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【専務エッセイ】Vol.36 訪問看護のあるある

2024.09.11 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第36弾!

 

9月に入り、少しは暑さがマシになってくれるかと思いきや、まだ全然暑いですね。

日光が照らしているところは相変わらず暑い。

この暑さ、いつまで続くんでしょうね。

とはいえ、訪問は毎日あるわけで……。

車の中はサウナ状態になっていることもしばしば。

熱中症にまだ注意しなくてはいけない季節ですね。

ちょっと遅めの夏バテ気味の代表、濱脇です。

 

最近、エッセイのテーマ決めがなかなかいいのがなくて、絞り出して書いてる感じです(笑)。

今回のテーマは、訪問看護あるあるです。

この前、トイレとご飯事情はお話しさせていただいたんですが、その他にも訪問看護をしてると「そうよねー、わかる!」みたいなことは多数あるもんだと思っているのですが、あくまで主観なので共感が得られるかはわかりません(笑)。

では、お話ししていきますね。

ごゆるりとどうぞ。

 

訪問看護、いろんなあるあるが存在すると思います。

前回のエッセイでお話ししたご飯事情やトイレ事情なんかは、困ることも結構多いと思いますし、ここのコンビニはトイレを貸してもらいやすい、ここのトイレは綺麗でいつも寄ってしまう、とかあると思うんですね。

 

他に気になるのはやはり天候でしょうか。

雨の日って結構憂鬱なんですよね。

私は、車で訪問しているので移動は問題ないのですが、他の訪問看護ステーションの方々は自転車やバイクで回られているところもあると思うんですよね。

そうなると雨は天敵。

この時期になると台風も増えてきますしね。

この間の大型台風のときは、スタッフの安全を確保するために、訪問をなるべく大幅に振ったりという対策をとりました。

結果、関西にはそんなに大きな被害はありませんでしたが、ゲリラ豪雨とかになるとやはり恐怖を感じますからね。

ずっと晴れていてほしい……というが本音。

けれど、暑いのは嫌(笑)。

 

あとは、利用者様宅がわからずに迷ったりすることですかね。

住所はもちろんわかっています。

けれどですね……マップアプリがですね……違うところを案内したりしよるんですよ……。

こうなると大変。

住所周辺で歩き回って、側から見ると不審者(笑)。

物騒な世の中なのでね、勘違いされたりすることもあるんですよ。

私、実際に一回、警察に職務質問されたことありますから(笑)。

文明の利器とは便利なものではありますが、頼りすぎて迷うと八方塞がりになってどうにもならないこともありますからね……。

下調べできれば一番いいですが、なかなかそんな時間も取れなかったりするので。

 

けれど、いいこともありますよ。

訪問に回っていると毎日外に出ますからね、季節をより近くで感じることができます。

春は桜、夏は蝉の声、秋は紅葉、冬は街灯イルミネーションなど。

季節季節で写真を撮って、インスタにあげたりすることもありますしね!

利用者様との会話の話題にもなったりしますから。

病院で働いているときは、いつの間にか夜、みたいなことよくありましたからね。

季節を感じるにもあまり近くで……という感覚はなかったように思いますね。

 

その他は、移動時間を有意義に過ごしたりすることですかね。

訪問に回っているとテレビ見たりする時間ってめっちゃ少なくなったんですよね。

だから、ちょっと訪問の時間が空いたら車でテレビ見たり、訪問と訪問の間で買い物に行ったり、仮眠をとったり、頭の中を整理する時間を設けたり……などなど。

(もちろん時間が空いているときだけですよ。ほぼ移動で時間がとられてしまうことのほうが圧倒的に多いです)

訪問看護での仕事は、結構モチベーションを保つのが大変なように思うんですよね。

特に精神の訪問看護は答えが出ずにもやもやすることも多くて、悩みまくって気持ちが落ちてしまうこともあるので、モチベーションを保つのはとても大切なことと思って、リフレッシュを少しでもできる方法を毎日探しています(笑)。

 

あとは、利用者様とのコミュニケーションが楽しいことですね。

もちろん、深刻なお話をしていただいたり、大切な決め事の場所に居合わせたりもあるのですが、利用者様とのコミュニケーションでモチベーションが上がることも結構あるんですよね。

 

人は一人では成長できないもんです。

スタッフや利用者様、周囲の支援者の皆様によって成長を促されているように思います。

持ちつ持たれつ、ゆっくり・じっくり一人の利用者様との関わりを持てるのが訪問看護の大きな魅力ですからね。

訪問看護に興味を持っていただける看護師がもっと増えればいいのになって思います。

これからは、在宅医療の時代ですから。

さ、今日も訪問頑張りますかね。

では、また。

 

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