大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、中野誠子が綴る『社長エッセイ』第84弾!
最近の突然の大雨は、まるで地球が怒っているかのよう。
環境について、本当に考えなければいけないなと思うこの頃です。
さて、今日は自分の嫌いなところについて語っていきたいと思います。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市、吹田市、尼崎市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
嫌いなところを「直さなきゃ」と思っていた
昔の私は、自分の嫌いなところを直そうとしていたんです。
もっとこうしたほうがいい。
もっと強くならなきゃ。
もっと人に優しくならなきゃ。
嫌いなところを見つけるたびに、「直さなきゃ」と思っていました。
実際に、直せたこともあるんです。
でも、なぜかしんどかった。
直したはずなのに、どこか自分じゃないような感じがする。
その違和感を、ずっと見ないふりをしていました。
でも、歳を重ねるにつれて、その違和感が少しずつ大きくなってきました。
「なんで私は、こんなに違和感があるんだろう」
そう思っていたとき、マツコ・デラックスさんの、
「幸せとは、他者を介在させずに喜びを得ること」という言葉を聞いて、
「あ、私って結局、他人の目を気にして、自分のことをちゃんと見てなかったんだ」と思いました。
人からどう見られるか。
どう思われるか。
どう評価されるか。
そんなことばかり気にして、自分自身を見ていなかったのだと思います。
だから、一度ちゃんと見てみようと思ったんです。
私って、どんな人なんだろう。
何が嫌いなんだろう。
何が苦手なんだろう。
どうして、こんな反応をするんだろう……
「そりゃそうやん。私って、こんな人やし。」
自分を見ていくと、不思議なことに、今まで嫌いだった自分の弱いところが、そんなに嫌じゃなくなってきました。
「ああ、そりゃそうやん。私って、こんな人やし。」
そう思えたんです。
弱いところがあってもいい。
不器用なところがあってもいい。
すぐ悩んでもいい。
それも含めて私なんだと思ったら、ものすごく楽になりました。
だって、自分がどれだけ頑張ってきたかを、一番わかっているのも自分だから。
誰かに「頑張ってるね」と言ってもらわなくてもいい。
誰かに「大丈夫」と認めてもらわなくてもいい。
自分だけは知っている。
泣きながら頑張った日も。
誰にも言わずに踏ん張った日も。
もう無理だと思いながら、それでもやったことも。
全部、自分が知っている。
だから、もう誰かに「わかってもらおう」としなくてもいい。
そして気づきました。
これが、「嫌いな自分を受け止める」ってことなのかもしれない、と。
自分を好きになるって、自分を見捨てないこと
嫌いなところを、無理に好きになる必要はない。
無理に受け入れようとしなくてもいい。
ただ、
「私はここが嫌なんだな」
「私はこういうところがあるんだな」
って、自分のことをわかってあげる。
それだけでいいと思います。
人のことは、
「その人にも、その人なりの理由がある」と考えられるのに、
自分のことになると、
「なんで私はこんななんだろう」と責めてしまいます。
でも、自分にも理由があります。
だからもう、嫌いな自分を消そうとしなくていい。
直せない自分がいてもいい。
弱い自分がいてもいい。
だって、自分の人生を一番長く生きてきたのは、自分なんだから。
誰よりも自分を見てきたのも、誰よりも自分のことを知っているのも自分。
だったらまずは、他人にわかってもらう前に、自分が自分をわかってあげればいい。
「そりゃそうやん。私って、こんな人やし」
そう言えるようになったら、不思議なくらい楽になったんです。
さいごに
嫌いだった自分のことを、いつの間にか少し好きになっていました。
自分を好きになるって、嫌いなところがなくなることじゃない。
嫌いなところがある自分を、それでも自分が見捨てないことだと思います。
あなたは、自分のことを、ちゃんとわかってあげていますか?
さあ、次は何を書こうかな?