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訪問看護師として知っておきたい4つのマナー|訪問時の注意点も解説

2024.01.08 精神科訪問看護とは





訪問看護は病院やクリニックなどとは異なり、利用者さまのご自宅へ直接訪問して看護を提供するサービスです。そのため、訪問時のマナーや身だしなみにはより一層配慮が必要です。

この記事では、訪問看護におけるマナーについて解説します。訪問先で失礼のないように、訪問看護師として働いている方はもちろん、転職を考えている方はぜひお役立てください。


訪問看護師として意識したい4つのマナー

訪問看護は、利用者さまが生活しているプライベートな空間で行われるサービスです。利用者さまとよりよい関係性を築くためにも、看護や日常生活上の支援を行うだけでなく、必要最低限のマナーを守ることが大切です。

この章では、訪問看護師として意識したいマナーを4つご紹介します。


挨拶

訪問時には毎回、利用者さまとその家族へ笑顔で挨拶をしましょう。初回訪問時には、自己紹介をすると相手の警戒心をやわらげられます。名刺を用意している場合には、名前の文字が隠れないよう持ち、両手で渡すのがマナーです。

また、訪問時間は厳守しましょう。遅刻はもちろんマナー違反となりますが、早く着きすぎるのも利用者さまの準備があるためよくありません。前の訪問先で時間が伸びてしまったなど遅れそうなときは、早めに連絡して到着予定時刻をお伝えしましょう。


言葉遣いや立ち振る舞い

利用者さまやその家族と話をする際は、もちろん敬語を使います。利用期間が長くなり関係性が築けてくると、親しい話し方になる方もいるかもしれませんが、敬意を払い適度な距離感を保つことがポイントです。丁寧かつはっきりと聞き取りやすい声で話しかけましょう。

また訪問先では、立ち振る舞いにも注意が必要です。以下の点に配慮しましょう。



・上着は玄関先で脱いでから入る
・靴は前向きで脱ぎ、その後向きを変え揃える
・雨具を入れる袋を持参する
・訪問バッグは床に置く(テーブルの上に置かない)
・物を借りる際は毎回声をかける
・お茶やお菓子は原則もらわない

一般的なマナーから、訪問看護ならではのマナーまで幅広く覚えなくてはなりません。なれてくると、看護や処置の際にそのまま物を借りたり扉を開けたりしてしまいがちですが、毎回声をかけるようにしましょう。
なかにはお茶やお菓子を出してくれるケースもあるかもしれません。訪問看護師はお客さまではないので原則いただかないのがマナーです。ただし頑なに断るのも失礼にあたりますので、臨機応変に対応しましょう。

精神科領域でのコミュニケーションの方法については、「【精神科訪問看護師が解説!】精神疾患を抱える方への重要な看護師のコミュニケーション方法とは?」の記事でも解説しています。


身だしなみ

身だしなみは訪問看護に限らず、看護師として意識すべき点です。清潔感のある髪型、服装を心がけましょう。

訪問看護では生活介助や処置がメインとなるため、動きやすい服装(指定があればその指示に従う)が望ましいです。かがんだ際に、胸元や背中が見えないものを選択しましょう。さらに、靴下の汚れや穴にも注意が必要です。汚れてしまったときを考え、予備の着替えや靴下を持っておくと安心です。


プライバシーへの配慮

訪問看護ステーション以外の場所では、個人が特定されるような会話や利用者さまの話をするのは厳禁です。ステーションの近くで生活している方が多いと思いますので、休憩中や仕事終わりなど、同僚と今日あった出来事を話してしまうことがないよう注意しましょう。

また、訪問先で案内された部屋以外に勝手に入ったり、家の周りをじろじろと見たりする行為もマナーに反します。


訪問看護におけるマナーでの注意点

訪問看護師として意識すべきマナーについてご紹介しましたが、なかにはマナーを守っていてもクレームを受けてしまうケースもあります。直接あなたの関わりが悪くなかったとしても、利用者さまや家族の受け取り方が異なったり、期待に応えられなかったりといったこともあるでしょう。

人によって、理想とするサービスや求める支援には違いがあります。万が一クレームを受けてしまったら、その事実や理由を真摯に受け止め、再発防止に努めることが大切です。

一方で、気になる点があってもなかなかいえない方もいます。クレームがないからといって、言葉遣いや対応がなれなれしくならないよう、日々向上心を持ち続けて接することが重要です。利用者さまの満足度を確認するには、アンケート調査を実施するのもよいでしょう。


訪問看護ではマナーを守って気持ちのよいサービスを提供しよう

訪問看護は、利用者さまのプライベートな空間で看護や支援を提供するサービスです。ご自宅に上がる際は、今回ご紹介したマナーを守り、真摯な立ち振る舞いを意識しましょう。

「在宅医療に興味がある」「訪問看護への転職を検討している」といった方は、『訪問看護ステーションくるみ』で一緒に働きませんか?当施設は精神科領域に特化した訪問看護ステーションであり、一緒に働くスタッフを募集しています。気になることがある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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