摂食障害で訪問看護は利用できる?ご家族の対応と支援内容を解説
精神科訪問看護とは
摂食障害(拒食症や過食症など)でお悩みのご本人やご家族の中には、「自宅での生活が不安」「訪問看護を利用できるのだろうか」と考える方もいるでしょう。結論からお伝えすると、摂食障害にお悩みの方も精神科訪問看護を利用することが可能です。本記事では、摂食障害の症状や原因、ご家族ができる対応、精神科訪問看護で受けられるサポートについて詳しく解説します。
ご不安な気持ちが強い時や、文章を読むのがお辛い時は、無理をせず私たちにお声がけください。
精神科の専門スタッフが、あなたの状況に合わせてお話をお伺いします。まずはお気軽にご相談ください。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市、吹田市、尼崎市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
1. 摂食障害の症状・状態とは何か
摂食障害とは、食事の量を意図的に減らしたり、食べたものを無理に吐き出したりするなど、食行動に著しい不調をきたす状態を指します。大きく「神経性やせ症」と「神経性過食症」の2つのタイプに分けられます。
- 神経性やせ症(拒食症) 自分の体に対するイメージがゆがみ、体重が正常値を大幅に下回っていても、それが問題であるとは認識しにくいのが特徴です。体重増加への強い恐怖から過度な食事制限や運動を続けてしまうことや、食事量を減らした反動で過食し、自分で嘔吐や下剤の使用をしてしまうケースも見られます。ご本人は食欲が低下しているわけではなく、自身が病気であると認識していないことも少なくありません。
- 神経性過食症(過食症) 食事の量がコントロールできず、たびたび過食してしまう状態です。食べ過ぎによる体重増加を防ぐために、自ら嘔吐したり下剤を使用したりすることがあります。正常体重を保っていることも多く、周囲が病気に気づかないまま数年経過する場合もあります。嘔吐によるカリウム値の低下が筋力低下や不整脈を引き起こすなど、身体への影響も懸念されます。
関連記事:摂食障害の治療は何をするの?注意すべきサインや行動についても解説
2. 摂食障害のよくある原因
摂食障害の発症には、単一の原因ではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合っていると一般的に言われています。 対人関係や学校・職場での強いストレス、体重や体型への過度なとらわれ、環境の大きな変化などがきっかけとなることが多いとされています。自己評価の低さや、不安をコントロールすることの難しさが背景にあるケースもあります。 ※気になる症状や不調がある場合は、自己判断せず、まずは医師にご相談ください。
3. 放置しない方がよいサイン
摂食障害は、心と身体の双方に大きな負担をかけます。以下のようなサインが見られる場合は注意が必要です。
- 身体的サイン: 急激な体重の減少、極端な疲労感や倦怠感、めまい、女性の場合は月経の停止、頻繁な胃腸の不調やむくみなど。
- 心理的サイン: 食事や体重に関する過度なこだわり、体重が増えることへの強い恐怖、食事の場を避けるようになる、強い不安感や気分の落ち込み、孤立感など。
※これらのサインが見られる場合は、放置せずに早めに医療機関(精神科や心療内科など)を受診し、医師にご相談ください。
4. 家族や周囲ができること
ご家族のサポートは、ご本人にとって大きな支えとなります。家庭で対応する際のポイントは以下の通りです。
- 体重や食事量だけをゴールにしないこと 体重の増減や食事量にばかり注目してしまうと、背景にある不安やストレスといった心の問題が置き去りになりがちです。心と身体の両方を整える視点を持ち、見守ることが大切です。
- 回復のペースを他人と比べないこと 回復のスピードには個人差があります。回復は一直線に進むものではなく、良い時期と不安定な時期を行き来しながら進むのが一般的です。焦らず、ご本人のペースを尊重しましょう。
- 家族自身のケアも大切にする 「自分の育て方が悪かったのでは」とご自身を責めてしまう親御さんもいらっしゃいます。ご家族が心身の健康を保つことも重要です。抱え込まず、専門家や支援機関に相談してください。
5. 医療機関に相談すべきタイミング
極端な食事制限によって水分や栄養が全く摂れなくなっている場合や、急激な体重減少によって立ち上がれないほどの衰弱が見られる場合、または精神的な不安定さが強く日常生活に支障をきたしている場合は、すぐに医療機関(精神科、心療内科、かかりつけの内科など)へご相談ください。 医療機関では、身体状態を確認して必要に応じた栄養管理(点滴や入院治療など)が行われるほか、認知行動療法などの心理療法を通じて、食事や体型に対する考え方を整理していく治療が進められます。
6. 精神科訪問看護でできる支援
摂食障害の治療は医療機関の受診だけではなく、ご自宅での生活環境を整える継続的な支援が重要です。精神科訪問看護では、ご自宅に訪問し、以下のようなサポートを行います。
- 精神的サポートと生活リズムの調整: 丁寧な傾聴を通じて不安や悩みに寄り添い、安心できる環境づくりをサポートします。
- 身体的なケアと観察: 血圧や体温の測定、栄養状態や全身状態の確認を行います(数値のみに過剰にこだわらないよう配慮しながら支援します)。
- ご家族への支援: 日々の接し方へのアドバイスや、ご家族自身の悩み・不安に対する相談に応じます。主治医や他の支援機関と連携し、チーム体制で回復をサポートします。
7. くるみに相談できること
精神科に特化した訪問看護ステーション「くるみ」では、摂食障害でお悩みのご本人やご家族が、住み慣れたご自宅で安心して療養できるようサポートを行っております。 ご自宅への訪問を通じて、心身の状態確認やご家族の不安に対するご相談など、一人ひとりのペースに合わせたオーダーメイドの支援を提供いたします。訪問看護の利用をご検討中の方や、自宅での療養に不安を抱えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【対応エリア】 大阪市、寝屋川市、守口市、門真市、大東市、枚方市、吹田市、尼崎市 全域
よくあるご質問(Q&A)
- 訪問看護を利用していることを、近所の人に知られたくありません。 A. 訪問の時間帯や方法などは、ご相談に応じて調整することが可能です。プライバシーに配慮した形でご自宅へお伺いいたしますのでご安心ください。
- 本人が治療に消極的なのですが、家族だけでも相談できますか? A. はい、可能です。ご家族へのサポートや接し方のアドバイスも訪問看護の重要な役割です。まずはご家族の不安な気持ちをお聞かせください。
ひとりで抱え込まないでください。私たちがそっと寄り添います。
ご家族やご本人だけで抱え続けることの苦しさを、私たちは知っています。
「少し話を聞いてほしい」だけでも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市、吹田市、尼崎市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
参照:MSDマニュアル