大阪市全域を訪問区域とする『訪問看護ステーションくるみ』の代表、中野誠子が綴る『社長エッセイ』第83弾!
今回は、中村さんのコラムを見て「私も映画について書いてみたい!」と思い、書き始めたのですが……。
そう言えばひろさんも前に映画の話してましたね。
【CEOエッセイ】Vol.020 映画に教わった人生のこと。僕の好きな映画10選
映画の話になると、どうしても熱くなってしまうんですよね。
気づけば、かなり長くなってしまいました(笑)。
ジャンルもかなりバラバラです。
それでも、最後までお付き合いいただけますと嬉しいです。
私は、映画が好きです。
そして、私はニコラス・ケイジの大ファン。
もう「ニコラス・ケイジさん」ではなく、私の中では「ニコラス・ケイジ先輩」です。
どんな役でもできる。
熱い役も、クセの強い役も、繊細な役も、どうしようもない人間も。
「こんな役もできるんだ」と思わせてくれる、本当に素敵な役者さんです。
そして、原作がある映画なら、まず小説を読んでから映画を観る派。
自分の中で描いた世界と、映画で表現された世界を比べるのが好きなんです。
今日は、そんな私がおすすめしたい映画を10本、紹介してみたいと思います。
単純に「面白かった映画」ではありません。
私自身の思い出や、考え方、生き方に影響を与えてくれた、大好きな映画を選びました。
大阪市、寝屋川市、守口市、
門真市、大東市、枚方市、吹田市、尼崎市全域対象
“精神科に特化”した
訪問看護ステーション
「くるみ」
平日・土曜・祝日 9:00〜18:00
【日曜・お盆・年末年始休み】
※訪問は20時まで
対応させていただいております。
① THE ROCK
ニコラス・ケイジ先輩を好きになったきっかけのひとつ。
とにかくカッコいい。
でも、面白いのは単純な「正義vs悪」ではないところ。立場が変われば、正義も変わる。
「この人が悪い」と簡単に決めつける前に、その人がなぜそう考えたのか。
そんなことを考えさせられる作品です。そして何より、ニコラス・ケイジ先輩が最高。それしか言えない笑
② リービング・ラスベガス
人を「救う」って何だろう。誰かを変えようとするのではなく、ただ、その人のそばにいる。何かをしてあげることだけが支援ではない。そんなことを考えさせられる映画です。
そして、ここでもニコラス・ケイジ先輩。役によって、ここまで雰囲気を変えられるのか。
やっぱり好きです笑。そればっかり笑
③ CITY OF ANGELS
愛すること。失うこと。人生は永遠ではないからこそ、今ここにいる人との時間が大切になる。当たり前のように過ぎていく毎日が、本当は当たり前じゃない。そんなことに気づかされる映画です。
④ ショーシャンクの空に
どんな状況に置かれても、希望を手放さない。人生には、自分ではどうにもできないことがあります。それでも、自分の心まで誰かに奪わせなくていい。何度観ても、「生きる」ということを考えさせられる映画。私の中でも、ずっと残っている作品です。
⑤ BEAUTIFUL MIND
この映画との出会いには、思い出があります。
看護学校で、S先生に教えてもらって観たのが始まり。「これは、本当にいい映画だから」そう教えてもらって観ました。そして……
3回観て、やっと「そういうことか!」となりました。
最初に観たときと、2回目に観たときと、3回目に観たときで、見えるものが違う。
これは学生にもみてもらいたい!精神看護学概論の授業の事前課題としてみてもらいながら精神看護学看護の講義を展開していました。
人には、その人にしか見えていない世界がある。「理解する」ということは、自分の価値観に当てはめることではない。その人の世界を知ろうとすること。その大切さを実感します。これは、本当におすすめ。
⑥ JOKER
人は、突然壊れるわけじゃない。
小さな孤独。小さな傷。誰にも気づかれなかった痛み。そういうものが積み重なって、
人は少しずつ変わっていく。だからこそ私は、人の「ちょっとした変化」に気づける人でありたい。精神科看護をしているからこそ、いろいろ考えさせられる映画です。
⑦ 魔女の宅急便
ジブリの中で、ダントツで好き。定期的に観ます。何度観ても、キキを見ていると「私も頑張ろう」と思える。
うまくいかないことがあっても、落ち込むことがあっても、それでも前を向いていく。
そして、キキは頑張るだけじゃない。人に優しい。困っている人がいたら手を差し伸べる。自分がしんどいときでも、誰かを思いやる気持ちを持っている。そんなキキを見ていると、頑張る勇気。諦めない気持ち。人に優しくすること。いろんなことを教えてもらえます。大人になった今でも、私の背中を押してくれる。だから、今でも定期的に観ます。
⑧ 告白
私は湊かなえさんの本が好きです。
原作がある映画は、まず小説を読む。そのあと映画を観る。これが私のスタイル。
「告白」も小説を読んでから映画を観ました。あの世界観出せるの?半信半疑で見ました。そして映画を観て思った。松たか子さん、すごい。
静かな怖さ。感情を出しすぎないのに、ものすごいものが伝わってくる。小説で自分が想像していた世界を、役者さんがどう表現するのか。原作を読んでから映画を観る楽しさを、改めて感じた作品です。
⑨ セブン
人間の欲望や弱さ。そして、正義とは何なのか。決して気軽に観られる映画ではないけれど、観終わった後に、「人間って何なんだろう」と考えてしまう。
私は、観て終わりではなくその後に自分の中で考え続ける映画が好きなんだと思います。
⑩ 永遠の0
この映画が好きなのには、理由があります。
幼い頃、祖父と話をしているときに、戦争の話を聞いていました。私の祖父は空軍でした。だから「永遠の0」を観ると、幼い頃に話をしていた祖父のことを思い出すんです。
映画を観ているのに、自分の記憶まで一緒に蘇ってくる。
戦争を知らない世代の私にとって、映画を通して祖父を思い出せることも、
この作品が好きな理由のひとつです。
さいごに
こうして10本並べてみると、私が好きな映画には、ひとつ共通していることがあります。
「人間って、そんなに単純じゃない」強そうに見える人にも弱さがある。
悪く見える人にも、そこに至るまでの背景がある。理解できない行動の裏側にも、その人なりの理由がある。
そして映画って、自分が生きてきた時間によって、同じ作品でも見え方が変わるんですよね。
以前観た映画を、今観たら違うことを感じる。子どもの頃の記憶と重なって、特別な意味を持つ映画もある。
そして、何度観ても自分を励ましてくれる映画もある。
だから私は、映画が好きです。
映画からもらった言葉や感情が、いつの間にか自分の生き方の一部になっている。
看護も、経営も、結局は人と人。その人の背景を想像すること。その人が見ている世界を知ろうとすること。
そして、しんどいときでも誰かに優しくできる自分でいること。
そんなことを、私は映画からも教えてもらってきた気がします。
そして最後に。
私の映画人生には、かなりの確率でニコラス・ケイジ先輩が登場します。笑これからも、どんな役を見せてくれるのか楽しみです。
さて、あなたの人生に残っている映画は、なんですか?