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訪問看護の営業におけるコツとは?主な営業先も紹介

2024.12.02 精神科訪問看護とは

訪問看護師として訪問看護ステーションで働く中で、「営業」を行う必要があるケースがあります。
病院で働いている看護師の方は、イメージが湧かないと感じて不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
今回は訪問看護の営業におけるコツはどのようなものか、また主な営業先も紹介していきます。
訪問看護ステーションへの転職に興味がある看護師の方はぜひ読んでみてください。

訪問看護の営業は看護師の仕事?営業を行う理由や目的

そもそも営業というと、別の職種の方が行うというイメージを持っている方もおり、看護師が営業を行わなければならないのかと考えている方もいるでしょう。
そして実際に営業を看護師が行わずに、限られた人や他のスタッフが行うというステーションも実際に存在しています。
ただし、営業の主な目的は下記と考えられています。

・利用者さまの獲得
・他職種連携

この2つが主となり、またこの2つにおいて重要となってくるのは看護師の存在です。
今後の利用者さまとの関わりや他職種との連携の円滑化を考えると、やはり看護師が営業を行っていくのが理想的と考えられるでしょう。

精神科特化の訪問看護の主な営業先

では訪問看護の主な営業先にはどのような場所があるのでしょうか。
ここでは主に精神科特化の訪問看護の場合の主な営業先について紹介していきます。

主な営業先は下記の通りです。

・医療機関
・市役所など公的機関
・就労支援事業所
・地域包括支援センター

それぞれみていきましょう。

 

医療機関

利用者さまの獲得が訪問看護における営業の大きな目的と前述しました。
そして利用者さまとなり得る方々がいる場所は、病院やクリニックなどの医療機関です。また利用者さまが訪問看護を利用するには、必ず医師の訪問看護指示書が必要となるため、病院やクリニックを通す必要があります。
そのため病院の地域連携室やクリニックの受付の方へ営業として挨拶回りをしていきます。

市役所など公的機関

市役所や区役所などの公的機関との連携も重要です。
精神疾患を抱えて地域で暮らしている利用者の方々は、社会資源の活用が難しい状況にある方が多いです。
しかし利用者さまが在宅で生活をしていくには、さまざまな福祉サポートを切らさずに受け続ける必要があります。
そのため精神障害保健福祉手帳や自立支援医療証の更新などの手続きを看護師が支援する必要があるケースも起こりうるでしょう。
そのような状況で公的機関へうまく連携をとるには、日頃から挨拶回りなど連携をとっておく必要があります。そのため自社のサービスについて該当の公的機関の福祉窓口の方々へ挨拶しておくのも良いです。

就労支援事業所

利用者さまの中には就労支援事業所を利用されている方もいます。
就労支援事業所の方々と普段円滑に利用者さまの情報を共有するだけでなく、もし就労支援事業所に訪問看護の支援を必要とされている方がいた際に、自社を利用してもらえるよう営業をするのも1つの方法です。

地域包括支援センター

地域包括支援センターには保健師やケアマネジャー、社会福祉士などさまざまな地域福祉の専門家が働いています。
地域包括支援センターは主に高齢者のケアプランの作成などを行っており、精神科特化訪問看護ステーションでは営業先として考えられにくいです。しかし居宅介護支援事業所や病院の地域連携室などの他の関係機関との繋がりを築くきっかけにもなり得るため、主な営業先として挙げられるでしょう。

効率的な営業活動を行うためのリスト作成と管理

訪問看護における営業活動を成功させるためには、リスト作成と管理が重要なポイントとなります。営業活動を行う前に、新規の営業先や既存の営業先の情報を的確に把握し、効率的に活動を進めるためのリストをまとめておくことが必要です。

リストには、以下のような項目を含めるとよいでしょう:

  • 営業先の名前、所在地、連絡先
  • 担当者の名前や役職
  • 過去の依頼や提供したサービスの履歴
  • 今後アピールしたい内容や訪問予定日

これらの情報を管理することで、営業活動を効率化し、的確なアプローチが可能になります。また、リストの管理者を明確にしておくことで、情報の更新漏れを防ぎ、スムーズな営業活動を維持できます。

さらに、訪問後には営業先から得た情報を整理し、次回の営業に活用できるよう記録を残しておくことが重要です。これにより、営業先との信頼関係を深めるとともに、的確なサービスを提供しやすくなります。

訪問看護の営業におけるコツ3選

訪問看護の営業先や営業を行う理由や目的について解説しました。
ここでは営業について慣れていない方も多いであろう看護師が、訪問看護の営業をうまくこなせるように営業におけるコツを3つ解説していきます。

第一印象に気をつける

看護師が訪問看護の営業において気をつけると良い点は、まず相手に与える第一印象です。
身だしなみや声のトーン、笑顔など、相手に与える第一印象は非常に重要です。この第一印象は営業だけでなく、利用者さまの初回訪問や利用相談などでも大切なポイントとなるため、清潔感のある身だしなみや明るい印象かつ丁寧な印象を与える声のトーン、表情について気をつけるようにしましょう。

伝えたいことを整理しておく

自社のサービスの強みや良い点など、営業に伺った際に伝えたいことを整理しておく必要があります。
せっかく営業にきたのに、大切な内容を伝えそびれたり、雑談のように終わったりしてしまってはもったいないため、事前に一番伝えたいことを整理しておくようにしましょう。
また営業として関係機関へ伺った際には、緊張してしまうかもしれません。もし頭が真っ白になってしまったとしても、一番伝えたいことだけでも簡単にメモしておくことで、伝えたいことをしっかり伝えられるでしょう。

営業に行くタイミングや時期を見極める

営業先として前述した関係機関は、どこも日々忙しい場所です。
その中で突然営業しに行っては迷惑と感じられてしまう場合もあるでしょう。
そのため営業にいくタイミングや時期を見極める必要があります。
また可能であれば、ご挨拶させていただきたい旨を電話などで連絡し、アポイントをとるのが理想的です。
難しい場合でも、クリニックや市役所などでは昼休憩など人が手薄な時間に伺うのは避ける、年末年始などの忙しい時期は避けるといったように、時期を見極めるようにしましょう。

参考:https://upward.jp/weblog/door-to-door-sales-tips/

営業活動を支える効果的なチーム連携の重要性

訪問看護における営業活動を成功させるには、チーム間の連携が欠かせません。営業活動は看護師個人の努力だけでなく、チーム全体でのサポートが鍵となります。たとえば、管理者が営業活動の進捗状況を把握し、必要に応じて助言や支援を提供することが、効率的な営業の実現につながります。

また、営業活動を行う看護師は、依頼内容や訪問先のニーズをチーム内で共有することが重要です。これにより、他のスタッフも営業先の背景を理解し、適切なフォローアップやアピールポイントを検討することができます。

さらに、営業活動に必要な資料の準備やリストの更新を分担し、効率的に進める仕組みを整えることで、営業活動がスムーズに行えるでしょう。チーム全員で営業目標を共有し、協力して活動に取り組むことで、訪問看護ステーション全体の信頼性を高めることができます。

 

新しいスキルを身につけられる訪問看護への転職がおすすめ

ここまで訪問看護の営業について解説しました。
病院で働いた頃には営業とは縁がなかったという看護師も多いかもしれませんが、訪問看護ステーションでは、看護師が営業を行うケースが多いです。
とはいえ、先輩や他のスタッフが同行してくれたり、マニュアルが整備してあったりなど過度に怯える必要はありません。むしろ1つの新しいスキルを身につけられると前向きに考えると良いでしょう。

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