜勤があったりするので、それなりに経験値を積んでいくと、給料面で困ることはそんなにないかなとは思います。

しかし、訪問看護の世界に来てから、こんなに大切な役割を担いながらも、給料面では病院で働いているときには遠く及ばず。

そのうえ、訪問看護ステーションによっては職員の人数が少なく、仕事が多忙になったりもあると思います。

興味や思いだけではなかなか難しく感じてしまうところもあるかもしれません。

病院のときのように、思うように休みが取れなかったり、大型連休や年末年始の休みが関係なかったり、手当がつかなかったりもするので、その辺に関してつらさを感じている方もおられるかもしれませんね。

 

私もこの世界に飛び込んでから、そういうところに関していろいろ疑問に思うところもあり、
同じ頃に訪問看護の世界に飛び込んだ共同代表の中野とよく話をしていたのを思い出します。

 

そんな話を、もう一人の現弊社の経営管理責任者である、ミスチルをきっかけに仲良くなった友人に話をしていたところ、

「そんなに不満があるなら自分たちでやればいいのに」

とお告げのように言われました。

 

その頃の私は、そんなことできっこないよって思っていました。

経営のノウハウもなければ、訪問看護の世界のこともそんなに知っているわけではない。

机上の空論、夢のまた夢なんて思っていました。

しかし、その友人はずっと本気で私たちに話をしてくれており、気づけば経営の骨子まで作ってきて私たちの背中を押してくれました。

 

けれど正直、半信半疑。

うまくいくかなんてわからない、失敗するんじゃないかってずっと思ってましたね。

怖かったですね。 家族もいるし。年齢も年齢でしょ。

それでもずっと「いける!!!」って言ってくれている友人が、そこにいるわけで。

 

私は中野とその友人じゃなければ、きっとこの事業をやろうという選択肢をとっていなかっただろうと思います。

人生最大の選択を委ねてもいいと思える2人だったからこそだと思うんです。

もちろん大変なのもわかっていたし、どうなるかもわからない。

それでもこの2人と仕事ができるのなら、絶対に頑張れるっていう、根拠のない自信だけはありましたからね。

 

訪問看護業界に一石を投じて、
もっと看護師さんの待遇をあげていって、
地域医療というものを充実させて、
地域包括ケアシステムというものを
もっと強固なものにしていける……

という可能性を感じたからこそ、

(大きなこと言うてます(笑)。
けど言葉に出すことが大事と教えられました)

この訪問看護ステーションくるみというものが
立ち上がったということです。

 

まだ、スタートしてから少し進んだところ。

これからやるべきことはたくさんあると思います。

まだまだまだ。これからこれから。

前進あるのみ。

そんなことを思いながら、年明けも頑張っていきます。

改めまして、本年も訪問看護ステーションくるみをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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