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【専務エッセイ】Vol.42 季節感を感じる喜び

2024.12.04 くるみの社長エッセイハムさんシリーズ精神科訪問看護とは

大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、濱脇直行が綴る『専務エッセイ』第42弾!

 

急に寒くなり、気づけば12⽉。

師⾛に突⼊し、今年も終わりに近づいています。

そろそろ季節的に副⿐腔炎と戦わなければいけないのではないかと思っている代表の濱脇です。

 

11⽉19⽇に訪問看護ステーションくるみは無事に⼆周年を迎えることができました。

ひとえに周囲の⽅々及びご利⽤者様のおかげです。

本当にありがとうございます。

今後も精進し、地域の皆様のお役に⽴てるステーションでありつづけたいと思います。

 

で、今回このタイトルにしたのには理由があって。

病院で働いていたときとか、訪問看護をスタッフとして働いていたときっていうのは、あまり12⽉、年末年始っていうのを考えて⾏動してこなかったんですよね。

もちろん年末年始にかかってくることでいつもとはいろいろと違うタスクが⾛ることが多かったような気はするんです。

でもこれが経営サイドに⽴つと「なんか忙しくない??」「めちゃくちゃ忙しいね……」って感じることが多くなったような感じがします。

 

なんなんですかね? 別に年末に決算があるわけではないのでアレなんですけどね……。

なんかやることが多いんですよね(笑)。

気にしないといけないことも増えたし。

ん?? これ、12⽉だからってわけじゃないですね(笑)。

ずっと忙しかった(笑)。

 

季節感覚ってのが、年々なくなっていってる感じはあります。

医療職の⼈って、結構いつの間にか季節が変わってたよねってこと多くないです?

(私だけかもしれないと思ってドキドキしながらこれを書いています。笑)

なんか、私気づいたら冬になっててですね……。

紅葉って今ですか? 今は秋? 冬?

12⽉だから……って思うんですけど。

めちゃくちゃ暖かかったりするので、季節感がどんどん薄れていっているんですよね。

 

そんななかで、やっぱりテレビで紅葉を⾒たり、クリスマスツリーを⾒たり、正⽉番組を⾒たり、特番があったりなんかすると、季節をグッと感じる瞬間があって、そういうのは結構嬉しかったりするんですよね。

⼿術室で働いていたときなんて、今が朝なのか夜なのかもわからなくなる瞬間なんかもありましたから。

それを思うと今は、⽇中外に出るというのが訪問を⾏うことでできているので、ありがたいなと思う瞬間ですね。

 

私、意外と季節感を⼤切にするというか……、そうなんです。季節ごとに本当は何かイベントがあってほしい。

けれど、最近多くの⼈と関わることに少し疲れてきている(完全に年齢的にそう思う)ところがあってですね。

でもやっぱり季節は感じたいので、その季節の美味しいものを⾷べたりで満⾜感を得るというここ数年です。

 

皆さんは、どれぐらい季節感というものを⼤切にしているんだろうなあってちょっと思ったりします。

それは、利⽤者さんに対しても同じように思いますね。

⼈によったら、この季節はしんどくなるから抵抗があるとか、季節の変わり⽬に体調を崩しやすいとか、いろいろあるんだと思います。

プラス⾯で考える季節とマイナス⾯で考えてしまう季節にどこか振り分けていたりしますよね。

 

不思議なもんですよね。

とはいえ、私が⼦どもだった40年ぐらい前なんて、夏も今より全然暑くなかったし、季節の変わり⽬ももっとはっきりしていたように思うんです。

今はどうです?

11⽉なのに夏⽇があったり……。変な季節に台⾵が来たり……。

これってやっぱり地球温暖化のせいなんですかね?

着る服に困るし、体調を整えていくことも⼤変に感じてしまうし。

なんかですね、季節によって訪問看護に対するニーズというものも変化してるんじゃないのかって思うんです。

特に精神に関しては。

 

調⼦のいい季節、時期があるんですよね、本当に。

毎年11⽉は調⼦が良くないんですとか、いつも5⽉になると⾵邪ひくんですとか。

科学的にこんなの⽴証するのってめっちゃ難しいんだろうなって思いますよね。

そんなニーズの変化に対して敏感に感じ取って、⼀緒に考えて解決していければいいなあと、いつも思いながら訪問したりしています。

 

⽇中に外に出るって⼤事ですね、本当。

⽣活リズムが狂ってしまうと戻すの本当に⼤変ですからね。

戻そうと思って戻せればいいんですけど、なかなかそうもいかないことも多い感じもあって。

⾃分もそうですが、スタッフさんもそう、利⽤者さんもそう、しんどくなる前に気づいていきたいですよね。

 

3年⽬に突⼊した訪問看護ステーションくるみですが、従業員も利⽤者さんも増えて⼤所帯になってきました。

けれど、こんなときこそ⼩さなサインを⾒逃さないようにアンテナはってしっかり仕事をしていきたいです。

今⽇はこの辺で。

 

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